これからのお金と私
これからのお金と私

第3回

投資には大金が必要?

預貯金だけでは不安な時代 少額からでも投資に

イメージ

第3回の担当

三菱UFJ信託銀行
依田さん

ー毎月家計がカツカツで投資に回す余裕がありません…まとまったお金が入ったときで大丈夫ですよね?

1万人アンケートの結果でも、まとまった資金が手に入ったときに、投資を検討し始める人が圧倒的でした。具体的にはボーナスや相続などと考えられます。投資をしないと今日・明日に困る、というわけではないので、どうしても後回しにしがちですね。

ー毎月、一定額は預貯金に回していますが、それだけではダメですか?

人生100年時代といわれる今、将来に備えて“お金を育てていく”という意識が大切です。普通預金は超低金利で、ただ預けているだけでは残念ながらほとんど増えません。また、現役世代が年金をもらうころには、支給開始年齢も上がるといわれており、支給金額もどうなるかわかりません。これまで預貯金に回していたお金を、これからは投資に充ててみてはどうでしょう。毎月5,000円、1万円などの少額からでも始められるので、今までためた分は動かさなくてもかまいません。

Q.投資を検討をしたきっかけは?(上位5位)

MUFG資産形成研究所「金融リテラシー 1万人調査の概要」から抜粋。

回答者: 企業勤務者のうち投資を検討したことがある人

ーこの先、結婚や出産などで環境が変わったときに、ずっと一定額を投資し続けられるか不安です。

たとえば「つみたて投資」には、途中で投資金額を変更することが可能な商品もあります。無理のない金額で長く続けることを考えて。少額で少しずつ買うことで、お金をつくるための時間を分散させているのです。長く続けることで購入価額もおのずと平準化されるので、リスクを分散させることにも有効です。

今回のまとめ

無理なく続けられる金額で長く続けることが大切

ご留意事項

・本稿に掲載の情報は、ライフプランや資産形成等に関する情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の取得・勧誘を目的としたものではありません。

・本稿に掲載の情報は、すべて執筆者の個人的見解であり、三菱UFJ信託銀行の見解を示すものではありません。

・本稿に掲載の情報は執筆時点のものです。また、本稿は執筆者が各種の信頼できると考えられる情報源から作成しておりますが、その正確性・完全性について執筆者及び三菱UFJ信託銀行が保証するものではありません。

・本稿に掲載の情報を利用したことにより発生するいかなる費用または損害等について、三菱UFJ信託銀行は一切責任を負いません。

・本稿に掲載の情報に関するご質問には執筆者及び三菱UFJ信託銀行はお答えできませんので、あらかじめご了承ください。