ブックタイトルRESOL PRESS2018春号（B）

概要

RESOL PRESS2018春号（B）

歴史上の人物に想いを馳せて文禄・慶長の役で武勲を立て、名を上げる朝鮮半島への遠征軍に参陣した際、宗茂は多くの武勲を立て、秀吉からも「日本無双の勇将たるべし」との感状を拝領した。慶長の役では、加藤清正が数万の敵軍に包囲され、他の武将が危険な救出に二の足を踏む中、宗茂は自らの手勢千名だけを率いて救援に駆け付けた。これにより清正は助かり、宗茂は仲間のためにどんな危険にも立ち向かっていく、義に厚く、戦に強い武将として名を高めた。清正からは「日本軍第一の勇将」と絶賛されたという。episode 2関ヶ原の戦いで西軍につき、改易される慶長５（1600）年の関ヶ原の戦いでは、直前に徳川家康から東軍側に誘われるも、「秀吉公の恩義を忘れて東軍につくのなら命を絶った方が良い」と拒絶。西軍の大津城攻略に貢献するが、その間に西軍本体は関ヶ原で敗北する。柳川に戻った宗茂は、東軍の鍋島直茂、加藤清正らに攻められ、降伏開城した。なお、近畿から九州へ撤退する途中、実父・高橋紹運の仇である島津義弘が関ヶ原から落ち延びてくるのに遭遇。家臣たちは弱り切った島津軍を討つべきだと宗茂に迫るが、「敗軍を討つのは武士の誉れにあらず」と答え、共に九州まで撤退したという。episode 3牢人時代の自分磨き開城後、立花家は改易、宗茂も牢人（主家を失い、俸禄を失った武士）となった。その後は御家再興を期して少数の家臣とともに京や江戸を浪々とし、家康の許しを待つこととなる。この間に宗茂が行っていたのが、今でいう「自分磨き」である。慶長７（160２）年には日置流弓術の免状を得ている。また、武芸だけではなく、茶道や能、蹴鞠、連歌など、大名に復帰したときに備えさまざまな教養の習得に努めた。episode 4◆水郷柳川観光柳川の名物グルメ藩政時代の遺産が息づく柳川は、延長60kmにもおよぶ堀割と共生する世界有数の水路のまち。風情ある堀割を約１時間かけてどんこ舟で回る“川下り”は、柳川観光の目玉！◆うなぎのせいろ蒸しうなぎの芳醇なうまみが存分に味わえる、柳川を代表する名物料理。ほかにも柳川鍋や、有明海でとれるムツゴロウなどの珍味もオススメ！メニューNo. 752198宗茂にならって自己研鑽！牢人中、武芸の技術の研磨および幅広い教養の習得に努め、見事大名に復帰した宗茂。普段から自分を磨いていれば、いざという時に役立つのは現代でも同じ！資格取得を目指そう！ 特技を身につけよう！通勤講座～スキマ時間で学べる資格講座～スマホやタブレットがあれば、「いつでも」「どこでも」学習できます！会員特典FPや簿記などの講座を優待価格でご案内柳川へ行ったら、川下りははずせない！メニューNo. 650115資格の学校TAC短期合格を第一としたコンテンツをご提供！メニューNo. 650397ベターホームのお料理教室すぐに役立ち、一生使える料理の基本が身につきます。メニューNo. 640332ミズノゴルフスクールレベル、ライフスタイルに合わせて、ゴルフを楽しく上達。メニューNo. 650168会員特典①入会金無料　②受講料10％割引会員特典ベターホームで使えるお買物ポイント　2,000円分をプレゼント入校金無料（通常3,240円）会員特典? 川下り乗船料 ?下百町乗船場～御花（約60分）おとな 1,500円?1,350円こども（5才～小学生） 800円?720円会員特典へ き福岡柳川市柳川城址立花家史料館立花氏庭園（御花）西鉄柳川駅三柱神社柳川市20844338544318767西鉄天神大牟田線沖端川宗茂ゆかりの地、柳川へ行ってみよう！大名へ復帰し、旧領を回復慶長10（1605）年、幕府より御書院番頭（将軍の親衛隊長）の役職を与えられ、その後すぐに２代将軍・秀忠の御伽衆（主君の側で政治や軍事の相談役となる職掌）に採用される。この時奥州１万石の領地を与えられ、大名に復帰した。家康は後年、「若い秀忠には律義で経験豊富な人間が必要だ。宗茂こそふさわしい」と語っている。その後は両度の大阪の陣にも参陣。秀忠の下で参謀と警固を務め、徳川方の勝利に貢献した。その後も将軍家に仕えた宗茂は、元和６（1620）年、ついに旧領の筑後柳川約11万石の再封を申し渡される。関ヶ原に西軍として参戦し、改易されてから旧領を回復した大名は、宗茂ただ一人である。宗茂と誾千代、道雪が祀られるぎん ち よ◆三柱神社（みはしらじんじゃ）立花宗茂公と妻・誾千代姫、岳父戸次道雪公が祭神として祀られている。雄大荘厳な風格の社殿と緑陰広がる境内は柳川の名所のひとつ。【アクセス】西鉄柳川駅から徒歩5分episode 5おとぎしゅう21