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個性を捉えなおす

わが子がほかの子と比べて、気が弱かったり、引っ込み思案だったりすると気になりますよね。もっと積極的に友達と関わってくれたらと思うかもしれません。でもこれはその子の個性。気が弱い、引っ込み思案というのは、状況をよく見ていたり、気持ちがやさしかったり、感受性豊かということもあるでしょう。これを捉えなおし、リフレーミングといいます。気が弱いのに、無理に「一緒に遊んできなさい」と追い立てることは逆効果。子どもなりに状況を見ているので、ペースで少しずつ関われるようになっていくでしょう。大人でも、人見知りだけど仕事の打ち合わせはできますよね。自分のタイプを知りながら、状況に応じて行動できるようになればいいのです。子どもが困っていれば、相談しながら、対応の方法を一緒に見つけていくといいでしょう。

2024.04.01

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育児

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川遊びの事故に注意

川遊びで子どもが命を落とす事故が後を絶ちません。サンダルを流して、拾おうとして命を落としたり、助けようとした子どもが溺れて命を落とすというケースもあります。小学生以下で川遊びする場合、必ず大人と一緒にが原則です。浅い川だと思っても急に深みがある場合もあり、先ず大人が水に入って確認することも大事です。複数の子どもの安全を守ることはできないので、水に入る場合は大人と子どもは1対1を基本にしましょう。川遊びをするときは、脱げにくい靴を履く、サンダルが流されても拾わない、溺れている人がいたら自分で助けに行かず、119番通報し、大人を呼ぶことを伝えましょう。大人数でバーベキューしながらの川遊びは、「誰かが見ているだろう」という気持ちになり事故が起こりがちです。誰が子どもを見るのかを明確にしましょう。

2024.04.01

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窓からの転落に注意

乳幼児期に多いのが窓からの転落です。乳児の場合、気を付けたいのが、ベビーベッドからの転落。つかまり立ちできるようになって、足をかけた拍子に空いていた窓から転落するという事故もありますから、ベビーベッドを窓の横に置かないことを基本にしましょう。窓際のソファーに上って、窓から転落する事故もあります。配置など工夫することが大切です。ベランダに置いたイスやテーブル、植木鉢やエアコンの室外機も足場になりますから要注意です。重ねて土台にし、外を見ようとして身を乗り出し転落する可能性があります。旅行先の宿泊施設では、まず窓のロックやどの程度窓が開くのかなど確認しましょう。宿泊施設では窓際にベッドが配置されていることも多く、旅行先でテンションが上がってベッドで飛び跳ねた拍子に転落することもあります。

2024.03.01

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新生児の肌ケア

赤ちゃんは肌がみずみずしい印象がありますが、お母さんのお腹にいたときは、羊水に包まれていました。そんな赤ちゃんがお腹から外に出てきたのですから、乾燥しやすいというわけです。赤ちゃんの皮膚はとても薄いため、十分に保湿してあげることが必要です。赤ちゃんの肌が乾燥すると、肌荒れしたり、細菌やウイルスが体内に入ってしまう可能性があります。アトピー性皮膚炎などの予防のためにも、全身の保湿ケアが必要と言われています。入浴時には低刺激の洗浄剤を泡立てて、手のひらや指の腹でやさしく洗います。丁寧に洗浄剤を流したら、水分をしっかりふき取り、保湿剤をたっぷりと付けます。保湿剤は入浴後や着替え時などに、しっとりするくらい塗ります。乾燥しやすい季節だけでなく、夏場なども塗ってあげることが大事です。

2024.03.01

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包丁を持たせるとき

料理のお手伝いは、野菜などの食材に興味を持ったり、食材に触れ指先を使ったり匂いを感じたりと、五感を育みます。レタスをちぎる、玉ねぎをむく、切ってある野菜をサラダ用に盛り付けるなどは低年齢でもできます。包丁を使いたいという子もいるでしょう。子どもが興味を持ち、注意を守れるのであれば3歳前くらいから包丁を使える子もいます。使うときには、まず約束をします。大人と一緒のときだけ、人に向けない、包丁を置くときは横向きにして刃を奥に向けることなど。指を切ってしまわないかと心配だから、プラスチック製で切れにくいものをと考える方もいますが、切れないと力を入れてかえって危ないこともあります。手の置き方を教え、子どもが握りやすくしっかり切れる包丁を丁寧に扱えるように経験させるといいですね。

2024.02.01

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災害時の授乳

災害時はストレスで母乳が出なくなるということを聞いたことがありますか。もちろんお母さんによっては一時的に出にくくなることはありますが、赤ちゃんにおっぱいを吸ってもらっていると出るようになります。災害後の暮らしや避難所生活の中でいつも通り授乳することは赤ちゃんの安心にもつながります。避難所などで一律に粉ミルクや液体ミルクが配布されることがありますが、いつも通りの授乳を継続できるような支援が必要です。母乳をあげている場合はそのまま母乳をあげましょう。感染症などから赤ちゃんを守ることにもなります。母乳の場合は授乳スペースを確保する、粉ミルクの場合はミルク用のお湯を用意し、哺乳瓶を洗える環境を整えるなどが必要。液体ミルクを哺乳瓶に移し替えて授乳する場合も、毎回哺乳瓶を洗う必要があります。

2024.02.01

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ゲームで負けて怒る

幼児期、少なからずいるのがゲームで負けて怒る子ども。家族や友だちと楽しくカルタやボードゲームをしていたのに、負けがわかると突然不機嫌になり怒ったり、泣き出したり。親としては「ゲームなのに」「楽しくやればいいじゃない」と思い、ちょっと面倒な気分になるかもしれません。もちろん、大人になってもスポーツ観戦でなどで自分の応援しているチームが負けると不機嫌になることがありますよね。子どもは、感情の切り替えに時間がかかるので、ずっと泣き続けたりぐずったりする場合があります。でも、それは悔しかった、残念だったという自分の気持ちと格闘している証拠。怒りだしたからと言って、「もうゲームに入れない」など排除しないことが大事です。「悔しかったね。落ち着いたら声かけてね」と子どものペースに任せてみましょう。

2024.01.01

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数やひらがなを教える

子どもが年中・年長さんになると、「数を教えた方がいいかな」「ひらがなを覚えさせたい」と思うお母さんお父さんも多いでしょう。覚えさせなきゃと、いきなりドリルなどをさせるのは逆効果。無理やり覚えさせようとすると、子どもが嫌がることもあるでしょう。そんなときは、生活の中で体験しながら覚えるのが一番です。自分の年を指で示したり、お風呂で「あと10ね」などと一緒に数えてみたり。「お皿を家族3人分並べてね」など、お手伝いに巻き込みながら、数の概念に触れさせてみましょう。ひらがなは、自分の名前をまず覚えられると、うれしいもの。子どもの持ち物に名前を書いて、「これは○○くんの」と認識できるようになると字の形で覚えていきます。絵本を読みながら、「ボクの名前の“あ”だね」など、見つけるのも楽しいでしょう。

2023.11.01

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泣き止まなくてつらい

赤ちゃんが泣き止まないと、つらいですよね。授乳もした、オムツ替えもした。でも泣き止まない時は、まずは抱っこが最強です。不安になって泣いていることもあるので、抱っこしてあげましょう。また、大人でも何となくモヤモヤすることがありますが、赤ちゃんも泣きたいときがあります。何をしても泣き止まない時は「泣きたいんだね」と受け止めましょう。親自身がつらい時などは、赤ちゃんの気分の切り替えを手伝うのも一案です。窓の外を見せたり、鏡に赤ちゃんの顔を映してみたり、うちわで風を送ってみたり、お散歩に行くのおすすめです。ちょっと違う刺激を感じさせて、気分を紛らわせてあげるということです。どうしても泣き止まずつらくなったときは、赤ちゃんを安全な場において、深呼吸。音楽をかけるなどリラックスしてみましょう。

2023.11.01

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祖父母に頼るとき

働くお母さんも増えて、祖父母の家の近くに住んでサポートしてもらう家族も少なくありません。祖父母は孫がかわいいので積極的に手伝ってくれる場合がほとんどですが、親しき者にも礼儀ありで、感謝と尊重を忘れないようにしましょう。出産年齢が高くなっていますから、祖父母も高齢化しています。サポートを頼む場合、まずは、祖父母の状況や要望を確認しましょう。祖父母も働いていたり、地域活動が忙しいケースもあります。祖父母の日常を考慮することも大切です。もうひとつは体力。抱っこやおんぶ、ベビーカーを押したり、一緒に連れ歩くのも体力が必要。預ける場合は短時間から様子を見ましょう。毎日は大変ということなら、自治体のファミリーサポートや一時預かりなども併用しましょう。そして感謝の言葉はきちんと伝えましょう。

2023.09.01

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男らしさ女らしさ

つい「男の子なんだから泣かない!」「女の子なんだから、女の子らしい服を」なんて、子どもに声をかけていませんか。以前よりは意識されるようになりましたが、相変わらず女の子はピンクや赤色、男の子は青や黒色、ご飯を作るのはお母さん、仕事に行くのはお父さんというような刷り込みが少なくありません。絵本でもバスの運転手は男性で、花屋は女性という登場人物がほとんどのような気がします。親自身が意識して「女の運転手さんもいるよね」など、時によって声をかけることも大切です。遊び方も「男の子なのにままごとばかり」「女の子なのに電車遊びやブロックばかり」と嘆くことはありません。その子が好きなものをぜひ認めてあげましょう。子どもの遊びは特に、親や周囲の環境から感じたことを再現していることが多くあります。

2023.09.01

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お父さんの抱っこひも

最近ではお父さんが赤ちゃんを抱っこする様子もよく見られるようになりました。お母さんもですが、抱っこひもを使うときには、赤ちゃんと親が密着していることが基本です。赤ちゃんも安定しますし、抱っこしている親の方も重心がぶれにくくなります。肩や腰への負担が軽くなり、疲れにくく、歩きやすくなります。抱っこひもの使い方が不安定だと、赤ちゃんが固定されず、かがんだ時に落下してしまう原因にもなります。基本的な考え方は、素手で抱っこしたときの赤ちゃんの位置を参考に、抱っこひもの留め具などの長さなど調整することです。女性と男性では体型も違うので、お父さんの使用頻度が高いならお父さん用を用意するのもおすすめ。装着方法が商品によって異なるので、購入店でできれば試着し、使う前に何度か練習しましょう。

2023.08.01

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上の子にイライラ

赤ちゃんを育てているお母さんから「上の子がいうことを聞かない」「忙しいのに、見て見てってうるさい」などの悩みを聞くことがあります。上の子が言うことを聞かなかったり、過剰に親を呼んだりするのは、心が満たされていない証拠。自分をもっと見て欲しいというサインです。「見て!」と言われても、下の子の世話をしていたり、家事で手が離せない場合は「○○が終わったら行くね」と見に行けるタイミングを伝えましょう。伝えたら、ちゃんと見に行くことです。「見て見てサイン」は、絵をかいたりブロックができて、その喜びを共有したい気持ちの表れです。言うことを聞かない理由はいろいろありますが、これも自分を見て欲しい、もっと甘えたいという場合も多いものです。上の子の気持ちをちょっと推しはかって対応してみましょう。

2023.08.01

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子ども服の安全

子ども服が原因で、事故が起こることがあります。フードやひもがすべり台やジャングルジムに引っかかる、自転車のチェーンに絡まる、子ども同士が引っ張り合って事故になることもあります。国が定めたメーカー向けJIS規格では「4129(ヨイフク)」として、安全基準を示しています。フードは引っかかったり引っ張られる可能性があるので注意が必要、ひもは、特に先にぽんぽんが付いていたり飾りボタンが付いていると引っかかりやすくなります。頭や首周りから垂れ下がっているひもはNG、背中から出るリボンやひもは付けられません。上着やズボンなど、股より下の裾に垂れ下がったひもは付けられません。子ども服を購入するときはついかわいらしさで選んでしまいがちですが、「この服は子どもに安全か」という視点を優先しましょう。

2023.07.01

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離乳食開始の目安

離乳食の意味は、母乳やミルクを飲んでいた赤ちゃんが少しずつ固形のものを食べられるように、慣れていく期間です。離乳食の開始時期は5〜6カ月頃が目安。ポイントは首がしっかりとすわっている、支えがあれば座ることができる、食べ物に興味を示すようになるという3つです。大人が食べている様子を見て、もぐもぐと口を動かしたり、よだれが出るようならスタートしましょう。小さく生まれた赤ちゃんの場合は、小児科医などにスタート時期を相談してみましょう。スプーンを口に運ぶと今までとは違う感触のために舌で押し出す子もいますが、様子をみながら無理強いせず、ゆっくりと進めていきましょう。個人差があり、なかなか食が進まないとイライラすることもありますが、食事の時間を楽しむことも離乳食を進める大きな目的です。

2023.07.01

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室内では裸足で

生まれたばかりの赤ちゃんの足裏は平らですが、立ち上がったり、歩き始めるとだんだんアーチ状の土踏まずができてきます。最近では子どもたちの外遊びが少なくなって、土踏まずの成長が阻害されていることが問題になっています。足裏が成長しないと、転びそうになったときに踏ん張ることができなかったり、片足でバランスを取ることが難しくなったりします。小さい子はフローリングの床で滑ることもありますし、家ではできれば靴下をはかずに、裸足で生活させるようにしてみるといいでしょう。暖かい季節になれば、芝生の上や砂場を裸足で歩くなどして、足裏に刺激を与えるのも足の成長・発達に効果的です。足裏は第二の脳とも言われるほど。立ち、歩き、足裏を刺激することで、体幹を鍛えたり、体の平衡感覚を養うことにもつながります。

2023.06.01

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歯磨きの習慣づけ

「虫歯にしたくない」「仕上げ磨きが一苦労」というお母さんたちからの声を聞きます。そもそも子どもが虫歯にならないようにという思いから、子どもを押さえつけて仕上げ磨きをするため、子どもが怖がったりして、仕上げ磨きが大変になるということでしょう。歯磨き習慣は、歯を清潔に保つこと。歯磨きはもちろんですが、3食を規則正しく食べる、間食の回数を増やさないこと。口の中に食べ物や甘い飲み物が入っている状況をだらだらと長くしないことが、虫歯になりにくい環境作りにつながります。そのためには日中活動的に過ごし、生活リズムを整えましょう。親子のスキンシップも大切。「いっぱい遊んで食べたから歯をきれいにしようね」と語りかけながら親子で歯磨きし、「じゃあ隅までピカピカにしよう」と楽しく仕上げ磨きしましょう。

2023.06.01

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腸がよろこぶ食べ物“食物繊維”

便秘の改善には腸を元気にすることが一番です。最後は内藤先生に、腸の健康に欠かせない“食物繊維”についてお伺いしました。『今だからこそ知っておきたい、こどもの便秘』と題し、3回にわたりお伝えしてきましたが、お子さまやご家族の健康を考えるきっかけになれば、うれしく思います。

