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窓からの転落に注意

乳幼児期に多いのが窓からの転落です。乳児の場合、気を付けたいのが、ベビーベッドからの転落。つかまり立ちできるようになって、足をかけた拍子に空いていた窓から転落するという事故もありますから、ベビーベッドを窓の横に置かないことを基本にしましょう。窓際のソファーに上って、窓から転落する事故もあります。配置など工夫することが大切です。ベランダに置いたイスやテーブル、植木鉢やエアコンの室外機も足場になりますから要注意です。重ねて土台にし、外を見ようとして身を乗り出し転落する可能性があります。旅行先の宿泊施設では、まず窓のロックやどの程度窓が開くのかなど確認しましょう。宿泊施設では窓際にベッドが配置されていることも多く、旅行先でテンションが上がってベッドで飛び跳ねた拍子に転落することもあります。

2024.03.01

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育児

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新生児の肌ケア

赤ちゃんは肌がみずみずしい印象がありますが、お母さんのお腹にいたときは、羊水に包まれていました。そんな赤ちゃんがお腹から外に出てきたのですから、乾燥しやすいというわけです。赤ちゃんの皮膚はとても薄いため、十分に保湿してあげることが必要です。赤ちゃんの肌が乾燥すると、肌荒れしたり、細菌やウイルスが体内に入ってしまう可能性があります。アトピー性皮膚炎などの予防のためにも、全身の保湿ケアが必要と言われています。入浴時には低刺激の洗浄剤を泡立てて、手のひらや指の腹でやさしく洗います。丁寧に洗浄剤を流したら、水分をしっかりふき取り、保湿剤をたっぷりと付けます。保湿剤は入浴後や着替え時などに、しっとりするくらい塗ります。乾燥しやすい季節だけでなく、夏場なども塗ってあげることが大事です。

2024.03.01

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育児

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包丁を持たせるとき

料理のお手伝いは、野菜などの食材に興味を持ったり、食材に触れ指先を使ったり匂いを感じたりと、五感を育みます。レタスをちぎる、玉ねぎをむく、切ってある野菜をサラダ用に盛り付けるなどは低年齢でもできます。包丁を使いたいという子もいるでしょう。子どもが興味を持ち、注意を守れるのであれば3歳前くらいから包丁を使える子もいます。使うときには、まず約束をします。大人と一緒のときだけ、人に向けない、包丁を置くときは横向きにして刃を奥に向けることなど。指を切ってしまわないかと心配だから、プラスチック製で切れにくいものをと考える方もいますが、切れないと力を入れてかえって危ないこともあります。手の置き方を教え、子どもが握りやすくしっかり切れる包丁を丁寧に扱えるように経験させるといいですね。

2024.02.01

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育児

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災害時の授乳

災害時はストレスで母乳が出なくなるということを聞いたことがありますか。もちろんお母さんによっては一時的に出にくくなることはありますが、赤ちゃんにおっぱいを吸ってもらっていると出るようになります。災害後の暮らしや避難所生活の中でいつも通り授乳することは赤ちゃんの安心にもつながります。避難所などで一律に粉ミルクや液体ミルクが配布されることがありますが、いつも通りの授乳を継続できるような支援が必要です。母乳をあげている場合はそのまま母乳をあげましょう。感染症などから赤ちゃんを守ることにもなります。母乳の場合は授乳スペースを確保する、粉ミルクの場合はミルク用のお湯を用意し、哺乳瓶を洗える環境を整えるなどが必要。液体ミルクを哺乳瓶に移し替えて授乳する場合も、毎回哺乳瓶を洗う必要があります。

2024.02.01

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育児

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ゲームで負けて怒る

幼児期、少なからずいるのがゲームで負けて怒る子ども。家族や友だちと楽しくカルタやボードゲームをしていたのに、負けがわかると突然不機嫌になり怒ったり、泣き出したり。親としては「ゲームなのに」「楽しくやればいいじゃない」と思い、ちょっと面倒な気分になるかもしれません。もちろん、大人になってもスポーツ観戦でなどで自分の応援しているチームが負けると不機嫌になることがありますよね。子どもは、感情の切り替えに時間がかかるので、ずっと泣き続けたりぐずったりする場合があります。でも、それは悔しかった、残念だったという自分の気持ちと格闘している証拠。怒りだしたからと言って、「もうゲームに入れない」など排除しないことが大事です。「悔しかったね。落ち着いたら声かけてね」と子どものペースに任せてみましょう。

2024.01.01

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育児

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薬の誤飲を防ぐ

子どもが薬を誤飲してしまう事故が後を絶ちません。大量に服用してしまうほか、成分などによっても健康被害を起こす可能性もあります。大人用の薬を摂取したり、錠剤の小分けシートごと飲み込んでしまうこともあります。ハイハイなどで移動できるようになると手に触れるとなめたり、飲んでしまうこともあるので、注意が必要です。薬は子どもの手の届かない、見えないところに保管するのが大原則。目を離したすきに、バッグから取り出したり、足場を使って棚の上に手を伸ばすこともあります。お菓子の箱などを保管用の容器にせず、開けにくい箱などに入れ、絶対に手が届かない場所で保管しましょう。シロップ薬なども飲ませた後、すぐに片付け、ジュースなどと並べて保管しないことが大切。薬を誤飲した可能性があれば、すぐに医師に相談を。

2024.01.01

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病気・医療

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鶏だんご入りちゃんこ鍋

今回の子供のお手伝い=子手伝いは、しょうが入りの体がぽかぽか温まるちゃんこ鍋です。家族みんなでひとつの鍋を囲める幸せを分かち合いながら、心もほんわか温まりましょう!

