


第6回
つみたてNISAって何?(基本編)
第6回の担当
三菱UFJ信託銀行つみたてNISAは少額から毎月コツコツ、長期での積立投資を応援してくれる制度。毎年40万円まで投資でき、最長20年間、投資から得た利益が非課税となります。非課税期間の途中で運用商品を売却して資金の引き出しができるので、気軽に投資に踏み出せる制度です。
ゼロになることは非常に考えにくいです。つみたてNISAの投資対象は主に投資信託。投資信託には何十社もの株式など複数の銘柄が組み入れられているので、そのすべての価格がゼロにならない限り投資信託の価格もゼロにはなりません。ただし価格は日々変動し、リーマンショックのような経済危機には大きく値下がりすることもあります。
実は値下がりのときこそ積立投資のチカラの見せどころ。つみたてNISAでは毎月同じ商品を同じ金額分購入します。つまり、値下がりのときには量をたくさん買えるのです。そのため保有している商品の購入単価が平準化され、商品の価格が戻ってきたときに利益が出やすくなる効果が期待できます。リーマンショック後、各資産は5年程度で元の価格水準に戻りました。積立投資はこのような価格の戻り時にチカラを発揮するのです。
今回のまとめ
積立投資で運用資産の値動きを味方に
・本稿に掲載の情報は、ライフプランや資産形成等に関する情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の取得・勧誘を目的としたものではありません。
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