2023.05.01

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ベビーカーを選ぶとき

ベビーカーにはA型、B型、AB型、3輪タイプなどがあります。A型は生後1カ月ごろから使えるタイプ。背もたれを倒すとほぼフラットになり、ハンドルを両対面にできるものがほとんどで、安定感も優れています。畳んだときに大きめで、重量もあります。B型は、お座りができるようになってから伝えるタイプ。軽くて取り回しがしやすく、走行時も方向転換が楽で、コンパクトに収納できます。AB型は、A型とB型の両方の機能を持っています。B型より安定感がありますが、重量があり大きめ。A型と表記されているものもあります3輪タイプは、タイヤが比較的大きく安定感があり、走行時の赤ちゃんへの振動が小さくなっています。重量があります。収納場所や、車移動が多いのか、走行する路面なども考えて選ぶといいでしょう。

2023.05.01

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これって便秘?便秘チェックと今日からできる対策

今回のコラムでは、便秘チェックをして、お子さまの腸の状態を考えたいと思います。「3日に1回でなければ便秘」という考えが根強いですが、内藤先生に伺ったところ、ガイドラインでは「本来体外へ排出すべき糞便を十分量かつ快適に排出できない状態」と定義されているそうです。回数だけで判断せず、便の性状(硬さなど)や排便時の状態により総合的に判断することが大切です。例えば、小児においては、排便するときに強いいきみが必要だったり、排便時の痛みで泣いてしまうこともチェックのポイントだそうです。そのほか便秘かどうかのチェック項目や注意点、すぐにできる対策など、詳しくお伺いしました。

2023.04.01

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多様性をどう伝えるか

多様化の時代。人種や肌の色、性別や性志向、シングル家庭、障害があるなどさまざまな人がいます。子どもにどのように伝えたらいいでしょう。子どもはいつも見ている様子と違うことに対して、素直に感じたまま「なぜあの人は肌が黒いの?」「あの人は目が見えないの?」などと聞いてくるでしょう。「そんなこと言っちゃダメ」などと否定せず、「そうだね。いろんな人がいるよね」と伝えましょう。「なぜ?」と聞いてきたら、「背が大きい人や小さい人もいるし、顔の形もみんな違うね」と年齢に合わせてわかりやすく伝えましょう。まずは親自身が偏見を持たないことが大切です。視覚障害者がいたら「お手伝いしますか?」と声をかけてサポートしている様子を見せましょう。子どもは親の姿を通して困っている人に声をかけ、サポートすることを学んでいきます。

2023.04.01

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お宮参りの考え方

子どもが生まれると、いろいろな行事があります。祖父母とのずれについて多く聞かれるのがお宮参りです。お宮参りは、赤ちゃんが無事に生まれたことを感謝し、健やかな成長を祈る行事です。男の子は生まれて31日目、女の子は32日目とされていますが、その前後でお母さんの体調がよく、天候なども考慮しながら決めることが多いようです。地域にもよるようですが、赤ちゃんは義母が抱っこするというのが習わしでした。義母がそのように思い込んでいて、赤ちゃんをずっと抱っこされていて、自分で抱けず悲しかったという話も聞きます。最近では、お母さんが抱っこし、義母や実母もみんなが順に抱っこする形も多く見られます。気になる場合は「こんな風にお宮参りをしたいと思います」とあらかじめ伝えておくと、いいでしょう。

2023.04.01

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甘くみてはいけない!こどもの便秘

近年、増えてきていると言われる“こどもの便秘”について、腸内細菌のスペシャリスト、内藤裕二先生にお話をお伺いしました。今回から3回にわたって、お伺いした内容をお届けいたします。

2023.03.01

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早生まれの自己効力感

1月1日から4月1日までに生まれた子どもを早生まれと言います。早生まれの子は、自己効力感(困難な状況に前向きに取り組める力)が低い傾向があると研究などで言われています。特に幼児期から小学校低学年くらいの場合には、体や心の月齢の成長の違いが大きいということです。たとえば幼児期に園で集団遊びをするときなど、遅生まれの子の方がリーダー的な役割をするケースも多く、体もやや小さめな早生まれの子がそれに合わせるような関わりをすることがあります。このような子ども同士の関係性は固定化されることもあります。関わる大人は、早生まれの子にも意見を言ってもらったり、リーダー的な役割を与えていくことも必要です。異年齢など多様な関わりの場を増やし、早生まれの子も活躍できる場作りを心がけましょう。

2023.03.01

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母乳で育てるメリット

母乳で育てることによるメリットとしては、赤ちゃんを疾患から守ってくれる、消化がいいなどが挙げられます。さらに、母乳を吸われることにより、母親の子宮収縮が進み、産後の回復も早くなると言われています。母乳で育てたいと思っている人は多いのですが、早めにあきらめてしまう人も少なくありません。お母さん自身も授乳は初めてですし、赤ちゃんも母乳を吸うのは初めて。何度も授乳していくことで、お母さんも授乳の抱っこが上手になり、赤ちゃんも乳首を吸うことが上手になっていくのでしばらく続けてみましょう。乳首の陥没や乳腺炎などトラブルがあれば助産師さんなどに相談を。母乳にこだわりすぎず、つらくなれば粉ミルクと混合にしたり、ミルクに切り替えるなども考えましょう。お母さんと赤ちゃんが笑顔でいられる方法が一番です。

2023.03.01

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子どもへのイライラ

子育てしているとイライラすることもあります。イライラが継続すると自分も疲れますし、怒られてばかりの子どももつらいかもしれません。このイライラをちょっと客観的に考えてみましょう。私は、どんな場面でイライラしてしまうのか、1日の時間帯なら、一番イライラしやすいのはどんな時でしょうか。時間があるときに考えたり、紙に書き出してみるのもいいでしょう。書き出したら、どうしたらいいのかを考えてみましょう。たとえば、朝出がけに、子どもがさっと動いてくれないことにイライラするなら、もうちょっと朝の時間を多めに取ってみるという方法もあります。着替えるのに時間がかかることにイライラするなら、ボタンが少ない服など着替えやすい服を選ぶのも一案です。話せることもなら一緒に解決方法を相談してみるといいですね。

2023.02.01

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子どもとの会話を楽しむ

子どもが話しかけてきたときが、話したいとき。「見て見て!」と言われても親の方が忙しいときには「洗濯ものを畳み終わったら、見せてね」など、いつ見られるのか話を聞けるのかを、明確に伝えましょう。もちろん、そのままうやむやにせずに、約束したことを守ることが大事です。たとえば描いた絵を見て欲しいとき。親の方が「犬を描いたの?上手だね」などと声をかけることが多いと思いますが、そうすると「うん、そうだよ」で会話が終わってしまうこともあります。なるべく「何を書いたの?教えて」と、子どもに説明を促すような声がけをしてみましょう。子どもが自分で説明するように促してみるということです。「これはどこかをお散歩しているの?」などと問いかけると、子どもの想像力が広がり、コミュニケーション力も高まります。

2023.02.01

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家で新聞紙遊び

家で子どもと過ごすときに、新聞紙はいろいろ遊べるアイテムです。新聞紙を広げた上に赤ちゃんを乗せて、ゆっくり引っ張ると空飛ぶジュータンのようです。新聞紙を丸めて刀のようにしたら、戦いごっこができます。新聞紙を丸めてボールのようにして、壁に的あてのようにして遊んだり、入れ物を置いて何個入ったか親子でシュートの数を競ってゲームのようにしてもいいかもしれません。折り紙のように使って兜を作ってかぶったり、オリジナルの帽子を工作してみるのもいいでしょう。ビリビリと破く音も楽しいです。ビニールプールなどに集めて、子どもがその中に入って遊んでみるのもいいですね。子どもの年齢によって、ほかにどんな遊びがあるか考えてもらうのもおすすめです。最後は散らかった新聞紙を一緒に集めて、片づけましょう。

2023.01.01

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そろえるベビー用品

赤ちゃんの誕生に向けて、どんなものを揃えたらいいでしょう。育児誌や育児サイトには、一覧が載っているので参考に。ただ、多めに書かれていることもあります。ネット通販なども利用できますし、赤ちゃんが生まれたら、ほとんど使わなかったということも少なくありません。用意するのは最低限でいいでしょう。紙おむつも、新生児用をたくさん用意していても、赤ちゃんの出生体重によって、サイズ的に合わないこともありますし、すぐにサイズアップして、かなり余ってしまうということもあります。ベビーベッドを用意したけれど、ほとんど添い寝になって、ベッドはあまり使わなかったというようなケースもあります。ベビーベッドやベビーカーなど大きな商品はリースなどの利用も便利です。試しに使って使い勝手がよかったら購入する手もあります。

2023.01.01

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沐浴の目的とポイント

赤ちゃんが退院すると、生後1カ月くらいはベビーバスなどで沐浴します。赤ちゃんの抵抗力がまだ弱く、大人と一緒のお風呂だとおへそからの感染が心配なためです。沐浴は、清潔にすることはもちろんですが、血行を良くしたり、体の状態を見る、親の子のふれあいの目的もあります。赤ちゃんは新陳代謝が激しいので、毎日沐浴させるようにしましょう。大人の入浴は夜が多いと思いますが、赤ちゃんの沐浴は日中でも大丈夫です。授乳後だと嘔吐したり、空腹だと泣きだすこともあるので、授乳と授乳の間の時間にしましょう。家族が落ち着いて沐浴させられるタイミングで、毎日同じ時間帯にするのがおすすめ。広くて安定した、準備しやすい場所で、沐浴させましょう。沐浴させながら、オムツかぶれやあせも、脇や首のしわのただれも観察しましょう。

2022.11.01

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赤ちゃんの熱の測り方

赤ちゃんの熱は1日の中でも変わりやすいのが特徴です。泣いたり、眠くなったり、授乳後おなかいっぱいになったりすると体温が上がります。寒い場所にいると体温が下がることもあります。赤ちゃんが元気な様子なら心配ありませんが、体温の把握は健康状態を知る目安にもなります。熱を測るタイミングは、朝、昼、夕方、夜の4回程度。毎日ほぼ同じ時間帯に測り、平均を出しましょう。お昼寝中などは体温が高めなので、その時は図らなくていいでしょう。体温計は、接触型や、非接触のものなどいろいろありますが、接触型の方が正確です。耳体温計などもありますが、わきの下で測るのがおすすめ。汗をかいていたら拭きとって、赤ちゃんのわきで体温計を挟み、親が抱きかかえるようにして測るといいでしょう。赤ちゃん用の体温計を使うと安心です。

2022.11.01

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離乳食と母乳の関係

生後5〜6か月ごろに離乳食をスタートします。母乳または粉ミルクだけでは不足してくるエネルギーや栄養素を補完するために、乳汁から幼児食に移行する過程で与えられるものを離乳食といいます。しっかり食べる様子が見られると親も安心しますが、日によってあまり食べないなど、食べムラがあることも。無理強いせず、様子を見ながら1回食、2回食、3回食と進めていきましょう。離乳食を食べさせて、そのあとに授乳します。今は、1歳くらいのタイミングで、離乳食をしっかり食べられるようになったら、母乳を卒業する時という考え方ではなくなりました。幼児期まで母乳を飲んだり、寝る前だけは飲むなどの子もいます。離乳食との関係ではなく、赤ちゃんとお母さんのペースとタイミングで、卒乳の時期を決めるようにしましょう。

2022.10.01

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赤ちゃんの情緒の分化

赤ちゃんの気持ちは、成長とともに発達していきます。生まれたばかりの時は「興奮」。生後3カ月ごろになると、「快・興奮・不快」と枝分かれし、6カ月ごろになると「不快」は「怒り・嫌悪・恐れ」に。1歳半ごろになると「快」は「子どもへの愛情・大人への愛情・得意」へと、さまざまな感情に分化していきます。このような感情は、赤ちゃんと目線を合わせたり、語り掛けたり、スキンシップすることで、育まれていきます。生後2カ月ごろになると、赤ちゃんは「うーあー」と声を発するようになります。喃語と呼ばれますが、声を発することで親が振り向いたり、声を返してくれたりというやり取りを通して、関係性を作り、感情が豊かに育っていきます。お母さんだけではなく、お父さんも積極的に赤ちゃんと目線を合わせて語り掛けましょう。

2022.10.01

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水で遊ぶとき

子どもは水遊びが大好き。水は手のひらやカップですくったり、水鉄砲などで飛ばしたり、色水遊びも楽しいですね。水は日向と日陰で温度が違ったり、大きなバケツなどに入れて船やおもちゃを浮かべて水をかき回すと水流になったり。五感を刺激して、発想が膨らみます。砂で山を作って、そこに水を流して川のようにしてみたり、水だけでも楽しいですし、ほかのものと組み合わせてみると、新しい発想が生まれます。友だちとアイディアを出し合うと、コミュニケーション力が育まれます。暑い季節には、ビニールプールや、浴槽に少し水を張って遊ばせるのも喜びます。少し大きい上の子でも、赤ちゃんの危険がないように配慮するのは難しいので、大人が必ず見守りましょう。数センチの水でも静かに溺れることがあり、命の危険もあります。

2022.08.01

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車の中と外の事故

子どもを車に乗せる場合、事故による被害を軽減させるためにチャイルドシートを必ず着用させましょう。子どもが嫌がる場合もありますが、そこは譲ってはいけません。暑くてぐずる場合には、車内の温度を調整したり、チャイルドシート用の保冷シートも販売されていますから、利用してみるといいでしょう。子どもが眠っているからと、子どもだけを車中放置するのは絶対にやめましょう。真夏でなくても、車内の温度が上昇して熱中症になり、命を危険にさらすこともあります。また、子どもがスイッチをいじる可能性もあります。パワーウインドウに、指や首を挟まれる事故も起きています。子どもを先に降ろして、車の位置を直すときに、子どもをひいてしまう事故も起きています。車を完全に停車してから、子どもを降ろすことを徹底しましょう。

2022.08.01

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子連れでランチ

子どもが小さくても、時にはランチしたくなりますね。でも、食事中に子どもが騒いだりすると周囲の人に迷惑がかかるかもと心配になるかもしれません。子連れ歓迎のレストランも増えていますから、インターネットなどで調べてみましょう。キッズコーナーやキッズルームが併設されているところもあるようです。また、お天気の日には屋外テラスなどがあるお店も、おすすめです。複数の家族で行くのも一案です。お母さん一人で子どもを見ながらの食事は大変ですから、大人が複数いれば、どちらかが早めに食べるなど、バトンタッチして子どもを見ていることもできます。子どもが飽きないよう、塗り絵や絵本など持参するのもいいでしょう。子どもを叱りながら食べるよりも、暖かい日には公園のベンチでランチするなど、工夫して楽しみましょう。