2023.12.01

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ワークショプ

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数やひらがなを教える

子どもが年中・年長さんになると、「数を教えた方がいいかな」「ひらがなを覚えさせたい」と思うお母さんお父さんも多いでしょう。覚えさせなきゃと、いきなりドリルなどをさせるのは逆効果。無理やり覚えさせようとすると、子どもが嫌がることもあるでしょう。そんなときは、生活の中で体験しながら覚えるのが一番です。自分の年を指で示したり、お風呂で「あと10ね」などと一緒に数えてみたり。「お皿を家族3人分並べてね」など、お手伝いに巻き込みながら、数の概念に触れさせてみましょう。ひらがなは、自分の名前をまず覚えられると、うれしいもの。子どもの持ち物に名前を書いて、「これは○○くんの」と認識できるようになると字の形で覚えていきます。絵本を読みながら、「ボクの名前の“あ”だね」など、見つけるのも楽しいでしょう。

2023.11.01

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育児

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泣き止まなくてつらい

赤ちゃんが泣き止まないと、つらいですよね。授乳もした、オムツ替えもした。でも泣き止まない時は、まずは抱っこが最強です。不安になって泣いていることもあるので、抱っこしてあげましょう。また、大人でも何となくモヤモヤすることがありますが、赤ちゃんも泣きたいときがあります。何をしても泣き止まない時は「泣きたいんだね」と受け止めましょう。親自身がつらい時などは、赤ちゃんの気分の切り替えを手伝うのも一案です。窓の外を見せたり、鏡に赤ちゃんの顔を映してみたり、うちわで風を送ってみたり、お散歩に行くのおすすめです。ちょっと違う刺激を感じさせて、気分を紛らわせてあげるということです。どうしても泣き止まずつらくなったときは、赤ちゃんを安全な場において、深呼吸。音楽をかけるなどリラックスしてみましょう。

2023.11.01

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育児

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パンプキンde離乳食「スープグラタン」

ビタミンやカロチンなど栄養たっぷりなかぼちゃレシピです。ハロウィンメニューにもおすすめです!

2023.10.01

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ワークショプ

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祖父母に頼るとき

働くお母さんも増えて、祖父母の家の近くに住んでサポートしてもらう家族も少なくありません。祖父母は孫がかわいいので積極的に手伝ってくれる場合がほとんどですが、親しき者にも礼儀ありで、感謝と尊重を忘れないようにしましょう。出産年齢が高くなっていますから、祖父母も高齢化しています。サポートを頼む場合、まずは、祖父母の状況や要望を確認しましょう。祖父母も働いていたり、地域活動が忙しいケースもあります。祖父母の日常を考慮することも大切です。もうひとつは体力。抱っこやおんぶ、ベビーカーを押したり、一緒に連れ歩くのも体力が必要。預ける場合は短時間から様子を見ましょう。毎日は大変ということなら、自治体のファミリーサポートや一時預かりなども併用しましょう。そして感謝の言葉はきちんと伝えましょう。

2023.09.01

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育児

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男らしさ女らしさ

つい「男の子なんだから泣かない!」「女の子なんだから、女の子らしい服を」なんて、子どもに声をかけていませんか。以前よりは意識されるようになりましたが、相変わらず女の子はピンクや赤色、男の子は青や黒色、ご飯を作るのはお母さん、仕事に行くのはお父さんというような刷り込みが少なくありません。絵本でもバスの運転手は男性で、花屋は女性という登場人物がほとんどのような気がします。親自身が意識して「女の運転手さんもいるよね」など、時によって声をかけることも大切です。遊び方も「男の子なのにままごとばかり」「女の子なのに電車遊びやブロックばかり」と嘆くことはありません。その子が好きなものをぜひ認めてあげましょう。子どもの遊びは特に、親や周囲の環境から感じたことを再現していることが多くあります。

2023.09.01

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育児

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お父さんの抱っこひも

最近ではお父さんが赤ちゃんを抱っこする様子もよく見られるようになりました。お母さんもですが、抱っこひもを使うときには、赤ちゃんと親が密着していることが基本です。赤ちゃんも安定しますし、抱っこしている親の方も重心がぶれにくくなります。肩や腰への負担が軽くなり、疲れにくく、歩きやすくなります。抱っこひもの使い方が不安定だと、赤ちゃんが固定されず、かがんだ時に落下してしまう原因にもなります。基本的な考え方は、素手で抱っこしたときの赤ちゃんの位置を参考に、抱っこひもの留め具などの長さなど調整することです。女性と男性では体型も違うので、お父さんの使用頻度が高いならお父さん用を用意するのもおすすめ。装着方法が商品によって異なるので、購入店でできれば試着し、使う前に何度か練習しましょう。

2023.08.01

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育児

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上の子にイライラ

赤ちゃんを育てているお母さんから「上の子がいうことを聞かない」「忙しいのに、見て見てってうるさい」などの悩みを聞くことがあります。上の子が言うことを聞かなかったり、過剰に親を呼んだりするのは、心が満たされていない証拠。自分をもっと見て欲しいというサインです。「見て!」と言われても、下の子の世話をしていたり、家事で手が離せない場合は「○○が終わったら行くね」と見に行けるタイミングを伝えましょう。伝えたら、ちゃんと見に行くことです。「見て見てサイン」は、絵をかいたりブロックができて、その喜びを共有したい気持ちの表れです。言うことを聞かない理由はいろいろありますが、これも自分を見て欲しい、もっと甘えたいという場合も多いものです。上の子の気持ちをちょっと推しはかって対応してみましょう。

2023.08.01

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育児

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子ども服の安全

子ども服が原因で、事故が起こることがあります。フードやひもがすべり台やジャングルジムに引っかかる、自転車のチェーンに絡まる、子ども同士が引っ張り合って事故になることもあります。国が定めたメーカー向けJIS規格では「4129(ヨイフク)」として、安全基準を示しています。フードは引っかかったり引っ張られる可能性があるので注意が必要、ひもは、特に先にぽんぽんが付いていたり飾りボタンが付いていると引っかかりやすくなります。頭や首周りから垂れ下がっているひもはNG、背中から出るリボンやひもは付けられません。上着やズボンなど、股より下の裾に垂れ下がったひもは付けられません。子ども服を購入するときはついかわいらしさで選んでしまいがちですが、「この服は子どもに安全か」という視点を優先しましょう。

2023.07.01

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育児

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離乳食開始の目安

離乳食の意味は、母乳やミルクを飲んでいた赤ちゃんが少しずつ固形のものを食べられるように、慣れていく期間です。離乳食の開始時期は5〜6カ月頃が目安。ポイントは首がしっかりとすわっている、支えがあれば座ることができる、食べ物に興味を示すようになるという3つです。大人が食べている様子を見て、もぐもぐと口を動かしたり、よだれが出るようならスタートしましょう。小さく生まれた赤ちゃんの場合は、小児科医などにスタート時期を相談してみましょう。スプーンを口に運ぶと今までとは違う感触のために舌で押し出す子もいますが、様子をみながら無理強いせず、ゆっくりと進めていきましょう。個人差があり、なかなか食が進まないとイライラすることもありますが、食事の時間を楽しむことも離乳食を進める大きな目的です。

