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2012.10.01

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病気・医療

生理的体重減少

赤ちゃんが産まれるとすぐに、一時的に体重が減少します。これを、生理的体重減少と呼びます。

母乳と人工栄養の場合とでは若干違いがありますがおっぱいを十分に飲めるようになるまでの少しの間、赤ちゃんの体重は減り続けます。これは、もともと水分が多い赤ちゃんが、十分に水分を取ることができず、おしっこやうんちなどで水分が出てしまうために起こる現象。通常は生後3日くらいまで減り続け、その後徐々に増えていって、生後7〜10日くらいになると、ほぼ出生時の体重まで増加します。

体重の減少は出生時の体重の10〜15%程度と言われており、母乳の出が悪い場合などは、やや減りが大きくなるようです。

赤ちゃんは生理的体重減少があることを前提に産まれてきていますから、体重が減っても大丈夫。体力が落ちることもありません。