2022.07.01

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赤ちゃんとの遊び

ねんねの赤ちゃんと遊ぶと言っても、どうしたらいいかわからないというお母さんもいるでしょう。目線を合わせる、笑っていたら「ごきげんだね」と声をかけるなども、赤ちゃんにとっては遊びです。目でものを追うようになれば、顔の前で左右にゆっくり指を動かしたり、顔を近づけて動かしてみるのもいいですね。首がしっかりしてくると縦抱きの方を好む赤ちゃんもいます。ねんねで見える風景と縦抱っこされて見える風景は違うもの。家でぐずるようなら、外に散歩に出て、いろいろな景色を見せましょう。「風が吹いてるね」「葉っぱがきれいだよ」などと声をかけましょう。腰がしっかりしておすわりできるようになったら、赤ちゃんの両脇を支えて、膝の上でジャンプさせたり、たかいたかいも楽しいもの。「いないいないばあ」も喜ぶでしょう。

2022.05.01

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赤ちゃんのうんちの色

生まれたばかりの赤ちゃんのうんちの色は大人と違い、戸惑うことがあります。基本的なことを確認しておきましょう。生まれたばかりの赤ちゃんは、ねばねばした黒っぽいうんちをします。これを胎便といいますが、赤ちゃんがおなかの中で飲んだ羊水や胆汁などが混ざってそのような便になります。この便が出終わると、生後2〜3か月ごろまでは鮮やかな黄色の便になります。母乳をたくさん飲んでいるので、水っぽいのが特徴です。ミルクを飲んでいる赤ちゃんの場合は、やや茶色がかったうんちをすることもあります。腸内でうんちが酸性になり、緑がかったうんちをすることもあります。赤ちゃんが、赤色や白色など、急にいつもと違う色や状態のうんちをした場合には、おむつを持参したり写真を撮って、小児科ですぐ診てもらいましょう。

2022.03.01

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抱っこひもの選び方

抱っこひもはいろいろな種類があり、着け心地や装着方法も種類によって異なります。新生児期からか、首がすわるころからなのか、まずいつから使うかを考えましょう。首がすわるころまでは、手で抱っこして近所を散歩したり、新生児から使えるベビーカーを利用するという考え方もあります。お母さんとお父さんでは体格が違いますが、調節機能がついているものも多くあります。できれば店頭で確認し、試着してフィット感を確認してみるといいでしょう。親の体と赤ちゃんとが密着し安定するものを選びましょう。素材もいろいろありますが、暑い季節に使う場合は、メッシュタイプの素材がおすすめです。赤ちゃんを抱っこしたまま前かがみになったときに落下する事故も起こっています。安全ベルトがついているかも大事なポイントです。

2022.03.31

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赤ちゃんの寝返り

生まれたばかりの赤ちゃんは、上向きに寝ているばかり。でも体力や筋力が少しずつついてくると、足を持ち上げるようになり、足を左右に倒したり、腰をひねるようになります。首がしっかりすると、首を反らせて、体を横向きに。さらに体を反らせて、肩を回し寝返りできるようになります。寝返りしても苦しそうにしていれば、すぐに仰向けに戻してあげます。時期は個人差があり、生後3カ月くらいで寝返りする赤ちゃんもいます。平均的には5〜6か月ごろと言われていますが、10カ月近くなって寝返りできる子もいます。寝返りは急にできるようになります。赤ちゃんが寝返りしてベッドから転落する事故も起こっています。ベビーベッドの柵は必ず締め、窒息防止のため、顔を覆ってしまわないように周囲にぬいぐるみなどを置くのはやめましょう。

2022.02.01

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子どもの習い事をどう考える?

「そもそも習い事って、何のためにするもの?」「はじめる場合、教室を選ぶ時はどんなことに注意したらいいの?」など、子供の頃の習い事についての親の心構えや関わり方について、共立女子大学教授の西坂小百合先生に伺いました。

2022.01.01

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乳幼児期のおやつ

赤ちゃんのおやつは、いつごろからどんなものを与えたらいいのでしょうか。おやつは間食と言われ、その名の通り「間の食事」。赤ちゃんは消化器系の発達が未熟で、一度にたくさんの量を食べることができません。そのため、不足分のエネルギー量をまかなうために間食を与えます。間食は一般的には、離乳食が2回になる7〜8カ月のころからスタートすることが多いようです。離乳食があまり進んでいないうちに、おやつをあげると、離乳食を食べてくれなくなることもありますから、ある程度食べられるようになってからと考えるといいでしょう。おやつは、消化がよく食べやすいものを。市販のおやつの場合は、月齢の目安が書いてあるので参考にしましょう。自分で食べられるようになっても、おやつは袋ごと与えず、量を決めて与えましょう。

2021.12.01

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家族写真を飾ろう

最近は、スマホやデジタルカメラなどで気軽に写真を撮れるようになり、子どもの写真をたくさん撮っている家庭も多いでしょう。でも、デジタルで撮った写真を子どもと一緒に見返すことは、さほど多くないのではないでしょうか。子どもが赤ちゃん時代の写真を見ても、自分だと認識できないこともあるようです。部屋に写真を飾って 見ることは、記憶の上書きという行為。自分が小さかった時に、親がカメラを向けてくれたこと、その時の背景や、一緒に写っていた人の笑顔で、幸せな過去を追体験できます。行事はもちろん、子どもが遊んでいるところ、食べている日常などの写真も撮って、リビングなどに飾るといいですね。誕生日や年の初め、進学進級の時など、見返して話をすることによって、家族の中で育ってきた実感が子どもの心に育まれます。

2021.12.01

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イライラへの対処

子どもが言うことを聞かなかったり、ぐずったりするときに、「子どもの気持ちに寄り添いましょう」なんて言われても「もういい加減にして!」と叫びたくなることも。子どものいつもの行動でも、心に余裕がないと、イラッとして怒鳴りつけたり、時には叩きたくなってしまうかもしれません。そんな時は疲れていたり時間がなかったりすることが多くありませんか。自分自身がイライラしやすい時を把握して、対処しておくのも一案です。時間があるときに見直して、たとえば朝の時間にイライラするなら、子どもも早起きさせて時間を多めに取る、着替えや持ち物など朝の支度を子どもと一緒に夜にしておくなど朝ゆったり過ごせるように工夫してみましょう。子どもの言動に、カーッとなったら、ゆっくり深呼吸してクールダウンし、子どもに向き合いましょう。

2021.11.01

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だらだら食べはNG

「食事に時間がかかって困ります」という悩みを聞くことがあります。食べる早さは子どもそれぞれの個性によりますから「早く食べなさい」と追い立てたり怒鳴りつけては、食事の時間が楽しくなくなってしまいます。食事時間はある程度ゆったりとりましょう。ただし、だらだら食べ続けるようなら、ある程度の時間で切り上げましょう。環境や状況を見極めることも大事です。テレビが付いていたり、おもちゃが出ていて気を取られている、おやつの食べ過ぎや、日中の活動が少なくておなかが空いていないなど。まずは環境を整えることも大切です。食べやすさも工夫しましょう。スライスのキュウリは食べないのにスティックにしたら食べたという子も。食べやすい大きさに切ったり、逆に歯ごたえを楽しめるようにやや大きめにするのも一案です。

2021.11.01

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夕方に泣く赤ちゃん

赤ちゃんがなかなか泣きやんでくれないと途方に暮れてしまいますよね。特に夕方に泣いたりぐずる赤ちゃんは多くいます。これは夕暮れ泣きや黄昏泣きと呼ばれるもの。赤ちゃんも夕方になって1日の疲れが出るのでしょうか。はっきりとした原因はわかっていません。夕方は洗濯物の取り込みや、夕食の準備、上の子が帰ってきて相手をしたりと、忙しくなる時間。赤ちゃんもお母さんに相手をして欲しくなるのかもしれません。泣きが強い子もいますから、毎日大変なら、夕飯の準備は朝のうちに下ごしらえをしておいたり、手作りを減らして買ってきたお総菜で済ませるなど、夕方しなければならない家事を減らしておきましょう。体が触れていると安心するので、夕方は赤ちゃんをおんぶするのも一案。一時期のことなので、工夫して乗り切りましょう。

2021.09.01

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家族との時間の持ち方

帰宅時間が遅くなり、平日に家族との時間を持つことができないと嘆くお父さんも少なくありません。お父さんの帰宅時間が遅いと、お母さんに家事育児の負担が大きくかかりますし、子育てについての相談もなかなかできず、ストレスがたまる原因にもなります。子どももお母さんの考え方ばかりに触れることになり、多様性が育まれにくくなることもあります。帰りにくい会社の雰囲気があるかもしれませんが、ぜひメリハリをつけて、まずは週に1回でも早く帰ってみましょう。終わりの時間を決めると、自ずと効率的な仕事の進め方を意識したり、優先順位をつけるようになります。周囲に理解を求め、コミュニケーションをとりながら、ぜひメンバーにも広げていきましょう。親子で夕食をとり、会話することは、子どものコミュニケーション力を高めます。

2021.08.01

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習い事を始める?

最近では習い事をさせている家庭も多くあります。「何か習わせたい」と思っている方も少なくないでしょう。目的としては、子どもの興味関心があるものを伸ばしたいということと、逆に苦手を克服してあげたいという両面があると思います。音楽が好きだから、体を動かすのが好きだからという前向きな理由で、子どもも興味を持って習い事を始める場合はいいのですが、苦手なものを親が心配だからと無理に通わせるようになっては子どもが苦痛になるかもしれません。習い事をさせることにこだわらず、まずは親が一緒にやってみるのも一案です。親子で楽しく取り組んで、少しだけでも苦手意識がクリアできると子どもも興味を持つようになるかもしれません。苦手なものの場合は特に、体験受講などして、子どもの様子を見て判断することが大切です。

2021.08.01

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登園渋りをするとき

保育園や幼稚園に行きたくないと言われると、困りますね。最近では不登校などもですが、子どもの気持ちを受け入れて、無理強いしすぎるのもよくないと言われています。親としては、あまり強く言ってもよくないのかと悩んでしまうでしょう。行くか行かないかではなく、行きたくない気持ちを受け止めつつ、なぜそのような気持ちになってしまうのかを聞いてみましょう。不安や困りごとがとても大きい時には、気持ちの整理が必要ですし、すぐに答えられないかもしれません。心も弱っているので、休ませるのも一案です。行きたくない理由は園の先生や友だちのことだったり、または、下の子が生まれたとか、仕事が忙しくて子どもとの時間が少ないなどわが家のことである可能性もあります。話を聞いて、説明したり、可能なことは対処しましょう。

2021.06.01

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名もなき家事・育児

「名もなき家事」と言う言葉を聞いた方も多いでしょう。料理というと、食事を作るイメージですが、献立を考え、食材を買い、調理し、お皿を洗って片付けることまでが含まれます。時には、調味料の補充もありますね。育児でも、赤ちゃんをお風呂に入れるだけではありません。よくあるのがパートナーは風呂場で待っていて、入浴だけを担当するケース。それ以外にも、お風呂のお湯の準備、衣服を脱がせる、タオルや着替え、おむつの準備や装着、保湿剤などのケアも含め、いろいろなお世話があります。

2021.06.01

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祖父母宅での安全に注意

日ごろから子どもを預ける間柄の祖父母宅であれば、子どもの成長発達をある程度、わかっていると思いますが、年に数回しか訪れない祖父母宅の場合、子どもの安全環境に注意を払うことが必要です。大人だけで過ごしていると、小さなものが子供の手の届くところに置かれていることもあり、誤飲が心配です。あまり神経質になりすぎる必要はありませんが到着したら、子どもが過ごす部屋を見渡して、危ないものがあれば片付けたり、祖父母にも注意を促しておきましょう。大人の目が増えることで、誰かが見ているだろうという意識が働き、子どもが一人で家から出て、交通事故に巻き込まれるというケースもあります。自分で歩ける幼児の場合、親が目を離すときには「おじいちゃん見ていてね」など、見守る人を明確にしておくことも大切です。

2021.05.01

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パパ友を作ろう!

子育てしたいお父さんも増えてきました。でも、お母さん同士は、公園や子育て広場などで会うと初対面でも話をして、仲良くなるケースがありますが、お父さんの場合はパパ友作りが苦手という人も少なくありません。家族の時間を作るために残業しないように頑張っていたり、パートナーとの関係に悩んでいるお父さんたち。語り合うことで、現状が整理されたり、新たな方法のヒントを得られることもあります。子育てひろばなどで、パパ講座を実施するところも増えてきました。講座に出席して、その中でパパ友を作るのもおすすめです。会社でも、子育て中のお父さんやお母さんを見つけて、仕事と子育てのバランスをどのように取っているか、育休取得を会社にどのようにして通したかなど情報交換してみましょう。パパ友は心強い味方になるはずです。

2021.04.01

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新生活のリズム

子どもの入園や入学、お母さんの仕事復帰など新しい生活がスタートするとき、子どもとの生活リズムがなかなか整わないことも多いもの。今までと違う時間に起き、準備することが増えて、親子でバタバタして、朝の時間でぐったりなんてこともあるかもしれません。そんなときは、週末落ち着いた時間に、朝やるべきことを書き出してみましょう。その上で、お母さんだけがやっていることをお父さんにも役割を担ってもらうなど、相談することが大事。子どもが年中・年長くらいなら、相談に参加させましょう。それぞれが朝やるべきこと、役割の担当を明確にすることで、朝がスムーズになるはず。ただし、それぞれがカバーしあいながら融通を持たせることも大切。うまくいかなかったら、15分早めに起きる、役割や手順を変えるなど、見直しましょう。

2021.04.01

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コロナ禍での心配

コロナ禍で子育てしていると不安なこと、心配なこともたくさん出てくると思います。「なんとなく不安」というように、まるごとにしておくと、漠然とした不安が募るばかりです。不安はできるだけ「何が不安なのか」「一番不安なことはどんなことか」を具体的に整理してみましょう。世の中には情報が溢れています。信頼できる情報かどうかは、情報がどこから発信されているかを、確認することが必要です。妊娠・出産への不安なら日本産婦人科学会、子どものことなら日本小児科学会などが安心でしょう。学会名+コロナで検索できます。そこに書かれていることをベースに、できないことを確認し、その中で可能なことを考えてみるといいでしょう。信頼できる情報も変化することがあります。時々確認して知識のバージョンアップを図りましょう。

2021.03.01

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男女の遊び方の好み

男の子だから、電車や怪獣が好き、女の子だからおままごとや人形遊びが好き、そんな風に思っていませんか。「男の子は緑やグリーン、女の子はピンクや赤が好きだろう」というのも、ジェンダーの刷り込みです。最近では、ランドセル選びは、男の子でも女の子でもかなり自由に自分の好みの色を選ぶようになりましたが、いろいろな場面で、男性だから、女性だからという考え方をしてしまうことがあることを意識しておきましょう。男の子でもおままごとが好きだったり、女の子でも戦いごっこが好きな子もいます。「男の子なのに」「女の子なのに」と恥ずかしいことのように言葉をかけるのはやめましょう。また、絵本を与えるときなども「運転手さんは男の人」「お花屋さんは女の人」などと、親自身が偏った伝え方をしないように心がけることも大事です。