2023.07.01

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育児

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室内では裸足で

生まれたばかりの赤ちゃんの足裏は平らですが、立ち上がったり、歩き始めるとだんだんアーチ状の土踏まずができてきます。最近では子どもたちの外遊びが少なくなって、土踏まずの成長が阻害されていることが問題になっています。足裏が成長しないと、転びそうになったときに踏ん張ることができなかったり、片足でバランスを取ることが難しくなったりします。小さい子はフローリングの床で滑ることもありますし、家ではできれば靴下をはかずに、裸足で生活させるようにしてみるといいでしょう。暖かい季節になれば、芝生の上や砂場を裸足で歩くなどして、足裏に刺激を与えるのも足の成長・発達に効果的です。足裏は第二の脳とも言われるほど。立ち、歩き、足裏を刺激することで、体幹を鍛えたり、体の平衡感覚を養うことにもつながります。

2023.06.01

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育児

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歯磨きの習慣づけ

「虫歯にしたくない」「仕上げ磨きが一苦労」というお母さんたちからの声を聞きます。そもそも子どもが虫歯にならないようにという思いから、子どもを押さえつけて仕上げ磨きをするため、子どもが怖がったりして、仕上げ磨きが大変になるということでしょう。歯磨き習慣は、歯を清潔に保つこと。歯磨きはもちろんですが、3食を規則正しく食べる、間食の回数を増やさないこと。口の中に食べ物や甘い飲み物が入っている状況をだらだらと長くしないことが、虫歯になりにくい環境作りにつながります。そのためには日中活動的に過ごし、生活リズムを整えましょう。親子のスキンシップも大切。「いっぱい遊んで食べたから歯をきれいにしようね」と語りかけながら親子で歯磨きし、「じゃあ隅までピカピカにしよう」と楽しく仕上げ磨きしましょう。

2023.06.01

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育児

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腸がよろこぶ食べ物“食物繊維”

便秘の改善には腸を元気にすることが一番です。最後は内藤先生に、腸の健康に欠かせない“食物繊維”についてお伺いしました。『今だからこそ知っておきたい、こどもの便秘』と題し、3回にわたりお伝えしてきましたが、お子さまやご家族の健康を考えるきっかけになれば、うれしく思います。

2023.05.01

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育児

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ベビーカーを選ぶとき

ベビーカーにはA型、B型、AB型、3輪タイプなどがあります。A型は生後1カ月ごろから使えるタイプ。背もたれを倒すとほぼフラットになり、ハンドルを両対面にできるものがほとんどで、安定感も優れています。畳んだときに大きめで、重量もあります。B型は、お座りができるようになってから伝えるタイプ。軽くて取り回しがしやすく、走行時も方向転換が楽で、コンパクトに収納できます。AB型は、A型とB型の両方の機能を持っています。B型より安定感がありますが、重量があり大きめ。A型と表記されているものもあります3輪タイプは、タイヤが比較的大きく安定感があり、走行時の赤ちゃんへの振動が小さくなっています。重量があります。収納場所や、車移動が多いのか、走行する路面なども考えて選ぶといいでしょう。

2023.05.01

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育児

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発達障害の心配

子どもはそれぞれ個性があり、発達も違います。でも「うちの子、ちっともじっとしてない」「落ち着くまでにすごく時間がかかる」「すごくこだわりが強く、興味のあるものだけ、記憶力がすごい」などの様子が見られると、親として発達に何らかの問題があるかもと心配になるかもしれません。定期健診や保育園・幼稚園の先生などから、指摘されることもあるでしょう。「この子は、こういう性格だから」と打ち消しがちになりますが、保健所で相談したり、地域の療育センターや病院などを受診しましょう。発達障害かどうかの診断を受け、子どもへの声掛けや関わり方のアドバイスをもらえると思います。親も診断を受けることによって安心しますし、声掛けやかかわり方を変えると、子どもも落ち着いてくることがあります。先延ばしにしないことが大切です。

2023.05.01

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病気・医療

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これって便秘?便秘チェックと今日からできる対策

今回のコラムでは、便秘チェックをして、お子さまの腸の状態を考えたいと思います。「3日に1回でなければ便秘」という考えが根強いですが、内藤先生に伺ったところ、ガイドラインでは「本来体外へ排出すべき糞便を十分量かつ快適に排出できない状態」と定義されているそうです。回数だけで判断せず、便の性状(硬さなど)や排便時の状態により総合的に判断することが大切です。例えば、小児においては、排便するときに強いいきみが必要だったり、排便時の痛みで泣いてしまうこともチェックのポイントだそうです。そのほか便秘かどうかのチェック項目や注意点、すぐにできる対策など、詳しくお伺いしました。

2023.04.01

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育児

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多様性をどう伝えるか

多様化の時代。人種や肌の色、性別や性志向、シングル家庭、障害があるなどさまざまな人がいます。子どもにどのように伝えたらいいでしょう。子どもはいつも見ている様子と違うことに対して、素直に感じたまま「なぜあの人は肌が黒いの?」「あの人は目が見えないの?」などと聞いてくるでしょう。「そんなこと言っちゃダメ」などと否定せず、「そうだね。いろんな人がいるよね」と伝えましょう。「なぜ?」と聞いてきたら、「背が大きい人や小さい人もいるし、顔の形もみんな違うね」と年齢に合わせてわかりやすく伝えましょう。まずは親自身が偏見を持たないことが大切です。視覚障害者がいたら「お手伝いしますか?」と声をかけてサポートしている様子を見せましょう。子どもは親の姿を通して困っている人に声をかけ、サポートすることを学んでいきます。