2021.01.01

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トイレトレーニング

入園が近づいてくると、「おむつをはずさなくては」と焦るお母さんも少なくないでしょう。でも、おむつがはずれていないからと、叱りつけるのは逆効果。個人差があり、膀胱が成長してある程度おしっこの間隔があく、おしっこがたまった感覚がわかる、言葉で伝えられることが大事です。「おしっこ出た」と伝えられるようになったら、起床後、食事の後、出かける前、寝る前など生活の合間に声がけして、トイレに促してみましょう。おしっこが出た後に「おしっこたくさんたまってたね」などの言葉がけも有効です。「おしっこがたまっていたんだな」と、体の感覚を言葉で理解できることにもつながります。集団生活になると早めにおむつがはずれる子も少なくありません。心配なら「まだおむつがはずれていないので」と先生に伝えておけばいいでしょう。

2020.11.01

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おむつ選びのポイント

紙おむつの性能もかなり向上してきています。それでも商品ごとに違いがありますから、赤ちゃんに合ったものを選びましょう。できれば試供品などを使ってみるのがおすすめです。お尻に当たる部分の肌触りは以前に比べてかなり柔らかくなっていますが、赤ちゃんの肌に合うかどうかの確認を。ウエストギャザー部分でかぶれたり、あせもができることもありますから、おむつ替えの時にチェックしましょう。赤ちゃんの体型に合っているかも大きなポイント。細身、太めなどおなか周り、足繰りなど、フィット感を確認してみましょう。体型に合っていれば、うんち漏れの心配も少なくなります。サイズ感も商品によって多少違います。赤ちゃんの成長は早いので、サイズアップのタイミングも見極めて。あまり買いだめしずぎないようにしましょう。

2020.10.01

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パパの苦手は「察すること」

「お父さんが察して動いてくれない」という嘆きをお母さんから聞くことが少なくありません。この察するというのは、かなり高度な技です。育児や家事を常にやっていると、「今、これをした方がいい」「これをするには、この準備が必要」などとわかりますが、さほどやったことがないことなら「今何をすべきなのか」「何を準備したらいいのか」ということ自体がわかりません。育児や家事をメインで担当しているお母さんからしてみたら、これやってあれやってと頼むこと自体を面倒で負担に感じることもありますが、やはり伝えないとわからないと割り切りましょう。ある程度のポイントを伝えて任せたら、後は絶対に譲れないところ以外は、細かくチェックして批判しすぎないこと。お互いに気持ちよく過ごせるように感謝の気持ちで接しましょう。

2020.10.01

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成長の遅れが気になる

子どもの成長・発達は気になりますね。標準より小さい、うちの子だけできないなど、いろいろと心配になります。小柄な子、成長がややゆっくりな子など、いろいろな子どもがいますから基本的には、その子自身の成長をみるようにしましょう。また、自治体が行っている3〜4カ月健診などの定期検診時に相談したり、心配なら小児科や保健所へ相談しましょう。成長に心配がある場合は、療育センターへの訪問を促されることもあります。子どもへの適切な関わり方をアドバイスしてくれますので、マイナスイメージを持たずに、気軽に利用しましょう。もし子どもに障害があると診断された場合、気持ちの整理に時間がかかることもあります。でも夫婦で共有し、できるだけ周囲から情報を集めたり、手を借りて、子どもに最善の環境や対応を考えましょう。

2020.08.01

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乳児期のおもちゃの選び方

乳児期のおもちゃは、どのように選んだらいいのでしょうか。市販のおもちゃには対象月齢・年齢の目安が書かれていますから、参考にしましょう。ただし、赤ちゃんによって発育・発達には個人差があるため、遊ぶ様子を見ながらおもちゃを与えるといいでしょう。0〜1歳ごろの赤ちゃんは口に入れたり、なめたりしますから安全が第一です。赤ちゃんが飲み込んだり、角がとがっているとけがをすることもあります。細かい部品が入っていないか、塗料など、口に入れても大丈夫かなども確認しましょう。ねんね期の赤ちゃんは、軽くて手に握りやすいものがおすすめ。動くと音が出るガラガラや、噛みごたえを楽しむ歯がためのおもちゃも大好きです。お座りできるようになったら、ボールや、手触りを楽しみ、ガサガサと音が出る布絵本なども喜ぶでしょう。

2020.07.01

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人見知りが激しい子

個人差がありますが、生後半年くらいから、人見知りが始まる子がいます。祖父母の顔を見ると泣いたり、お父さんの抱っこでも泣く子もいます。知り合いが訪ねてきて抱っこしてくれたのに、大泣きされるとお母さんとしてはとても困りますね。これは、いつも抱っこしてくれるお母さんと、他者を区別できるようになったということ。子どもによっては人見知りが激しい子、ほとんど人見知りしない子もいますが、それも個性ですから心配することはありません。ギャン泣きするようでも、頻繁に会うなど、安心できる存在だとわかれば次第に慣れてくるでしょう。お父さんが人見知りで泣かれるのも、お母さんよりも接する時間が少なかったりするからです。お母さんと一緒にあやしたり、絵本を読んで聞かせるなど、泣いてもあきらめずに接するようにしましょう。

2020.06.01

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家だと食べない子

保育園や幼稚園では昼食をちゃんと食べているみたいなのに、家ではちょっとしか食べなかったり、すぐに遊びだしたり。親としては、栄養が不足してしまうのではと心配だったり、せっかく作ったのにと残念だったりしてイライラするでしょう。園でちゃんと食べてくれるのは、ある意味、社会性が育まれている証拠。みんなで食べる時間に、周囲にも気を配りながら残さず食べるというのは、他者との関係を意識しているということ。また、園生活では時間が規則的で、たくさん動いたからおなかがすいて昼食を食べるということもあります。友だちと一緒に食べると楽しくて、食が進むという利点もあります。家での食事時間や間食を見直しておなかがすくように工夫してみましょう。また、親子一緒に楽しく食べる雰囲気づくりも心がけてはいかがでしょうか。

2020.05.01

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子ども乗せ自転車

保育園の送り迎えや買い物などに、子ども乗せ自転車は不可欠という人も多いでしょう。平成21年の道路交通法改正により、自転車の3人乗り(6歳未満の幼児2人同乗)が認められています。自転車選びは、安全基準を満たしたBAAマークや、幼児2人同乗認証マークがあるかを参考にしましょう。幼児用座席は重いものも多いので、子ども2人と大人が乗ったときの総重量を確認することも大切です。転倒時に道路に投げ出されることもあるので、子どもにはサイズにあったヘルメットを着用させ、シートベルトをしっかり締めましょう。雨の日は段差やマンホールで滑りやすいので、運転には注意を。傘を持っての片手運転は避け、大人もレインコートを着用しましょう。送り迎えは重労働ですから、お父さんが送り迎えすることも検討しましょう。

2020.04.01

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子どもへのお金教育

子どもにはお金のことはわからないからと、すべて親が判断していませんか。もちろん小さい頃の基本はそれでいいと思いますが、物を買うときにはお金がかかること、際限なく買うことはできないこと、我が家はこういうことを大事にお金を使っているということを伝えていくことが大切です。すべてお金は親が管理して、判断基準も教えていなければ、自分がお小遣いをもらったときなどに、どんな基準でどのようにお金を使うのか、無駄に使わないことも考えるようになるでしょう。会社勤めの場合は働いている姿が見えにくいものですが、仕事をしてお金をもらっていること、そのお金で食べ物や洋服を買っている、家族の旅行に使っていることなども伝えていきましょう。「○歳になったら」ではなく、話ができれば日常の場面で、伝えていきましょう。

2020.03.01

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赤ちゃんが寝ない

赤ちゃんがなかなか寝てくれないと、大変ですね。ベッドに寝かせようとするとたんに、また目覚めて泣き出したり。エンドレスの寝かしつけに、参ってしまいます。ベッドに降ろすときにシーツがひやっとして起きてしまうこともあります。タオルなどにくるんで寝かせ、そのままベッドに着地させるのがおすすめです。手で優しく、赤ちゃんの呼吸に合わせてトントンしたり、ささやくように「ねんねね〜」と話しかけてみましょう。夜、電気を消すと赤ちゃんのお世話をしにくい場合は、なるべく薄暗くし、日中と夜のメリハリをつけます。暑さや寒さも不快ですから、汗をかいているなら衣服の枚数を減らすなど調整を。お母さんが寝かしつけに疲れたら、お父さんにバトンタッチしましょう。抱っこや揺らすリズムが変わると寝てくれることもあります。

2020.02.01

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赤ちゃんへの対応

赤ちゃんが泣けば、おっぱいか、おむつか、抱っこして欲しいのかと思いを巡らせて、お母さんは声をかけて対応します。まだ話もできず、そもそも対応は必要ではあるけれど、意味があることなのかなと考えてしまう人がいるかもしれません。でもこれは、乳児期に心の土台を作り、親子の愛着形成のためにもとても大切な行為。人間の赤ちゃんは、自分で食べ物を見つけ、その場所に行くことはできません。授乳や排泄のお世話をしてもらわなくては、生きていくことができないのです。このお世話してくれる行為が、困ったときに泣くと誰かが世話をしてくれる、抱っこしてくれるという一番身近な人(親)との信頼関係を育むベースになります。信頼関係ができると、親がトイレに行くなど少し離れていても、待っていることができるようになります。

2020.01.01

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電車や公共施設で泣いたり騒いだり… どうする?

年末年始は帰省など、子どもと一緒に外出する機会が増えます。泣いたりぐずったりすることなく、スムーズに移動したいと親は願うもの。どんな準備をすればいい?泣いたりぐずったりしたら、どう対処する?子どもの発達に詳しい北野幸子先生に、子どもの気持ちに立った視点でお出かけのコツを伺いました。

2019.12.01

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新生児のお風呂は、まず準備から

首がすわらない赤ちゃんをお風呂に入れるのは結構大変です。ベビーバスを利用してお風呂場で入れる方法もありますが、産後間もないお母さんには、腰に負担もかかります。リビングの安定したテーブルの上などにベビーバスを用意すると、お母さんが楽な姿勢で入浴させられます。キッチンのシンクにセットできるベビーバスを利用したり、大きめの洗面台ならきれいに洗って、その中で沐浴させている方もいるようです。ベビーバスには小さな赤ちゃんを入浴させるのに安心な浴用ネットなどがついているものもあります。レンタルなどもありますから、お家の状況にあわせて工夫してみましょう。沐浴時間は、日中でも夕方でも、ゆっくりと時間が取れるときがおすすめ。産後しばらくは、お父さんやおばあちゃんと一緒に沐浴させられるといいですね。

2019.11.01

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親子で嬉しい抱っことおんぶ遊び

赤ちゃんと遊ぶとき、抱っこやおんぶするだけでも遊びになります。乳児の場合は、抱っこやおんぶして、ゆらゆら。歌を歌ったりリズムに合わせて歩いてみましょう。赤ちゃんも筋力や体力がついてくると、腰が立つようになり、抱っこがしやすくなります。自分でお母さんの肩にしっかり捕まれるようになったら、お尻を支えている手をそっと離してみましょう。自分でぶら下がることができたりします。走れるようになれば、親は中腰で待っていて、子どもが飛びついてくるところをキャッチ。おんぶは、子どもに親の背中をよじ登らせてみましょう。子どもの成長に合わせて、抱っこやおんぶでの触れ合い遊びを考えてみてくださいね。抱っこやおんぶすると、体が密着してぬくもりを感じます。安心感や信頼感を育むことにもつながります。

201910.15

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子どもの習い事をママの時間にも

最近では、小さい頃から習い事をさせる家庭も少なくありません。たとえば、親子で楽しむベビースイミングや、親子リトミック。お母さんのリフレッシュや友だち作りをかねて通うのはおすすめです。また、定期的に用事があるという環境を作るのも、毎日の生活のハリになります。就学前の習い事については、技術の向上に対して、親が期待しすぎないことが肝心です。「興味を持って欲しい」「○○を伸ばしたい」という親の想いはステキなことですが、習い事を始めると、他の子と比べたり、先生の指導通りにわが子ができないと気になる傾向もあります。子ども自身も疲れてしまったり、気が乗らなかったりと気持ちの波もありますから、叱るのは逆効果。日常生活とは違う場での子どもの反応や姿を楽しむ気持ちで、通わせるようにしたいですね。

2019.08.01

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カッとして子どもを叩く前にするべき事

「子どもの行動にカッとしてつい叩いてしまい、いつも後悔する」という親の声があります。子どもが泣きやまない、言うことを聞かない、ぐずるなどは、その年齢によく見られる成長の過程であることも少なくありません。疲れや体調不良、きょうだいへのヤキモチなどでも起こります。カッとした瞬間、子どもが目の前にいるから叩きたくなるもの。少しクールダウンしましょう。深呼吸する、数を数える、(子どもが安全な場所にいれば)自分がトイレに入る、手を洗う、顔を洗うなども心を落ち着かせる効果があります。すぐにカッとなりやすい場合は、何らかの大きなストレスや疲れを抱えているからかもしれません。夫婦で話し合う、専門家に相談する、託児を利用して心身のリフレッシュを図るなど、ストレスを軽減する方法を探りましょう。

2019.04.01

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おんぶを見直そうーきょうだいがいるとよりオススメ

最近では赤ちゃんを抱っこするシーンが多く見られ、おんぶをしているお母さんをあまり見かけないようです。抱っこはお母さんが赤ちゃんの顔を見られて安心ですが、少し大きくなったらおんぶしてみましょう。特に、外出する場合は、おんぶの方が進行方向が見えて、赤ちゃんも楽しいもの。お母さんも足下が見えるので、階段の上り下りなどのときに便利です。きょうだいがいて、夕方下の子がぐずって手がかかる場合も、おんぶがおすすめ。下の子をおんぶしながら、上の子の相手をしたり、家事もしやすいでしょう。おんぶ紐は長さを調整して、赤ちゃんが前方を見えるくらいにしましょう。赤ちゃんも安定し、お母さんの肩への負担も少なくなるようです。震災などで避難するときも、前方が見えるおんぶは便利なので、時にはやってみましょう。

2019.04.01

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「食べこぼし」にイライラするより「こぼす」を前提に

せっかく作ったご飯を子どもが食べこぼすと、イライラしてしまいますよね。子どもも、食べる練習をしている最中。だんだんと食べるのが上手になっていきます。幼児は食べこぼすことがあっても、仕方のないこと。こぼされてもいいようにテーブルの上をさっとふけるようにしたり、ベビーラックの下に新聞紙を敷いて、食事後にさっと片づけられるような工夫をしてみましょう。食べやすい工夫をしてみるのも一案。食事時はテレビを消して食事に集中させ、食材は食べやすい大きさに切ったり、フォークで刺しやすくしたり。最初は手を添えて口に運んであげて、その後自分でやらせましょう。幼児の場合、昨日できなかったことが今日できたり、甘えや疲れから、昨日できたのに今日はできないこともあります。少し長いスパンで見るようにしましょう。

2019.03.01

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家族写真を残そう

子どもが生まれるとたくさんの写真を撮る家庭も多いですね。最近ではデジカメやスマートフォンで撮って、デジタルの画像のままで保存したり、プリントアウトしても、子どもの笑顔の写真ということも多いでしょう。人間の記憶はとても曖昧なもの。親自身も、自分の乳幼児期の記憶はほとんどないという方も多いはず。だからこそ、家族で過ごした写真をプリントアウトして残すこと、それを時々振り返ってみることが大切です。これは記憶の上書きと言われる行為。曖昧だった体験を、写真を見ながら家族で会話することで追体験し定着し直していきます。そんな行為を通して、より鮮明に家族で過ごしたいろいろな記憶が、心に刻まれます。家族との思い出が、時として子ども自身の心が折れそうになったときの心の支えとなってくれるでしょう。

2019.02.01

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新生児との外出は?

赤ちゃんが生まれて1カ月健診までは、生活に慣れるのに精一杯。赤ちゃんを連れての外出が1カ月健診という人も多いでしょう。2人目、3人目の場合は、上の子の用事もあって、生後1カ月頃には赤ちゃん連れの外出も増えるでしょう。でも、1人目の場合は、「しばらくは外に出さない方がいいのでは」という意識もあって、籠もりっきりになることも少なくありません。もちろん、人混みの中に連れて行くのは感染症などの心配もあってよくありません。ただし、赤ちゃんは胎盤を通してお母さんから抗体をもらっています。生後約1週間の母乳を初乳と言いますが、この初乳に含まれている抗体と共に生後半年くらいの間、赤ちゃんを感染症から守ってくれます。生後1カ月過ぎたら、赤ちゃんを抱っこして、近所のお散歩から少しずつ始めてみましょう。

2019.01.01

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風呂場の事故に注意

赤ちゃんが動き回れるようになったら、お風呂場にも注意が必要です。お風呂場に入り込んで、蛇口をいじっている間に、熱湯を浴びてしまう事故もありますから、お風呂のドアは、開けっ放しにしないことが大切。できれば、赤ちゃんの手が届かない上部に、カギをつけるなどして、何かの拍子にドアが開かないようにしましょう。風呂に残り湯があると、転落した場合、10cm程度でもおぼれることがありますから、残り湯をためておかないこと。お風呂にフタをしていても、フタの上によじ登り、転落する場合もあります。また、せっけんやシャンプーなども、かじったり、飲んでしまうことがありますから、手の届かない位置におきましょう。一時も目を離さないことは不可能です。赤ちゃんの動きをよく予想し、事故が起こる原因を排除しておきましょう。

2018.10.01

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いろいろな音を聞こう

家に帰るとテレビやビデオをつけたり、ラジオを聞いたり、CDから音楽を流したり。生活の中に音があふれています。外に出ても、商店街やお店にはBGMが流れていたり。そんな生活に慣れっこになりがちですが、時には、音を止めて生活の音を聞いてみましょう。時計の針の音、お湯がわく音。お風呂の中でも水を流す音、バシャバシャと水を叩く音などいろんな音があります。戸外にもたくさんの音があります。自分が歩く音、車の走る音、遠くで走る電車の音も聞こえるかもしれません。自然の中では、鳥の声や、枯葉を踏む音、川の水音や、たき火をしたら火が燃える音が聞こえます。木の実を見つけたら振ってみると「カラカラ」と音が聞こえるかも知れません。子どもとの音探しは聴覚を育み、想像力を養います。子どもと音探ししてみましょう。

2018.05.01

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抱っことおんぶ

外出時や、少し長い時間の抱っこやおんぶにはおんぶひもが便利。ただ、装着時や使用途中での落下事故も少なくありません。赤ちゃんをしっかりと支えながら装着するのはもちろん、抱っこひもによってベルトの留め方や肩ひもの長さ調整の方法などが違うため、何度か装着の練習をしましょう。慣れないうちは、抱っこやおんぶした後に、赤ちゃんが不安定になっていないか、第三者に見てもらったり、鏡に映して確認しましょう。前屈みになった時に抱っこひもから赤ちゃんが落下してしまう事故も発生していますから、抱っこひものゆるみなど、くれぐれも注意しましょう。少しの時間なら、ひもなしで抱っこやおんぶをしてみましょう。赤ちゃん自身が親にしがみつこうとする力を育むことにもなり、親自身も抱っこやおんぶが安定する位置を確認できます。

2018.03.01

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絵本の読み方

絵本は、一字一句その通りに読まなくてはならないと思っていませんか。読んでいる途中に、子どもにページをめくられて、「ちゃんと聞いてよ」なんて言っていないでしょうか。その通りに読むことも大事ですが、時には、いろいろな読み方をしてみてはいかがでしょう。だいたいのストーリーを追いながら、「○○はどこに行っちゃったんだろうね」なんて、子どもと会話しながら読むのも、楽しいもの。大好きな本を何度も「読んで」とせがまれると、親も飽きてきてしまいますね。そんな時には、ちょっと怖そうに読む、赤ちゃん言葉で読むなんて、声色を変えて読むと、子どもは大喜びするかもしれません。字は読めなくても、「じゃあ、今度は○○ちゃん読んで!」とお願いすると、創作のお話しをしてくれるかも。親子の絵本の時間、工夫して楽しみましょう。

2017.11.01

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「困った」はチャンス

子どもが言うことを聞かない、友だちとケンカする……。子育てしていると、困ったことやトラブルは付き物ですね。言うことを聞かない、友だちとのケンカなど、親としてはすぐ叱りたくなりますが、状況によっては、頭ごなしに叱るのではなく、まずは理由を聞いてみましょう。問いかけることによって、子どもも漠然とした自分の気持ちを言葉で表現しようとします。子どもがうまく言葉で整理して伝えられない場合は、子どもの様子を見て、「○○だからいやなの?」などと確認して、子どもの気持ちを言葉にしましょう。困った=トラブルは、その場面での自分や相手の気持ちを考えたり、対処方法を学ぶ機会になります。思う通りに行動してくれないと親のもストレスがかかって大変ですが、子どもの困ったこは、成長のチャンスと捉えましょう。

2017.07.01

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離乳食材の知識

離乳食の開始はおかゆ(米)からですが、これはアレルギーの心配が少ない食材だから。新しい食品を食べさせるときには、必ず1さじずつ与えて様子を見ることが大切です。慣れてきたらじゃがいもや野菜、果物、豆腐や白身魚など少しずつ食材を増やしていきます。卵は固ゆでの卵黄を与えてみてから徐々に全卵へ。ヨーグルトや、塩分・脂肪の少ないチーズも利用できます。魚は白身魚から赤身魚、青皮魚へと進めます。ただし、エビやカニ、サバやイワシなどの青魚はアレルギーのきっかけになることも心配されるため、離乳食期には避けましょう。ハチミツはボツリヌス菌予防のため1歳未満の子に与えてはいけません。お刺身やお寿司などの生ものもNG。魚は必ず火を通して与えます。ごぼうやふきなど、繊維が固くアクが強いものもやめましょう。

2017.05.01

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積み木の遊び方

シンプルなおもちゃほど、成長に合わせて長く遊ぶことができます。たとえば、積み木は、赤ちゃんの頃はつかむだけでも、手のひらを使う運動をしたり、素材の感触を得ています。少し成長すると、指でつまめるようになり、箱から出したり入れたりが楽しくなります。積み木をそっと重ねられるようになり、次第に2つ3つと数多く重ねるようになります。平面につなげて並べ、線路や道路に見立てることもあります。囲みを作って、その中が動物園や池になったり……。発想や想像力が広がって、ごっご遊びにつながります。積み木ひとつでも、お菓子や荷物に見立てて、「どうぞ」「ありがとう」のやりとりも楽しいもの。フローリングの床なら、缶を並べておき、滑らせて当てる遊びも楽しそうです。遊び方を規定せず、親子で、遊びを発展させてみましょう。

2017.03.01

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子どものトラブル

幼稚園の年長さんや小学校低学年くらいのころ。子どもがちょっとイヤな思いをしたとか、ケンカしたとか、いろいろな報告をしてくれることも。親としては、まず事実確認をして、どうやって解決したらいいのかを、伝えなくてはと思いがちです。まずは、問いかけて状況を整理してあげましょう。子ども自身、親に話すことで、客観的に相手との関係や、原因を整理できることもあります。話しながら、そのときの自分の気持ちや、相手の気持ちにも目を向けさせてみましょう。整理ができたら、「じゃあどうしたらいいと思う?」と、問いかけてみましょう。子ども自身が、ちゃんと方策を持っていることがあります。親からしてみると、大した解決法ではないかも知れませんが、それをやってみることも大切。それが子ども自身の経験になっていきます。

2017.02.01

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防災と歩くこと

大きな震災があると、ニュースで何度も報道され、「日頃から備えを」と心がけるようになりますが、心がけを継続するのは難しいですね。災害はいつ起こるかわかりませんから、家族が3日生き延びられる最低限の備蓄と、子育ての必需品含め非常用の装備、そして家族の集合場所など、夫婦で相談して準備しておきましょう。さらに、日頃から、子どもと一緒に歩くことも、重要です。地域の避難場所の把握や、地域の危険箇所の確認にもなります。また、いざというときに子どもが助けを求めて駆け込めるところも確認しておきましょう。商店街などで、顔見知りになっておくことは、子どものセーフティーネットにもなります。また、時には舗装されたところばかりでなく、雨の日の道や悪路などを歩く経験も、非常時に逃げるときに役立ちます。

2017.01.01

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子どもの問いかけ

話が上手になってから、小学生の低学年くらいのころ、子どもはお話しするのが大好き。1日に何度も「ねえねえ」と、話しかけてくることも多いですね。忙しいときに話しかけられると、面倒だったり、同じことを延々と繰り返されてイラッとすることもあるでしょう。子どもが話しかけてくるのは、自分の作品ができたり、頑張ったとき、何かを発見したとき、自分にとって不合理なことを聞いて欲しいとき、不思議だなと思ったとき、そして特に理由はなくても、甘えたいとき……。話しかけてくるタイミングは気持ちを受け取って欲しいタイミング。やりとりを通して、親への信頼感と安心感、自分への肯定感が育まれます。そのときに対応するのが、無理なら「ちょっと待って」よりも、「これが終わったら聞かせて」と具体的な約束をしてあげましょう。

2016.10.01

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子どもがぐずる

子どもがぐずる理由は、思い通りにならない、自分の思いを伝えられない、おなかが空いた、甘えたい、眠い、体調が悪いなどさまざま。乳児は、泣くことで不快を表現しますが、少し大きくなると、子どもはぐずるという行為で不快を表現します。もう一つの理由は、親がイライラしているとき。気がかりがあったり、何かうまくいかなくてイライラしていると、子どもに親のイライラが伝わります。子どもの世話どころじゃなく、ましてや子どもに合わせる気持ちの余裕がなかったり。でもそんな時に、子どもは自分に気持ちを向けて欲しくてぐずります。前出の不快の状況を改善してあげてもぐずりが修まらない場合は、親自身がイライラしているからかもと、わが身を振り返ってみましょう。親が落ち着いて笑顔になると、子どものぐずりが減ることも少なくありません。

2016.08.01

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うんちの回数の心配

うんちは健康のバロメーターです。乳児期は特に、赤ちゃんのうんちをよくチェックしましょう。うんちの回数は赤ちゃんによって、異なります。うんちが出ない=便秘とではありません。母乳のみで育っている場合、1週間に1度くらいしかうんちをしない赤ちゃんもいます。コロコロした固いうんちを出すときに肛門が切れて痛そうだったり、おなかが張ってきげんが悪い、おっぱいの飲みも悪くなるなどの様子が見られるなら、おなかをマッサージしたり、綿棒で肛門を刺激する、場合によっては浣腸を使うのもいいでしょう。うんちの回数が多い場合も、下痢とはいえません。生後すぐの赤ちゃんは1日に10回以上、うんちすることもあります。色や臭いがいつもと違う、きげんが悪い、おっぱいの飲みが悪いなどの様子があれば、小児科を受診しましょう。

2016.05.01

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困った行動は裏返し

「赤ちゃんが泣いてばかりいる」「人見知りで困る」「飽きっぽい」など、子育てしていると、親としては困ったと思うことがいろいろありますね。でもよく考えてみると、困ったことや大変なことは、親が「こうあって欲しい」という思いが強いからかもしれません。「泣かないでニコニコしていて欲しい」「人見知りしないで、人なつっこくあって欲しい」「集中して取り組んで欲しい」……そんな思いがあるからこそ、そうなっていない現実に困ったと思うわけです。子どもの反応は、個性、オリジナリティと捉え、裏返して考えましょう。泣きやすい=感受性が豊か、状況の変化をキャッチし、不安や不快を表現している。人見知り=ママやパパがわかっている、好き嫌いを表現できる。飽きっぽい=いろいろなことに、興味がある。ポジティブに考えて、子育てしましょう。

2016.04.01

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漠然とした不安

子どもを育てていると、漠然とした不安を感じることがあるかも知れません。「これでいいのかな」「間違っていないかな」と、核家族化になって、密室でお母さんが1人で子育てしている時間が多いと、どうしても不安になりがちです。産後のホルモンバランスの関係もあり、気分が沈みがちになることもあるでしょう。会話数が少なくなるのも、原因のひとつです。赤ちゃんはお話しできないと思っても、「さあ、着替えよう」「今日はお天気だね」などと、声を出すようにしましょう。赤ちゃんが泣きやまないなら「ママも泣きたくなっちゃうよ」でもいいのです。もちろん、話せる相手を持つことも大切です。あとはなるべく外に出ること。歩くだけでも、体にリズム感が刺激され、気分が少し晴れやかになることもありますし、他の親子の様子を見て参考になります。

2016.02.01

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祖父母になつかない

祖父母が遠方にいる場合は、年に1〜2回しか会わないこともあるでしょう。本能的に生きている子どもにとって、会ったことがない相手は、やはり警戒するもの。親が祖父母と仲良くする様子を見て、次第にうち解け、なつく場合もありますが、子どもによっては時間がかかる場合もあります。おばあちゃんおじいちゃんの、子どもへの接し方にもよるでしょう。親自身、日頃から、おばあちゃんおじいちゃんと連絡を取り合ったり、話せる子どもなら、電話を代わったり。最近では、写真や動画をメールで送りあったり、テレビ電話で会話すると言う方法もあります。おばあちゃんおじいちゃんを、子どもが日頃から身近に感じることが一番です。親自身が義父母に距離を感じていると、子どもにも伝わります。まずは、親自身が祖父母との距離を縮めましょう。