2023.04.01

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育児

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お宮参りの考え方

子どもが生まれると、いろいろな行事があります。祖父母とのずれについて多く聞かれるのがお宮参りです。お宮参りは、赤ちゃんが無事に生まれたことを感謝し、健やかな成長を祈る行事です。男の子は生まれて31日目、女の子は32日目とされていますが、その前後でお母さんの体調がよく、天候なども考慮しながら決めることが多いようです。地域にもよるようですが、赤ちゃんは義母が抱っこするというのが習わしでした。義母がそのように思い込んでいて、赤ちゃんをずっと抱っこされていて、自分で抱けず悲しかったという話も聞きます。最近では、お母さんが抱っこし、義母や実母もみんなが順に抱っこする形も多く見られます。気になる場合は「こんな風にお宮参りをしたいと思います」とあらかじめ伝えておくと、いいでしょう。

2023.04.01

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育児

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甘くみてはいけない!こどもの便秘

近年、増えてきていると言われる“こどもの便秘”について、腸内細菌のスペシャリスト、内藤裕二先生にお話をお伺いしました。今回から3回にわたって、お伺いした内容をお届けいたします。

2023.03.01

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育児

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早生まれの自己効力感

1月1日から4月1日までに生まれた子どもを早生まれと言います。早生まれの子は、自己効力感(困難な状況に前向きに取り組める力)が低い傾向があると研究などで言われています。特に幼児期から小学校低学年くらいの場合には、体や心の月齢の成長の違いが大きいということです。たとえば幼児期に園で集団遊びをするときなど、遅生まれの子の方がリーダー的な役割をするケースも多く、体もやや小さめな早生まれの子がそれに合わせるような関わりをすることがあります。このような子ども同士の関係性は固定化されることもあります。関わる大人は、早生まれの子にも意見を言ってもらったり、リーダー的な役割を与えていくことも必要です。異年齢など多様な関わりの場を増やし、早生まれの子も活躍できる場作りを心がけましょう。

2023.03.01

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育児

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母乳で育てるメリット

母乳で育てることによるメリットとしては、赤ちゃんを疾患から守ってくれる、消化がいいなどが挙げられます。さらに、母乳を吸われることにより、母親の子宮収縮が進み、産後の回復も早くなると言われています。母乳で育てたいと思っている人は多いのですが、早めにあきらめてしまう人も少なくありません。お母さん自身も授乳は初めてですし、赤ちゃんも母乳を吸うのは初めて。何度も授乳していくことで、お母さんも授乳の抱っこが上手になり、赤ちゃんも乳首を吸うことが上手になっていくのでしばらく続けてみましょう。乳首の陥没や乳腺炎などトラブルがあれば助産師さんなどに相談を。母乳にこだわりすぎず、つらくなれば粉ミルクと混合にしたり、ミルクに切り替えるなども考えましょう。お母さんと赤ちゃんが笑顔でいられる方法が一番です。

2023.03.01

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育児

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子どもへのイライラ

子育てしているとイライラすることもあります。イライラが継続すると自分も疲れますし、怒られてばかりの子どももつらいかもしれません。このイライラをちょっと客観的に考えてみましょう。私は、どんな場面でイライラしてしまうのか、1日の時間帯なら、一番イライラしやすいのはどんな時でしょうか。時間があるときに考えたり、紙に書き出してみるのもいいでしょう。書き出したら、どうしたらいいのかを考えてみましょう。たとえば、朝出がけに、子どもがさっと動いてくれないことにイライラするなら、もうちょっと朝の時間を多めに取ってみるという方法もあります。着替えるのに時間がかかることにイライラするなら、ボタンが少ない服など着替えやすい服を選ぶのも一案です。話せることもなら一緒に解決方法を相談してみるといいですね。

2023.02.01

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育児

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子どもとの会話を楽しむ

子どもが話しかけてきたときが、話したいとき。「見て見て!」と言われても親の方が忙しいときには「洗濯ものを畳み終わったら、見せてね」など、いつ見られるのか話を聞けるのかを、明確に伝えましょう。もちろん、そのままうやむやにせずに、約束したことを守ることが大事です。たとえば描いた絵を見て欲しいとき。親の方が「犬を描いたの?上手だね」などと声をかけることが多いと思いますが、そうすると「うん、そうだよ」で会話が終わってしまうこともあります。なるべく「何を書いたの?教えて」と、子どもに説明を促すような声がけをしてみましょう。子どもが自分で説明するように促してみるということです。「これはどこかをお散歩しているの?」などと問いかけると、子どもの想像力が広がり、コミュニケーション力も高まります。

2023.02.01

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育児

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家で新聞紙遊び

家で子どもと過ごすときに、新聞紙はいろいろ遊べるアイテムです。新聞紙を広げた上に赤ちゃんを乗せて、ゆっくり引っ張ると空飛ぶジュータンのようです。新聞紙を丸めて刀のようにしたら、戦いごっこができます。新聞紙を丸めてボールのようにして、壁に的あてのようにして遊んだり、入れ物を置いて何個入ったか親子でシュートの数を競ってゲームのようにしてもいいかもしれません。折り紙のように使って兜を作ってかぶったり、オリジナルの帽子を工作してみるのもいいでしょう。ビリビリと破く音も楽しいです。ビニールプールなどに集めて、子どもがその中に入って遊んでみるのもいいですね。子どもの年齢によって、ほかにどんな遊びがあるか考えてもらうのもおすすめです。最後は散らかった新聞紙を一緒に集めて、片づけましょう。

2023.01.01

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育児

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そろえるベビー用品

赤ちゃんの誕生に向けて、どんなものを揃えたらいいでしょう。育児誌や育児サイトには、一覧が載っているので参考に。ただ、多めに書かれていることもあります。ネット通販なども利用できますし、赤ちゃんが生まれたら、ほとんど使わなかったということも少なくありません。用意するのは最低限でいいでしょう。紙おむつも、新生児用をたくさん用意していても、赤ちゃんの出生体重によって、サイズ的に合わないこともありますし、すぐにサイズアップして、かなり余ってしまうということもあります。ベビーベッドを用意したけれど、ほとんど添い寝になって、ベッドはあまり使わなかったというようなケースもあります。ベビーベッドやベビーカーなど大きな商品はリースなどの利用も便利です。試しに使って使い勝手がよかったら購入する手もあります。

2023.01.01

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育児

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子供の入園・入学、ママの仕事復帰に向けての不安解消!