2015.11.01

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習い事での態度

習い事で、先生の話を聞いていなかったり、立ち歩いたり、一緒にやらなかったり……。親としては、なんてやる気がないのだろうと、がっかりしますね。低年齢で習い事をさせている場合は、特にそんな悩みを抱えているおうちの方も少なくないと思います。お金を出して習わせている親としては、なぜちゃんとできないのかと苛立ちますが、小さい頃は集中力も続きませんし、好きなことだったとしても、その日によって気持ちがのらないこともあるでしょう。また、その先生の教え方が、わが子に合っていない場合もあると思います。就学前の子どもに、「頑張って、ちゃんとやって」と言っても、できないのが当たり前。おすすめは、親子で習ったり、親が子どもに教えてあげること。楽しみながら、練習できると興味もわいてきそうです。

2015.10.01

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好き嫌いの心配

離乳食から幼児食に切り替わり、好き嫌いが出始めると、栄養のバランスも心配になりますね。同じ食事をしているきょうだいでも、好きなもの、嫌いなものが違う方が多いので、それも個性なのかもしれません。親自身、成長にしたがって、苦手なものを食べられるようになったという方もいると思いますが、子どもも同じこと。苦手な味に慣れるのには、時間がかかります。細かく切ったり、好きなメニューに混ぜたり……。調理法を工夫することも一案ですが、それでも苦手なら、こだわりすぎなくても大丈夫。好き嫌いで栄養失調になってしまうことはないと言われます。まんべんなく食べられる方がいいですが、あまり気にしすぎると、食事の時間が楽しくなくなってしまい逆効果。楽しく食べられる方が、栄養の吸収率も高いと言われます。

2015.08.01

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支度が遅くてイライラ

支度ができたら出かけようと思っているのに、子どもがなかなか支度をしてくれなくてイライラ。「早くしなさい!」と怒鳴ってしまうことはありませんか。そんな繰り返しになっているなら、少し工夫してみましょう。着替えるのに時間がかかるなら10分でも早く起こしたり、支度に早く取りかからせることです。テレビが付いているなら、消しましょう。大人はテレビを見ながら着替えたり二つのことを平行してできますが、子どもはひとつに集中してしまいます。テレビが付いていれば一生懸命見てしまい、着替えが後回しになるのは当然です。自分で脱ぎ着しやすい服を用意してあげるのもいいですね。そして「早く」と言うより、「まずズボンをはこう」と、具体的に伝えましょう。「時計の針が6になったら出かける」よと目安を伝えるのもおすすめです。

2015.02.01

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部屋の中の安全対策

意外と多いのが部屋の中の事故。ねんねの頃は、やわらか過ぎる布団や、クッション、ぬいぐるみでの窒息の心配もあります。少しでも離れる時は、赤ちゃんの近くに危険があるものは置かないようにしましょう。床にポットや炊飯器を置かないこと。触っても熱くない機種でも、倒したり、スイッチを押してふたが開くことがあります。コードやコンセントも大好きですから、赤ちゃんの視界に入らないように隠しましょう。いたずら予防のコンセントカバーは、ホームセンターなどで購入できます。テーブルには、テーブルクロスは敷かないのがおすすめ。クロスを引っ張って、テーブルの上のお茶や熱い食事を倒すこともあります。2〜3歳頃までは、「危ないから」と教えても、危険を回避する行動をとるのは難しいこと。触れないようにするのが基本です。

2015.01.01

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子どもにつきあえない

「体調が悪くて、活発になってきた子どもと一緒に、外遊びしてあげられない」などと感じることはありませんか。体調が悪いのは仕方がないこと。でも、子どもは、お母さんと一緒に遊びたいものですね。そこは、アイディアで乗り切りましょう。外には出られるけれど、追いかけ回すことは無理なら、なわとびをくくりつけて、片方を持ってあげるとか、「あそこの木から、何秒でかけっこできるか?」と、数字を数えてあげたり。外に出るのもつらいなら、家で一緒にお絵かきや塗り絵をしたり、折り紙をしたり……。もちろん、お母さんの体調の回復が最優先。子どもと遊ぶには、パワーがかかりますから、体調が悪いと遊ぶ気力もおきなくなります。地域のファミリーサポートや、一時預かりを利用して、ゆっくり体を休めることも大切です。

2014.11.01

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昼夜逆転で困る

赤ちゃんが昼夜逆転になって、日中は寝ていて夜起きている……。親は夜寝られず、困りますね。昼夜逆転は、生まれて間もない赤ちゃんによく見られます。人間は、基本的に朝になると起き日中活動して、夜になると静かに寝るという生活をしていますが、これはそのような生活リズムが身に付いているから。赤ちゃんがその生活のリズムに合わせられるようになるのは、生後4カ月過ぎ頃と言われています。新生児期、寝たり起きたりだけの赤ちゃんは、なかなか難しいですが、成長と共に日中体を動かせるようになると、少しずつ昼夜を自然と認識できるようになっていきます。日中はお散歩に行ったり、子育てひろばなどで遊んだり、夜はお風呂に入ってゆっくり過ごすなど、1日の生活のリズムを整えていくと、だんだんと夜寝てくれるようになります。

2014.10.01

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川で遊ぶ時の注意

自然の中の河原で遊ぶのは楽しいもの。流れが少しあったり、生き物がいたり、いろいろな発見があります。バーベキューをしながら川遊びをすることもあると思いますが、そんな時は次のことに注意しましょう。●子どもに川遊びをさせる時にはまず大人が川に入る:川の水温は思った以上に冷たいことがあります。水温や川の中の状況を知るためにも、まず大人が川に入って様子を確かめましょう。●子どもだけで川遊びさせない:流れが速くないところでも、少しの水たまりで溺れてしまうこともありますから、必ず大人が一緒に遊ぶこと。バーベキューをしながらでは見ていることになりません。役割分担をはっきりさせることが大切。●休憩を取る:水温が冷たいので、低体温症に注意を。寒くなったらアクリルの毛布などで保温します。

2014.07.01

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ママ友から急に拒否?

今まで仲良くしていたママ友だち。なぜか急によそよそしく、避けられているように思うと、切なくなりますね。とても信頼していたママ友だとなおさらです。「私が彼女に悪いことをしたから?」「私の子育ての考えが、彼女を怒らせた?」などと思いを巡らせて、自分を責めたり、自分を変えようと無理をしたり。相手の言葉をヒントにして自分を見直すのはいいのですが、相手との関係のために、自分自身やわが子との関係を変える必要はありません。もし相手に聞くパワーがあれば、「ごめん、私のこと怒ってる?なぜだか教えて」と、直接聞いてみる方法も。無理なら、普通にあいさつや会話をして笑顔で接しましょう。相手が態度を変えてくれないなら、相手に固執しないこと。元気に過ごしていたら、もっとステキな友だちと出会えることでしょう。

2014.06.01

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見立てあそび

小さな子どもが大好きなのが、見立てあそび。積み木を電話代わりにしたり、電車に見立てて手で動かしたり、砂を入れたカップを「はいご飯。どうぞ!」と渡して「ぱくぱく」と食べるまねをしたり。別なものを置きかえるあそび方です。音が出たり、あらかじめ仕掛けがついていたりすると、そのおもちゃとしてしか遊べません。見立ててあそぶには積み木や、ブロック、葉っぱや小石などシンプルなものの方が、想像力がよりふくらみます。見立てあそびから、ごっこあそびに発展することもあります。お母さん役、赤ちゃん役、レストランのウエイトレス……。自分でストーリーを作りながら、空想がふくらんでいきます。指先を使いながら、想像力を働かせ、コミュニケーションの練習もしています。お母さんもたくさん相手をしてあげましょう。

2014.05.01

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暗闇で過ごす体験を

家の中はもちろんですが、夜出かけても街頭やお店などのネオンに照らされている今。子どもたちも夜、明るい中で過ごすことが多くなっています。震災や災害などによる停電への備えや心構えのためにも、あえて暗闇を体験する機会を作りましょう。暗闇で過ごす経験がないため、暗さに対する不安感も少ないよう。怖がらせすぎるのはよくありませんが、暗いからこそ注意すべきことなども、伝えたいものです。キャンプ場などに行ったときに、夜、懐中電灯を持って親子で道を歩いたり。自宅の周辺でも、暗くなってから親子で歩き、注意すべき場所など確認しておきましょう。夕食後に電気を消して、ろうそくの火やランプで過ごす体験もしてみましょう。数回でも経験があるのとないのとでは、大きな差。急な停電時などの、子どもの不安感も違います。

2014.04.01

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お父さんの育児に…

「イクメン」という言葉が流行語になりましたが、最近では育児や家事をするお父さんも増えてきました。でも、お父さんたちは、お母さんからのダメ出しに不満を感じているようです。ウンチのおむつを替えてくれたのは良いけれど、ちゃんとお尻が拭けていない、洗ってくれたお皿に汚れが残ってる……。日々家事や育児をこなしているお母さんから見ると、お父さんのやることは、どれも中途半端に見えてしまうかも。ただ、悪い点ばかり指摘すると、お父さん自身もやる気をそがれてしまいます。人間、ほめられたり、感謝されるのはうれしいもの。お母さんから見てやって当たり前のことでも、行為に感謝し、その上でアドバイスをプラス。絵本の読み聞かせなど、お父さんの得意分野があれば、ぜひそれは積極的にお願いするといいですね。

2014.03.01

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紙コップでの授乳法

災害時などに、ほ乳びんがなかったり、あっても消毒ができない場合、使い捨ての紙コップで授乳することができます。生後すぐの赤ちゃんでもできる授乳法です。紙コップに調乳したミルクを用意し、赤ちゃんの目が覚めている状態の時に、背中を支え斜め縦抱きになるような姿勢にします。ミルクが赤ちゃんの唇に軽く触れるくらい傾けます。コップを唇につく位置に保つと、赤ちゃんが自分でミルクを吸います。ポイントは、赤ちゃんの口にミルクを注ぐのではなく、赤ちゃん自身が自分で飲む体制にしてあげることです。赤ちゃんは、唇に触れたものを吸う性質があり、これを利用した授乳法です。母乳育児団体連絡協議会が「災害時の乳幼児栄養に関する指針」を出しています。いざというときあわてないために、事前に確認しておきましょう。

2014.02.01

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子ども2人乗せ自転車

小さな子どもがいると移動手段として欠かせないのが子ども乗せ自転車。平成21年に道路交通法が改正され、自転車の3人乗り(6歳未満の幼児2人同乗)が可能になりましたが、安全に利用できているでしょうか。まずは安全な自転車選び。民間の認証機関がフレームの強度や、幼児用座席の安全性など、子どもを乗せて安全に走行できるかをチェックしています。クリアした自転車には、BAAやSGなどのマークが付いていますから、自転車選びの参考にしましょう。ホームページでも、認可された自転車を確認できます。子ども用座席は、頭部まで守るハイバック形がおすすめ。子どもにはヘルメットをかぶせ、幼児用座席に座らせたら、シートベルトを着用させましょう。一時停止や安全確認など交通ルールを守って、安全な走行を心がけましょう。

2014.01.01

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おむつ替えの手順

赤ちゃんのおむつ替えをするときには、まず手が届く範囲に必要なものをそろえておくことが必要。替えの紙おむつは広げ、布おむつはそのままつけられるように、おむつカバーの上に布おむつをセットしておきます。お尻拭きは、ケースに入っているならフタを開けたり、数枚取り出しておきましょう。おむつ替えの最中におしっこしたり、うんちを飛ばしたりということもありますから、予備のおむつや、着替えも念のため用意します。おむつ替えしながら、「おしっこ出たね〜」「新しいおむつ、気持ちいいね」なんて、赤ちゃんに声をかけるといいですね。お尻が湿ったままおむつをつけるとかぶれの原因になりますから、濡れている場合はお尻を乾かしつつ、少しゆっくりめにおむつ替えをしましょう。うんちの様子は健康チェックにもなりますから、いつもと違いがないかも確認します。

2013.12.01

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子ども部屋は必要?

子どもが成長してくると、「子ども部屋を与えるべき?」と悩みますね。でも住宅事情などで、なかなか1部屋子どもに与えるのは難しいというご家庭も多いでしょう。部屋でなくても、部屋のコーナーを子どもスペースにしたり、棚を置いて子ども専用にしてあげるなど、子ども自身が自分で考えスペース作りができる場所を与えてあげるといいですね。自分の絵本やおもちゃを並べたり、手作りの工作を並べたり……。その一角が、自分の世界を膨らませる場所になります。あまり散らかっている場合にはアドバイスが必要ですが、並べる物や並べ方、スペースが限られるのでいる物といらない物の判断などは、基本的に子どもに任せましょう。友だちとケンカしたり、いろいろなことがあっても、自分だけのお気に入りの場所があると、心も落ち着きます。

2013.11.01

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寝かしつけが苦手

「子どもがなかなか寝てくれない」というお母さんも少なくありません。寝かせようと思っても、おもちゃで遊び続けたり、布団に入れても目がぱっちりだったり、寝ぐずりする子もいます。スムーズに寝てくれるとその後、残った家事をこなせたり、親の時間が取れますが、毎日なかなか寝てくれないと、疲れたりイライラしますね。寝る時間になったら、絵本を読み聞かせるなどして静かに過ごす、布団に入ったらできれば電気を薄暗くするなど、寝る環境作りも大切です。テレビも消しましょう。朝早く起きる、日中は身体を動かしてたくさん遊ぶ、3食規則正しく食べるリズムを作りましょう。朝ゆっくり起きて、身体を動かしていなければ、夜眠くならないのは当たり前。寝る間際に食事をしたり、おやつを食べさせては、なかなか寝付けません。

2013.10.01

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ぐずったらおやつ?

電車で子どもがぐずると、すぐにおやつを与えるお母さんがいます。もちろんお腹がすいてぐずる事もありますが、ベビーカーに座らせられているので、ちょっと抱っこして欲しい、車内が蒸し暑くて居心地が悪いなど、おやつが欲しいわけではなく、別な理由があることの方が多いものです。おやつはあくまでも補食と、ちょっとしたお楽しみ。家でも外出先でもおやつを1日に何度も与えていると、子ども用の薄味のおやつでも1日のカロリー摂取量が多くなり、基本の食事時におなかがすかないことも。ゆっくり朝食を食べた日の午前のおやつはなしにして、午後1度おやつをあげるなど、1日の中でメリハリを持たせましょう。摂取カロリーや生活習慣面から、そして子どもの精神面からも、ぐずりの対応策としてのおやつはやめましょう。まずはぐずりの理由を考えて、応じてあげることが大切です。

2013.07.01

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おっぱいの不安

母乳で育てようと思うお母さんも増えていますが、母乳に固執してストレスになっているケースも少なくありません。特に、赤ちゃんがたびたび泣くと「母乳がたりないのでは」と義母や夫に言われたりして、さりげないその一言で、「たりないのでは」と悩んでしまうお母さんもいます。母乳に一番いいのは、ストレスをためないこと、十分に休養を取ることです。産後はお母さんの体調も戻っていく時期ですし、赤ちゃんとの生活サイクル作りも大変ですから、赤ちゃんと一緒に昼寝したり、できるだけゆったりと過ごせる環境が必要です。何でも自分だけでやろうと抱え込まず、家事はできるだけ手を抜いて、お父さんにも協力してもらいましょう。体重も徐々に増えていて、健診で指摘がなければ順調に育っている証拠。自信を持って母乳で育てましょう。

2013.06.01

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すぐに手を出す子

友だちとすぐにケンカになり、手を出してしまうわが子。「うちの子はどうして暴力的なの?」「育て方が悪かったのでは?」と思ってしまうお母さんもいると思います。もちろん手を出した行為はきちんとあやまらせることは大切。でも、トラブルには必ず原因があるはずです。「暴力する子はキライ」「あなたはダメな子」などと、子ども自身を否定するのではなく、落ち着いたところで、子どもの話を聞きましょう。相手に悪口を言われ傷ついていたり、言っても悪口をやめてくれず、つい手が出てしまったのかも知れません。「お母さんもそんなこと言われたら、怒っちゃうよ」と、まずは、子どもの気持ちを受け止めて、その上で、どのように解決すればよかったのかを子どもと相談してみましょう。いろいろなトラブルを何度も経験して、解決方法を学んでいきます。

2013.05.01

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子どもを愛せない

「お母さんは、わが子が大好き」という印象がありますが、必ずしも、そのような感情を持てないお母さんもいます。子どもとの相性もありますし、手がかかる子(よく泣く、言うことを聞かないなど)の場合は自分が愛情をかけても子どもから返ってくる愛情を感じにくく、精神的につらくなることもあるでしょう。夫との不和などによってその不満やストレスが、子どもに向き、子どもを愛せない場合もあります。きょうだいのどちらかだけを愛せない場合もあります。そのような気持ちを感じたら、一人で悩まず、可能なら夫にも打ち明けて一緒に育児したり、育児支援センターや保健センター、児童相談所などで、相談してみましょう。子どもとの付き合い方のヒントを教えてくれると思います。小さな子にとって、頼れるのは親の存在だけということを忘れずに。

2013.04.01

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ママ友つきあいが苦手

子どもを通してお母さん同士もお付き合いすることがありますが、付き合い方に戸惑ったり、悩んでしまう方も少なくありません。幼稚園や保育園の送り迎えの時に会ったり、時には一緒にランチしたり、お互いの家を行き来したり。仲のいいグループができてしまうと、そこからはずれないようにとできるだけ相手に合わせたり、ちょっとの言葉のやりとりや相手の態度が気になったり……。そんな日々に、精神的に疲れてしまうお母さんもいるようです。子どもが成長しても、つきあいが続く場合もありますが、別な学校に通ったり、子どもの遊び相手が変わると、次第に疎遠になる関係も少なくありません。ママ友はあくまでも、子どもを通した関係と割り切りましょう。お母さん自身、何でも話せるリラックスできる相手は、ママ友でなくてもいいのです。

2013.03.01

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レッグウォーマー

寒い季節、親が寒いと赤ちゃんにも厚着をさせがちですが、室内では基本的に裸足で過ごさせても大丈夫。特によちよち歩きの赤ちゃんの場合には、床で足を滑らせてしまうこともあるので、裸足の方が安心です。最近では赤ちゃん用のおしゃれなレッグウォーマーが人気です。ひざの部分をおおっているので、ハイハイの赤ちゃんのサポーター代わりにもなり、おむつ替えも簡単です。複数の色柄をそろえて、ウェアとのコーディネイトを楽しんでいるお母さんも多いよう。ベビー洋品店などでも購入できますが、大人の靴下の足先を切り取ったり、ウェアの袖を使って、端にゴムを入れれば簡単に作れます。ワンポイントにワッペンをあしらったり、レースをつけて、ちょっとおしゃれに仕上げたりして、リサイクルを楽しんでいるお母さんも増えています。

2013.01.01

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親の前ではいい子

家ではおとなしく親の言うとおりにするのに、幼稚園や保育園などでは、先生の言うことを聞かず、お友だちに手を出すなど、しょっちゅうトラブルを起こす子がいます。親の前だけいい子というのは、いい子である自分を見せようとしている現れ。子ども自身が、親に甘えきれていないケースも考えられます。言うことを聞かないと言うのは、ある意味、自分を見て欲しいという甘えの表現方法であることも。それを家以外で出しているのは、お母さんが厳しすぎたり、子どもの甘えを受け止め切れていない可能性が考えられます。欲しがる物を与えるのではなく、スキンシップしたり、話しを聞いて「そう思ったんだ」と心を受け止めたり。心をたくさん甘えさせることで、子どもの心に自信ができ、集団生活などで、社会的な行動を取れるようになっていきます。

2012.12.01

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夫が育児を手伝わない

赤ちゃんと一日中向き合っているお母さんにとって、お父さんが育児や家事を手伝ってくれないと、家のことも片づかず、精神的にもストレスがたまることもあります。赤ちゃんの世話をお父さんも一緒にしたり、お母さんの気持ちを察して家事を手伝ってくれたりすればいいのですが、なかなかそうもいかないもの。そんな時には、「○○してくれる?」と具体的に伝えましょう。お父さんの方も、その時の状況や気分によって、あまりいい顔をしないかもしれませんが、言葉にしないと伝わらないことも多いものです。お父さんにもやって欲しいのに伝えずにストレスをためてしまい、お母さんがイライラすると、赤ちゃんにも伝わってしまいます。時には時間を取って、きちんと気持ちを話しましょう。そして感謝の気持ちを伝えることも大切です。

2012.10.01

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触らせたくないもの

家の中には、危険だから子どもに触らせたくないものや、親が大事にしていて子どもが触っては困るものがありますね。子どもが触ったり遊んだりすると困るものは、手の届かないところに隠しましょう。ものによりますが、見えるところにあると、子どもも触りたがったりして、ぐずる原因になることもあります。危険なものは、ある程度の年齢になれば言って聞かせれば触らなくなりますが、低年齢のうちは、危険なものに触れないようにするのが一番です。倒すと壊れるガラス瓶や、蒸気が出る炊飯器などは、手の届かないところに置きましょう。子どもを常に見張っていることは不可能ですし、その都度「触っちゃダメ」を繰り返しているのは、親自身のストレスにもなります。なるべく「ダメ」と言わずに子どもを家で遊ばせられるようなスペースを作りましょう。

2012.09.01

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きょうだいを比べない

上の子と下の子、下の子が成長してくると、きょうだいを比べて、叱ったりほめたりしまっていませんか?「お兄ちゃんはこんなにわがままじゃなかった」「お兄ちゃんと違って、もうこんなことができるなんてすごい」……。親はつい無意識にそんな言い方をしてしまっていることがあります。小さいからわからないだろうと思っても、子どもは親の言葉をちゃんと感じ取っています。ほめるのも、叱るのも、比べてするのではなく、「○○ちゃんは、△△ができて、えらいね」とか、「××してはいけません」と、子ども本人へのメッセージとして伝えましょう。比較することは心がけてやめ、親が子どもひとりひとりのいいところをきちんと見ること、そして比較せずに、直接ほめたり叱ったりすることは、子ども自身が他の子に向ける目も育んでいきます。

2012.08.01

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友だちになじめない

公園に行っても、グループができていたり。子どもは、友だちに声をかけて仲間に加われない。お母さんも、グループに声をかけるのが苦痛……。親は、子どもに積極的になって欲しい、友だちとうまく関わって欲しいと思いますが、親自身が関わりにくいグループに、子どもも入りにくいもの。子どもが一人遊びを楽しんでいて、お母さん自身が苦痛でないなら、そこで過ごすのもいいですね。子ども自身も、ほかの子どもたちの様子をそれとなく観察しているはず。何かきっかけがあれば、すんなり仲間に入っていけることもあります。親子とも、いづらい雰囲気なら、そこから立ち去り、買い物をしたり街を探険したり別な場所に移動してはいかがでしょう。児童館など別な場所の子どもなら、打ち解けやすいかも知れません。親子で心地よい場所を見つけてみませんか。

2012.07.01

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待ち時間の過ごし方

車や電車の移動中、行列に並んでいる間など、最近ではすぐに携帯ゲームをやり始める子が見られます。黙ってゲームをするよりも、親子で、友だち同士で、ちょっとしたやりとりをして待ち時間を楽しく過ごせるといいですね。頭の体操にもなり、コミュニケーション力にもつながります。言葉遊びで一番簡単なのは、しりとり。小さな子どもとでもやりとりできます。また、「動物の名前」や「お花の名前」などの制限を付けて、名前をどんどんあげていくのもいいですね。お互いの知識の交換にもなります。話しを順番につなげて、物語にしていくのもおもしろいもの。「おじいさんが歩いていました」「道に、○○が落ちていました」「そこへ……」なんて、一文ずつ交互に言って、物語を作ります。ちょっとしたアイディアで、待ち時間を過ごしてみましょう。

2012.06.01

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たくさん話しかけよう

最近、赤ちゃんにどう話しかけたらいいのかわからないというお母さんがいます。「何か話しかけなければ」と気構える必要はなく、赤ちゃんのお世話をしながら、その状況を伝えながら、赤ちゃんの気持ちを言葉に表してみましょう。「おはよう」「おむつを替えよう」「お尻が気持ちよくなったね」「お散歩に行こうか」「風が気持ちいいね」と笑顔で語りかけると良いですね。危険な場面では「飛びだしたら危ないよ」「熱いから、触っちゃダメ」など、真剣な表情で伝えましょう。赤ちゃんは言葉がわからなくても、お母さんやお父さんが発する言葉を聞き、表情を見ています。赤ちゃんは、受け取ったたくさんの言葉と表情、場面をつなげ、少しずつ言葉を発するようになっていきます。生活のいろいろな場面で、言葉をかけることから、はじめてみませんか

2012.05.01

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子どもを謝らせること

公園で遊んでいるときにお友だちを突き飛ばしている……。このような光景を見たら、まず、突き飛ばしているわが子を叱り、「ごめんなさいは?」と、相手に謝ることを促す対応をする場合が多いように思います。一般的な大人の理論からすると、「先に手を出した(暴力を振るった)方が悪い」となりますが、子どもの場合は、暴力ということではなく、言葉がうまく出なくて、相手にその状況をやめてもらうための行為として、突き飛ばしたり、叩いたりという行動に出てしまうことがあります。無理矢理謝らせても、自分は悪くないと思っていれば形だけになったり、無理強いされた印象だけが強く残ることもあります。まずは、「どうしたの?」と状況を聞き、自分の気持ち、相手の気持ちを整理した上で、解決の方法を相談してはいかがでしょう。

2012.04.01

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友だちの家で遊ぶこと

我が家とは違う友だちの家は、子どもにとってはとても楽しい場所のよう。玄関での靴の置き方から、テーブルの大きさや、テレビの場所、カーテンの色など、我が家とは違う環境がとても新鮮にうつるものです。よその子どもを迎え入れることに抵抗があるお母さんもいますが、可能なら、お互いの家を行き来させていただける関係の友だちがいるのは子どもにとっても、ありがたいこと。我が家にとって普通のことが、ほかの家では普通でなかったり、それぞれの家のルールがあることに気付くこともできて、いい社会勉強にもなります。もちろん、「家で遊べるのは○時まで」とか、「この部屋には入らない」など、守って欲しいことはきっぱりと伝え、守らせることも大切です。いつも同じ家ばかりに負担をかけず、行き来できる関係が理想です。

2012.03.01

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育児

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気分にムラがある子

すぐに泣いたり、ぐずったり……。気分にムラがある子がいます。その子自身の性格的な部分もあるのですが、まずは家族の生活リズムを見直してみましょう。起きる時間、寝る時間、食事の時間、お風呂の時間など、1日の基本となる時間を毎日一定にしましょう。午前中は外で元気に遊び、昼食を食べたら自宅でゆっくり過ごし、夕方、買い物がてら、また外に出かける……など。たとえば、食事も家族それぞれがテーブルにつく位置を、毎日同じ場所にしてみたり。大人もそうですが、毎日同じリズムで過ごすことは、子どもの安心感につながり、子どもの心も落ち着いてくることが多いものです。同じ繰り返しがあるからこそ、たまに夜更かししてみたり、いつもと「違うこと」をしてみると、ちょっと刺激的で楽しく感じることもあります。

2012.02.01

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寒い季節の着せ方

寒い季節、お母さん自身が冷えを感じやすいと、赤ちゃんにも厚着をさせてしまいがち。生後間もない赤ちゃんは体温調整が上手にできないので、大人と同じくらいの衣服の枚数でいいのですが、生後3カ月を過ぎた赤ちゃんは、新陳代謝も活発になりますから、大人より1枚少なめが目安です。汗をかいたままにしていると、あせもの原因になったり、身体を冷やして風邪の原因になることもあります。こまめに確認し、汗をかいていたら1枚脱がせて調節したり、肌着を替えましょう。室内なら、靴下ははかせなくても大丈夫です。寒い季節でも外気に触れさせることは大切です。冬の寒さを肌で感じる経験を通して、だんだん体温調節できるようになっていきます。お天気がよければ、靴下をはかせ、帽子やマフラーで冷気をさえぎって出かけてみましょう。

2012.01.01

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電車でベビーカー

赤ちゃん連れで電車やバスに乗るとき、ベビーカーを畳まず乗車できるところも増えています。でも、乗るときには赤ちゃんの安全への配慮はもちろんのこと、周囲への気配りも忘れないようにしたいもの。朝晩のラッシュ時は混んでいて、急いでいる人も多いので、携帯に気を取られて前をよく見ずに歩いている人もいます。ベビーカーにつまずかれると、赤ちゃんも危険です。できるだけラッシュ時をさけた時間に利用しましょう。ホームの端を歩かず、ドアが閉まる間際の駆け込み乗車はさけて余裕を持って乗り込むこと、乗車後はタイヤをロックし、揺れでベビーカーが動かないようにする、赤ちゃんにはシートベルトをして転落を防止するなどしましょう。ホームへの階段の上り下りに駅員や周囲の人が手を貸してくれたら、お礼の言葉も忘れずに。

2011.12.01

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子どもとの約束

子どもと「今度の日曜日○○へ行こう」と言って、守れないときにどうしますか。まだ小さいからわからない、おやつでも買ってあげればごまかせる……なんていうのはNG。幼稚園くらいになれば、ある程度記憶力もしっかりしてきますから、特に親と一緒の楽しみな予定は、しっかりと覚えているものです。まずは、できない約束はしないこと。○日にどこへ、などと時間や場所を特定した場合は、子どもとの約束といえども優先させたいものです。どうしても無理なら、ごまかすのではなく、「急にお仕事に行かなくちゃならなくなった。ごめんね」などと、ちゃんと理由を伝え、子どもにあやまりましょう。そして、新たに次の実現可能な約束をできるといいですね。子どもを一人の人間として対等に扱う姿勢が、子どもとの信頼関係を育みます。