4月の入園を控え、「まだおむつがとれていないけど大丈夫かしら」、入学を控え「文字が書けておいたほうがいいの?」、ママの仕事復帰を控え「子育てと両立できるかしら」「パパは協力してくれる?」... など、悩みはつきないものです。「

2022.12.01

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ワークライフバランス

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沐浴の目的とポイント

赤ちゃんが退院すると、生後1カ月くらいはベビーバスなどで沐浴します。赤ちゃんの抵抗力がまだ弱く、大人と一緒のお風呂だとおへそからの感染が心配なためです。沐浴は、清潔にすることはもちろんですが、血行を良くしたり、体の状態を見る、親の子のふれあいの目的もあります。赤ちゃんは新陳代謝が激しいので、毎日沐浴させるようにしましょう。大人の入浴は夜が多いと思いますが、赤ちゃんの沐浴は日中でも大丈夫です。授乳後だと嘔吐したり、空腹だと泣きだすこともあるので、授乳と授乳の間の時間にしましょう。家族が落ち着いて沐浴させられるタイミングで、毎日同じ時間帯にするのがおすすめ。広くて安定した、準備しやすい場所で、沐浴させましょう。沐浴させながら、オムツかぶれやあせも、脇や首のしわのただれも観察しましょう。

2022.11.01

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育児

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赤ちゃんの熱の測り方

赤ちゃんの熱は1日の中でも変わりやすいのが特徴です。泣いたり、眠くなったり、授乳後おなかいっぱいになったりすると体温が上がります。寒い場所にいると体温が下がることもあります。赤ちゃんが元気な様子なら心配ありませんが、体温の把握は健康状態を知る目安にもなります。熱を測るタイミングは、朝、昼、夕方、夜の4回程度。毎日ほぼ同じ時間帯に測り、平均を出しましょう。お昼寝中などは体温が高めなので、その時は図らなくていいでしょう。体温計は、接触型や、非接触のものなどいろいろありますが、接触型の方が正確です。耳体温計などもありますが、わきの下で測るのがおすすめ。汗をかいていたら拭きとって、赤ちゃんのわきで体温計を挟み、親が抱きかかえるようにして測るといいでしょう。赤ちゃん用の体温計を使うと安心です。

2022.11.01

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育児

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離乳食と母乳の関係

生後5〜6か月ごろに離乳食をスタートします。母乳または粉ミルクだけでは不足してくるエネルギーや栄養素を補完するために、乳汁から幼児食に移行する過程で与えられるものを離乳食といいます。しっかり食べる様子が見られると親も安心しますが、日によってあまり食べないなど、食べムラがあることも。無理強いせず、様子を見ながら1回食、2回食、3回食と進めていきましょう。離乳食を食べさせて、そのあとに授乳します。今は、1歳くらいのタイミングで、離乳食をしっかり食べられるようになったら、母乳を卒業する時という考え方ではなくなりました。幼児期まで母乳を飲んだり、寝る前だけは飲むなどの子もいます。離乳食との関係ではなく、赤ちゃんとお母さんのペースとタイミングで、卒乳の時期を決めるようにしましょう。

2022.10.01

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育児

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赤ちゃんの情緒の分化

赤ちゃんの気持ちは、成長とともに発達していきます。生まれたばかりの時は「興奮」。生後3カ月ごろになると、「快・興奮・不快」と枝分かれし、6カ月ごろになると「不快」は「怒り・嫌悪・恐れ」に。1歳半ごろになると「快」は「子どもへの愛情・大人への愛情・得意」へと、さまざまな感情に分化していきます。このような感情は、赤ちゃんと目線を合わせたり、語り掛けたり、スキンシップすることで、育まれていきます。生後2カ月ごろになると、赤ちゃんは「うーあー」と声を発するようになります。喃語と呼ばれますが、声を発することで親が振り向いたり、声を返してくれたりというやり取りを通して、関係性を作り、感情が豊かに育っていきます。お母さんだけではなく、お父さんも積極的に赤ちゃんと目線を合わせて語り掛けましょう。

2022.10.01

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育児

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産後の不安にどう向き合ったらいいの?

産後はホルモンバランスの変化もあり、体や心にさまざまな変化や気がかりなどが大きくなります。産後うつにならないように、どう考えたらいいのか、また夫や周囲はどのように対応したらいいのかなど、助産師でもある市川香織先生に伺いました。

2022.09.01

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妊娠・出産

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水で遊ぶとき

子どもは水遊びが大好き。水は手のひらやカップですくったり、水鉄砲などで飛ばしたり、色水遊びも楽しいですね。水は日向と日陰で温度が違ったり、大きなバケツなどに入れて船やおもちゃを浮かべて水をかき回すと水流になったり。五感を刺激して、発想が膨らみます。砂で山を作って、そこに水を流して川のようにしてみたり、水だけでも楽しいですし、ほかのものと組み合わせてみると、新しい発想が生まれます。友だちとアイディアを出し合うと、コミュニケーション力が育まれます。暑い季節には、ビニールプールや、浴槽に少し水を張って遊ばせるのも喜びます。少し大きい上の子でも、赤ちゃんの危険がないように配慮するのは難しいので、大人が必ず見守りましょう。数センチの水でも静かに溺れることがあり、命の危険もあります。

2022.08.01

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育児

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車の中と外の事故

子どもを車に乗せる場合、事故による被害を軽減させるためにチャイルドシートを必ず着用させましょう。子どもが嫌がる場合もありますが、そこは譲ってはいけません。暑くてぐずる場合には、車内の温度を調整したり、チャイルドシート用の保冷シートも販売されていますから、利用してみるといいでしょう。子どもが眠っているからと、子どもだけを車中放置するのは絶対にやめましょう。真夏でなくても、車内の温度が上昇して熱中症になり、命を危険にさらすこともあります。また、子どもがスイッチをいじる可能性もあります。パワーウインドウに、指や首を挟まれる事故も起きています。子どもを先に降ろして、車の位置を直すときに、子どもをひいてしまう事故も起きています。車を完全に停車してから、子どもを降ろすことを徹底しましょう。

2022.08.01

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育児

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お父さんも入浴担当を

赤ちゃんをお風呂に入れるとき、お父さんの場合、先に自分がお風呂に入って「連れてきて来ていいよ」と言って、赤ちゃんを入浴させ「出るよ」と声をかけて、その前後はお母さんがやっているということも多いのではないでしょうか。お母さんが一人で入れるときには、お風呂の温度を調整し、赤ちゃんの洋服を脱がせて、湯上りタオルや着替えを準備して入浴。その後、赤ちゃんのケアまですべて行っているでしょう。もちろん、夫婦で連携&協力することは大事なのですが、お父さんもこの一連のお世話をできるようにしておくといいですね。お母さんが急に病気になったり、親の介護をしなくてはならないこともあるからです。どちらも一通りのお世話ができると、どちらかがメインで担当した場合、流れがわかっているのでサポートもスムーズです。

2022.07.01

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病気・医療

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子連れでランチ

子どもが小さくても、時にはランチしたくなりますね。でも、食事中に子どもが騒いだりすると周囲の人に迷惑がかかるかもと心配になるかもしれません。子連れ歓迎のレストランも増えていますから、インターネットなどで調べてみましょう。キッズコーナーやキッズルームが併設されているところもあるようです。また、お天気の日には屋外テラスなどがあるお店も、おすすめです。複数の家族で行くのも一案です。お母さん一人で子どもを見ながらの食事は大変ですから、大人が複数いれば、どちらかが早めに食べるなど、バトンタッチして子どもを見ていることもできます。子どもが飽きないよう、塗り絵や絵本など持参するのもいいでしょう。子どもを叱りながら食べるよりも、暖かい日には公園のベンチでランチするなど、工夫して楽しみましょう。

2022.07.01

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育児

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手作りバードコールをもって出かけよう!

バードコールって知っていますか?ねじのきしみの音で、鳥のさえずりのような音を出して鳥を呼ぶものです。鳥たちが、どんな鳥がきたのか気になって寄ってきますよ。

2022.06.01

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ワークショプ

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薬を飲まない

医者にかかり、出された薬を飲ませるのは親としての役目。子どもが飲んでくれないとあきらめては、病気が長引く可能性もあります。出された通りに、きちんと飲ませるようにしましょう。乳児の場合、ミルクに混ぜるとミルク自体を嫌がってしまうと困るためNG。粉薬は少量の水で練って、ほおの裏側に塗り、授乳したり水分をとらせると、自然に飲んでしまいます。シロップはスポイトやスプーンで与えましょう。泣いているときは避け、泣きやんでから飲ませましょう。無理に飲ませると吐いてしまうこともあるので、ジャムやアイスなど甘いものに混ぜて飲ませる方法もあります。薬剤師に相談してみましょう。薬専用のゼリーも市販されています。言葉がわかるようになったら、「病気を治すために薬を飲もう」と子どもに伝えることも大切です。

2022.05.01

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病気・医療

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赤ちゃんとの遊び

ねんねの赤ちゃんと遊ぶと言っても、どうしたらいいかわからないというお母さんもいるでしょう。目線を合わせる、笑っていたら「ごきげんだね」と声をかけるなども、赤ちゃんにとっては遊びです。目でものを追うようになれば、顔の前で左右にゆっくり指を動かしたり、顔を近づけて動かしてみるのもいいですね。首がしっかりしてくると縦抱きの方を好む赤ちゃんもいます。ねんねで見える風景と縦抱っこされて見える風景は違うもの。家でぐずるようなら、外に散歩に出て、いろいろな景色を見せましょう。「風が吹いてるね」「葉っぱがきれいだよ」などと声をかけましょう。腰がしっかりしておすわりできるようになったら、赤ちゃんの両脇を支えて、膝の上でジャンプさせたり、たかいたかいも楽しいもの。「いないいないばあ」も喜ぶでしょう。

2022.05.01

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育児

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仕事復帰後の家事育児

仕事復帰したお母さんから「家事や育児がちゃんとできないなら、仕事を辞めたらと夫に言われた」という嘆きを聞くことがあります。働くお母さんが育休を取ると、その期間、専業主婦のように家事育児を一手に担うため、仕事復帰になった途端、家事育児が回らなくなると言うのはよくある話です。日中職場に行っているから、休業期間にように生活が回らないのは、当たり前ですよね。仕事復帰前のタイミングで、家事育児の役割分担を、夫婦で相談しましょう。両方とも時間制約があるわけですから、その中でお互いにやれること、保育園の送りや洗濯の担当を相談しましょう。毎日残業の会社でも「週に何日は○時に帰る」など、自分で意識的に行動することも大事です。場合によっては家電も駆使し、家族との時間をどう確保するか、夫婦で相談しましょう。

2022.04.01

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ワークライフバランス

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母子手帳をもらおう

母子手帳はお母さんと赤ちゃんの健康の状況を記録するもの。妊娠中の過ごし方や食事、赤ちゃんの成長や気がかりなことなどの情報が書かれています。妊娠検査を行い、心拍が確認されたタイミングで母子手帳をもらうのが一般的です。産婦人科や助産院から母子手帳をもらうように促されたら、役所などにもらいにいきましょう。交付時には本人確認書類と印鑑、また自治体によっては、産院からの妊娠証明書が必要な場合もあるので、事前に問い合わせてみましょう。妊婦健康診査受診票も一緒にもらえます。最近では保健所や子育て支援施設での交付も増えてきています。妊娠中に子育て支援施設に足を運んでおくのは、とてもおすすめです。配付時に面談を行うところも増えています。体のことや夫の協力、子育ての不安など、何でも遠慮なく相談しましょう。

2022.04.01

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妊娠・出産

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赤ちゃんのうんちの色

生まれたばかりの赤ちゃんのうんちの色は大人と違い、戸惑うことがあります。基本的なことを確認しておきましょう。生まれたばかりの赤ちゃんは、ねばねばした黒っぽいうんちをします。これを胎便といいますが、赤ちゃんがおなかの中で飲んだ羊水や胆汁などが混ざってそのような便になります。この便が出終わると、生後2〜3か月ごろまでは鮮やかな黄色の便になります。母乳をたくさん飲んでいるので、水っぽいのが特徴です。ミルクを飲んでいる赤ちゃんの場合は、やや茶色がかったうんちをすることもあります。腸内でうんちが酸性になり、緑がかったうんちをすることもあります。赤ちゃんが、赤色や白色など、急にいつもと違う色や状態のうんちをした場合には、おむつを持参したり写真を撮って、小児科ですぐ診てもらいましょう。