2011.11.01

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遊びのきっかけ作り

屋外で身体を動かすことを楽しめる子どもにするためには、どうしたらいいのでしょうか。子どもを公園に連れて行って「さあ遊んでおいで」と、ベンチに座ったまま、子どもの様子もあまり見ないお父さんやお母さんがいます。経験や年齢によって、子どもが自分から遊びに入っていくことができる場合はいいのですが、初めての公園や遊具、顔見知りの友だちがいない場所なら、まずは親が一緒になって子どもと遊びましょう。親子で遊んでいる様子を見て、ほかの子どもたちがマネして遊びはじめたり、遊びの輪が広がっていくこともあります。子ども自身が、遊び方やペースがつかめたら、親はちょっと離れて見守っていてもいいですね。お父さんやお母さんが、子どもを遊び場に連れて行ってあげるのはとても大切なこと。でも、連れて行って終わりではなく、遊びのきっかけ作りもしてあげましょう。

2011.10.01

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泣き虫で困る

何かあるごとに泣く子、泣かずに我慢する子、いろいろなタイプの子がいます。泣く子は甘えん坊、泣かない子は我慢強く子という見方もあるようですが、泣くのは良くない、泣かない方がいいということでもありません。むしろ、泣くということで、自分の気持ちを素直に吐き出すことができる子であるともいえるでしょう。親の方も泣いたからといって、いつも子どもの思うとおりにしてあげるのはよくないこと。子どもの思いをくんであげられるときには受け止め、でも受け入れられないときには断固とした姿勢も必要です。たとえば今日はおもちゃを買わないと約束したのに、買って欲しいとだだをこねて泣き出したり。そんな時には、「約束したから今日はダメ」ときっぱりと伝えましょう。子どもは成長と共に、泣かずに自分の思いを伝える方法を身につけていきます。

2011.09.01

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男の子と女の子

子どもを育てるときに、わが子の性別によって、偏った見方をしていることはありませんか。たとえば遊び方でも、「男の子なのに、おままごとばっかり」とか「女の子なのに、戦いごっこが好き」なんて嘆いたり、「男の子なのにピンク色が好きなんて」とか。また、絵本などを読んでいても、運転手さんなら男の人が描かれていることがほとんどだったり。そんな会話や情報が繰り返し子どもに与えられると、意識の中に、自然と親の見方がすり込まれてしまうこともあります。子どもの好みを疑問視せず、「なぜそれが好きなの?」と理由を聞いて会話を楽しむのもいいですね。子ども自身が考えて、ステキな答えを聞かせてくれそうです。大人が持っている無意識の先入観をなるべく植え付けないように心がけ、子ども自身の好みを認めてあげましょう。

2011.08.01

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仲間に入れない

公園や児童館で、友達の輪の中になかなか入ろうとしないわが子。そんな姿を見ると、「幼稚園や保育園で、みんなと仲良くやっていけるのかな」と心配になりますね。年齢や、きょうだいがいるか、同じくらいの年の子と接する機会が多いかなど、その子の状況によっても異なりますが、お母さんが「仲間に入れてもらいなさい」と無理強いしたり、「お母さんは一緒に遊ばないから、みんなと遊びなさい」などと突き放したりは逆効果です。子ども自身どんな風に声をかけたらいいのか、自分を受け入れてもらえるのかと、ドキドキしているのかもしれません。友だちの様子をじっと観察しているのかもしれません。まずは、お母さんと一緒にいっぱい遊んだり、甘えさせてあげましょう。心が元気になると、外へ向かう力がわいてくるものです。

2011.07.01

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おっぱいの張り

最近では母乳で赤ちゃんを育てたいというお母さんも増えてきています。でも、何らかの乳房のトラブルによって、母乳をあきらめてしまうかたも少なくないようです。多くある乳房のトラブルは、乳房のしこり。乳房が張る場合は、赤ちゃんに頻繁におっぱいを飲んでもらって、水分を控えましょう。高カロリーの食事や甘いものの食べ過ぎは乳房が張る原因になりますから、授乳している時はなるべく控えます。冷えや肩こりも乳房のしこりの原因になると言われています。乳房の張りがひどいと、熱を持ったりして乳腺炎になることもあります。出産した産婦人科を受診してもいいですが、近くに助産院があれば、助産師さんに相談してみましょう。助産院で出産していない場合でも、乳房のマッサージをしてくれたり、快く相談に応じてくれます。

2011.06.01

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お宮参り

産まれて間もない赤ちゃんが、初めて土地の氏神様にお参りしに行くのが初宮参り。子どもの誕生を神様に感謝し、すこやかな成長を祈願する古 くから伝わる行事です。日取りは地域などによっても違うようですが、生後30日前後で、男の子なら30日か31日目、女の子なら31日か32日目というのが一般的なしきたり。でも、生まれて間もない赤ちゃんですから、赤ちゃんの健康状態と、母親の体力の回復も考慮して、天気のよい日にお参りするのがいいでしょ う。赤ちゃんは祝着を掛けて、祖母が抱き、母親と一緒にお参りするというのが習わし。祖母が抱くという風習は、産後の母体への思いやりからうま れたものと言われていますが、現在では母親が抱く場合も多いようです。お参りの後は家族で食事会をするなど、祝いの膳を囲むというのが一般的です。

2011.05.01

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災害後の子どもの様子

地震や災害などを体験したり、テレビで衝撃的な映像を見ると、子どもの心が不安定になり、親への依存が強くなります。赤ちゃん返りをしたり、親にまとわりついたり、ぐずったり泣きわめくこともあります。可能なら、できるだけ子どもと一緒に過ごし、ひざに乗せる、肩を抱く、手をつなぐなど、スキンシップを心がけましょう。「がんばれ」「しっかりしなさい」などの叱咤激励ではなく、「大丈夫」「守ってあげる」など、包容的な言葉がけをしましょう。子どもは何度も同じ話をすることがありますが、ちゃんと聞いて、感情を吐き出させてあげましょう。いつもと同じ生活は、子どもの心を安定させます。子ども同士遊ばせたり、絵本を読み聞かせたり、お絵かきをした……。子どもができることがあれば、お手伝いを頼むなど役割を与えましょう。

2011.04.01

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厳しさとやさしさ

子どもを育てるとき、お母さんはやさしい存在、お父さんは厳しい存在というイメージがありますが、これは両方でバランスが取れていればいいことです。何か悪いことをしたとしても、両方が厳しい場合、追いつめられて子どもの心が逃げ場を失ってしまうことがあります。厳しさも必要ですが、一方で、心を受け止めてくれたり、時には甘やかしてくれるやさしさも必要です。最近は核家族で暮らしている場合が多いのですが、お父さんお母さんだけでなく、おじいちゃんやおばあちゃん、近所のおじさんやおばさんなど、たくさんの大人との関わりがあると、さまざまな厳しさややさしさ、いろいろな考え方に触れることができます。心がけて複数の大人と過ごせる機会を作り、たくさんの目と、たくさんの心の中で子どもを育んでいきたいものです。

2011.03.01

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母子手帳

母子手帳とは、赤ちゃんとお母さん自身の健康を管理するために、公的な機関から交付される手帳。妊娠が確定した妊娠10週前後のころになると、産院などから「母子手帳をもらってきてください」と言われます。交付方法は自治体により若干異なり、妊娠届出書だけでいい場合もありますし、医師の妊娠証明書が必要なところもありますから、あらかじめ役所に確認しましょう。母子手帳の交付時には、妊娠中の健診を無料で受けられる受診券を渡されるので、使用方法などよく聞いておきましょう。妊娠・出産・育児についての副読本や、地域の育児情報や制度などを紹介した冊子を渡されることも。最近では、父子手帳や父親ハンドブックを配布する自治体もあります。一部の自治体のものはホームページからダウンロードが可能なので、ぜひ利用を。

2011.02.01

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子どもを預けるとき

デパートやホテルのベビールームに、子どもを預けるときには、どのようなことに気を付けたらいいのでしょう。その場で急に預かってくれるところもありますが、預かってくれる子どもの年齢制限や、保育者の数に対する子どもの定員もありますから、事前に予約しておく方が安心です。子どもの年齢・性別、アレルギーの有無、保育するときに気を付けて欲しい点や「なるべく○○して欲しい」などの希望があれば明確に伝え、不明なことは細かく聞いておきましょう。着替えやオムツ、粉ミルク、おやつなど当日持参するものは事前に確認し、必要な場合は記名するなどしておきます。預ける当日は、熱を計ったり、体調などを確認し、いつもと違う様子があれば、「ちょっとお腹がゆるい……」など、保育者にきちんと伝えておきましょう。

2011.01.01

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お父さんだと泣く

お父さんに、お風呂に入れる役をしてもらったり、抱っこしてもらったりしても、赤ちゃんに泣かれてしまって困るということも少なくないようです。これはお父さんが仕事などで忙しく、赤ちゃんに接する機会が少ないからかもしれません。泣いてしまうからとお母さんべったりになってしまうのは、赤ちゃんにも、育児参加しようとしているお父さんにもいいことではありません。少しずつ、お父さんに慣れてもらいましょう。いきなり赤ちゃんをお父さんに抱っこさせるのではなく、まずはお母さんが抱っこしながらお父さんとおもちゃなどで一緒に遊んでみましょう。お風呂に入れる時も泣かれるなら、お風呂に入れるのはお母さん、お風呂から上がるときに受け取るのをお父さんにしてみたり、3人で一緒に入ってみたり。赤ちゃんも慣れれば、きっとお父さんのことが好きになるはずです。

2010.12.01

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上の子の育て方

下に赤ちゃんが産まれると、親はどうしても「お兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだから」と、自立を要求するような言葉をかけてしまいますよね。もちろん、年齢は下の子よりも上ですが、下の子が産まれるまではひとりっこ。親の愛情を一人だけで受けていたのに、下の子が生まれたことで、急にそれが減ってしまう寂しさも感じています。下の子にはおっぱいをあげたり、おむつを替えたり、意識しなくても何かと手をかけているものです。上の子の年齢にもよりますが、ちょっと手があいたら、思いっきり甘えさせてあげましょう。そして下の子のお世話を頼むこと。「ちょっとあやしてあげてね」「おむつ持ってきて」なんてお願いして、やってくれたらほめてあげると、上の子も赤ちゃんのお世話が楽しくなって、自然と面倒を見てくれるようになります。

2010.11.01

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離乳食を与える時間

生後5〜6カ月ごろ、そろそろ離乳食の開始時期ですね。最近では、早い時期から開始しない方がいいという考え方が多いので、赤ちゃんの体調がいい時期も見ながら開始しましょう。育児書などには、「毎日同じ時間にあげるように」などと書かれていることも多いのですが、ミルクを飲む時間やお昼寝の時間など、まだ生活リズムが安定していない赤ちゃんもいるでしょう。1回食の場合、お母さんの朝の家事が一段落して、少し時間が取れる朝10時頃に離乳食を与える方が多いようです。でも、10時と決めたからと言って、毎日必ず10時にあげなくても大丈夫。赤ちゃんが眠っているのに起こして離乳食を与えることはありません。離乳食をあげたいと思っている時間にいつも眠ってしまうなら、赤ちゃんが目覚めて機嫌がいい時間を見つけ、その時間に与えるといいでしょう。無理せず、毎日ほぼ同じ時間に食べさせるようになってくると、赤ちゃんの生活リズムもだんだんと整ってきます

2010.10.01

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かんしゃくを起こす

突然怒り出したり、泣きわめいたり……。子どもにかんしゃくを起こされると、親も大変。親を叩いたりかみついたりする子もいて、本気で子どもとやりあってしまうと、とても疲れてしまうと思います。かんしゃくは、自分の気持ちが伝わらないいらだちと、自分の意志が通らないことに対するいらだちの表れ。言葉が少しずつ出るようになり、でもまだうまく話せない1歳半から2歳半頃に多く見られます。子どもがかんしゃくを起こしたら、親は冷静を心がけて。「○○できなくて、怒ってるのね」と、何で怒っているのか、言葉で表現してあげましょう。怒り過ぎて子どもが言葉を受けとめられないなら、冷静になるまで少し待ってみましょう。「自分の意志がでてきた証拠」と、ゆとりを持って対応できると良いですね。

2010.09.01

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水遊びをさせるとき

暑い季節、水遊びはとっても楽しいもの。あせも対策にもなるので、お母さんの余力があれば、やってあげたいものです。地域によっては、水遊び用の親水公園やジャブジャブ池などがある場合もあります。無料で利用できる場合も多いので、場所などは市町村に問い合わせたり、ご近所の先輩お母さんに聞いてみましょう。自宅でビニールプールなどが用意できない場合は、大きめの桶に水を張ってあげたり、お風呂にほんの少しお水を入れてあげるといいですね。小さなお子さんはお母さんやお父さんと一緒に遊ぶと思いますが、特に水遊びの場合は必ず大人が見守ることが大切。少ない水量でも、すべった拍子に水に顔を埋めてしまう可能性もあります。起きあがれずパニックになると、命に関わる危険もあります。家事の手を休め、ジョウロで水をかけてあげたりして、子どもと一緒に遊びましょう。

2010.08.01

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絵本を読んであげよう

お母さんに絵本を読んでもらうのは、子どもにとってとても幸せな時間。ひざの上で安心しながら、お母さんのやさしい声が聞こえてくるのは、心地よいものです。始めのうちは、聞いているのか聞いていないのかわからなくても、子どもはしだいに、言葉や絵に興味を持つようになるでしょ う。また、同じ絵本でもお母さんとお父さんでは読み方が違います。お父さんが育児参加するきっかけがつかめないようなら、絵本を子どもとのコ ミュニケーションツールにするのもひとつの方法です。絵本の選び方としては、子どもの日常生活と関わりのあるものがおすすめ。まず1冊は子どもの好きな乗り物や動物などが登場するものを選んであげるといいですね。また、子どもは「もこもこ」とか「ぺろぺろ」という擬態語や擬声語のくり返しも大好きです。とても単純な絵でも、自由に発想を膨らませていくことができます。

2010.07.01

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夕暮れ泣き

赤ちゃんが2〜3カ月ごろ、夕方になると機嫌が悪くなり、2〜3時間泣きやまなくなることがあります。オムツを替えても、ミルクをあげても だめ、抱っこしてもだめ。赤ちゃんの具合が悪いのではないかと、心配になることもあるでしょう。これはいわゆる夕暮れ泣きというもの。夕暮れになると胃腸も疲れてくるので、おなかにガスがたまって泣くのではないかと言われています。また、お母さんも疲れてきて母乳の出が悪くなったり、家事などに手を取られ、ゆったりとした気持ちで接することができなくなることも原因の一つ と言われています。日中は元気で過ごしていて、熱もないようなら、夕暮れ泣きだと思って様子をみましょう。赤ちゃんがだんだん生活のパターンに慣れてくると、夕暮れ泣きも2〜3週間するうちにおさまってくるようです。

2010.06.01

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