2022.03.01

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育児

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抱っこひもの選び方

抱っこひもはいろいろな種類があり、着け心地や装着方法も種類によって異なります。新生児期からか、首がすわるころからなのか、まずいつから使うかを考えましょう。首がすわるころまでは、手で抱っこして近所を散歩したり、新生児から使えるベビーカーを利用するという考え方もあります。お母さんとお父さんでは体格が違いますが、調節機能がついているものも多くあります。できれば店頭で確認し、試着してフィット感を確認してみるといいでしょう。親の体と赤ちゃんとが密着し安定するものを選びましょう。素材もいろいろありますが、暑い季節に使う場合は、メッシュタイプの素材がおすすめです。赤ちゃんを抱っこしたまま前かがみになったときに落下する事故も起こっています。安全ベルトがついているかも大事なポイントです。

2022.03.31

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育児

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予防接種を受けよう

予防接種は、重篤な病気にかかりにくくしたり、かかっても比較的軽症で済む、また社会への流行を防ぐ効果があります。生後2カ月から予防接種がスタートします。接種時期は、病気にかかりやすい年齢や重症化しやすい年齢などに応じて定められています。赤ちゃんの体調もみながら、適切な期間内に忘れないように接種することが大切です。医療機関で予防接種を受ける場合、病気の人との接触を減らすために、曜日や時間帯が決まっていることがあります。事前に確認してから行くといいでしょう。体温を測り、予診票の注意事項を確認し、必要事項を記入して、母子手帳と共に持参します。予防接種を受けた後、30分以内に副反応が起こることもあります。赤ちゃんに変わった様子がないか確認し、何かあれば医師にすぐ連絡しましょう。

2022.02.01

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病気・医療

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赤ちゃんの寝返り

生まれたばかりの赤ちゃんは、上向きに寝ているばかり。でも体力や筋力が少しずつついてくると、足を持ち上げるようになり、足を左右に倒したり、腰をひねるようになります。首がしっかりすると、首を反らせて、体を横向きに。さらに体を反らせて、肩を回し寝返りできるようになります。寝返りしても苦しそうにしていれば、すぐに仰向けに戻してあげます。時期は個人差があり、生後3カ月くらいで寝返りする赤ちゃんもいます。平均的には5〜6か月ごろと言われていますが、10カ月近くなって寝返りできる子もいます。寝返りは急にできるようになります。赤ちゃんが寝返りしてベッドから転落する事故も起こっています。ベビーベッドの柵は必ず締め、窒息防止のため、顔を覆ってしまわないように周囲にぬいぐるみなどを置くのはやめましょう。

2022.02.01

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育児

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子どもの習い事をどう考える?

「そもそも習い事って、何のためにするもの?」「はじめる場合、教室を選ぶ時はどんなことに注意したらいいの?」など、子供の頃の習い事についての親の心構えや関わり方について、共立女子大学教授の西坂小百合先生に伺いました。

2022.01.01

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育児

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乳幼児期のおやつ

赤ちゃんのおやつは、いつごろからどんなものを与えたらいいのでしょうか。おやつは間食と言われ、その名の通り「間の食事」。赤ちゃんは消化器系の発達が未熟で、一度にたくさんの量を食べることができません。そのため、不足分のエネルギー量をまかなうために間食を与えます。間食は一般的には、離乳食が2回になる7〜8カ月のころからスタートすることが多いようです。離乳食があまり進んでいないうちに、おやつをあげると、離乳食を食べてくれなくなることもありますから、ある程度食べられるようになってからと考えるといいでしょう。おやつは、消化がよく食べやすいものを。市販のおやつの場合は、月齢の目安が書いてあるので参考にしましょう。自分で食べられるようになっても、おやつは袋ごと与えず、量を決めて与えましょう。

2021.12.01

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育児

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家族写真を飾ろう

最近は、スマホやデジタルカメラなどで気軽に写真を撮れるようになり、子どもの写真をたくさん撮っている家庭も多いでしょう。でも、デジタルで撮った写真を子どもと一緒に見返すことは、さほど多くないのではないでしょうか。子どもが赤ちゃん時代の写真を見ても、自分だと認識できないこともあるようです。部屋に写真を飾って 見ることは、記憶の上書きという行為。自分が小さかった時に、親がカメラを向けてくれたこと、その時の背景や、一緒に写っていた人の笑顔で、幸せな過去を追体験できます。行事はもちろん、子どもが遊んでいるところ、食べている日常などの写真も撮って、リビングなどに飾るといいですね。誕生日や年の初め、進学進級の時など、見返して話をすることによって、家族の中で育ってきた実感が子どもの心に育まれます。

2021.12.01

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育児

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イライラへの対処

子どもが言うことを聞かなかったり、ぐずったりするときに、「子どもの気持ちに寄り添いましょう」なんて言われても「もういい加減にして!」と叫びたくなることも。子どものいつもの行動でも、心に余裕がないと、イラッとして怒鳴りつけたり、時には叩きたくなってしまうかもしれません。そんな時は疲れていたり時間がなかったりすることが多くありませんか。自分自身がイライラしやすい時を把握して、対処しておくのも一案です。時間があるときに見直して、たとえば朝の時間にイライラするなら、子どもも早起きさせて時間を多めに取る、着替えや持ち物など朝の支度を子どもと一緒に夜にしておくなど朝ゆったり過ごせるように工夫してみましょう。子どもの言動に、カーッとなったら、ゆっくり深呼吸してクールダウンし、子どもに向き合いましょう。

2021.11.01

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育児

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だらだら食べはNG

「食事に時間がかかって困ります」という悩みを聞くことがあります。食べる早さは子どもそれぞれの個性によりますから「早く食べなさい」と追い立てたり怒鳴りつけては、食事の時間が楽しくなくなってしまいます。食事時間はある程度ゆったりとりましょう。ただし、だらだら食べ続けるようなら、ある程度の時間で切り上げましょう。環境や状況を見極めることも大事です。テレビが付いていたり、おもちゃが出ていて気を取られている、おやつの食べ過ぎや、日中の活動が少なくておなかが空いていないなど。まずは環境を整えることも大切です。食べやすさも工夫しましょう。スライスのキュウリは食べないのにスティックにしたら食べたという子も。食べやすい大きさに切ったり、逆に歯ごたえを楽しめるようにやや大きめにするのも一案です。

2021.11.01

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育児

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はじめての共働き育児

今や専業主婦家庭よりも共働き家庭の方が増えているのが現状。とはいえ、育児や家事の主担当はあいかわらずママという家庭も少なくありません。共働き夫婦で子育てするには、どのような心がけと工夫が必要なのでしょうか?欧米の子育て事情にも詳しいお茶の水女子大学の石井クンツ昌子先生に教えていただきました。

2021.10.01

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ワークライフバランス

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夕方に泣く赤ちゃん

赤ちゃんがなかなか泣きやんでくれないと途方に暮れてしまいますよね。特に夕方に泣いたりぐずる赤ちゃんは多くいます。これは夕暮れ泣きや黄昏泣きと呼ばれるもの。赤ちゃんも夕方になって1日の疲れが出るのでしょうか。はっきりとした原因はわかっていません。夕方は洗濯物の取り込みや、夕食の準備、上の子が帰ってきて相手をしたりと、忙しくなる時間。赤ちゃんもお母さんに相手をして欲しくなるのかもしれません。泣きが強い子もいますから、毎日大変なら、夕飯の準備は朝のうちに下ごしらえをしておいたり、手作りを減らして買ってきたお総菜で済ませるなど、夕方しなければならない家事を減らしておきましょう。体が触れていると安心するので、夕方は赤ちゃんをおんぶするのも一案。一時期のことなので、工夫して乗り切りましょう。

2021.09.01

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育児

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薬の誤飲を防ごう

薬の誤飲が後を絶ちません。大人の薬に興味を持つことがありますから、薬は出しっぱなしにしないこと。大人用の錠剤は、子ども用の何錠分にもなることがあり、中毒症状が心配な場合もあります。誤飲したらすぐに病院や日本中毒情報センターに相談しましょう。どのくらいの量を飲んだかを伝えることも大事です。薬は子どもの手の届かないところに、開けにくい入れ物に保管しましょう。子ども用のシロップはきれいな色で甘いので、ジュースのように飲んでしまうこともあります。2〜3歳になると冷蔵庫を開けたり、踏み台を使う場合もあります。手を伸ばして届かないからと安心するのは禁物です。薬は親が飲ませるか、自分で飲めるようになっても幼児の場合は見守りましょう。「薬を飲もうね」とおやつやジュースではないことを明確に伝えましょう。

2021.09.01

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病気・医療

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家族との時間の持ち方

帰宅時間が遅くなり、平日に家族との時間を持つことができないと嘆くお父さんも少なくありません。お父さんの帰宅時間が遅いと、お母さんに家事育児の負担が大きくかかりますし、子育てについての相談もなかなかできず、ストレスがたまる原因にもなります。子どももお母さんの考え方ばかりに触れることになり、多様性が育まれにくくなることもあります。帰りにくい会社の雰囲気があるかもしれませんが、ぜひメリハリをつけて、まずは週に1回でも早く帰ってみましょう。終わりの時間を決めると、自ずと効率的な仕事の進め方を意識したり、優先順位をつけるようになります。周囲に理解を求め、コミュニケーションをとりながら、ぜひメンバーにも広げていきましょう。親子で夕食をとり、会話することは、子どものコミュニケーション力を高めます。

2021.08.01

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育児

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習い事を始める?

最近では習い事をさせている家庭も多くあります。「何か習わせたい」と思っている方も少なくないでしょう。目的としては、子どもの興味関心があるものを伸ばしたいということと、逆に苦手を克服してあげたいという両面があると思います。音楽が好きだから、体を動かすのが好きだからという前向きな理由で、子どもも興味を持って習い事を始める場合はいいのですが、苦手なものを親が心配だからと無理に通わせるようになっては子どもが苦痛になるかもしれません。習い事をさせることにこだわらず、まずは親が一緒にやってみるのも一案です。親子で楽しく取り組んで、少しだけでも苦手意識がクリアできると子どもも興味を持つようになるかもしれません。苦手なものの場合は特に、体験受講などして、子どもの様子を見て判断することが大切です。

2021.08.01

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育児

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夏に増える皮膚のトラブルと対処法

高温多湿の夏場は、皮膚のトラブルが起こりやすいとき。デリケートな子供の肌を守るには、どのようなことに気をつけたらいいのでしょうか?小児科医の林泉彦先生に教えていただきました。

2021.07.01

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病気・医療

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登園渋りをするとき

保育園や幼稚園に行きたくないと言われると、困りますね。最近では不登校などもですが、子どもの気持ちを受け入れて、無理強いしすぎるのもよくないと言われています。親としては、あまり強く言ってもよくないのかと悩んでしまうでしょう。行くか行かないかではなく、行きたくない気持ちを受け止めつつ、なぜそのような気持ちになってしまうのかを聞いてみましょう。不安や困りごとがとても大きい時には、気持ちの整理が必要ですし、すぐに答えられないかもしれません。心も弱っているので、休ませるのも一案です。行きたくない理由は園の先生や友だちのことだったり、または、下の子が生まれたとか、仕事が忙しくて子どもとの時間が少ないなどわが家のことである可能性もあります。話を聞いて、説明したり、可能なことは対処しましょう。

2021.06.01

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育児

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名もなき家事・育児

「名もなき家事」と言う言葉を聞いた方も多いでしょう。料理というと、食事を作るイメージですが、献立を考え、食材を買い、調理し、お皿を洗って片付けることまでが含まれます。時には、調味料の補充もありますね。育児でも、赤ちゃんをお風呂に入れるだけではありません。よくあるのがパートナーは風呂場で待っていて、入浴だけを担当するケース。それ以外にも、お風呂のお湯の準備、衣服を脱がせる、タオルや着替え、おむつの準備や装着、保湿剤などのケアも含め、いろいろなお世話があります。

2021.06.01

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育児

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祖父母宅での安全に注意

日ごろから子どもを預ける間柄の祖父母宅であれば、子どもの成長発達をある程度、わかっていると思いますが、年に数回しか訪れない祖父母宅の場合、子どもの安全環境に注意を払うことが必要です。大人だけで過ごしていると、小さなものが子供の手の届くところに置かれていることもあり、誤飲が心配です。あまり神経質になりすぎる必要はありませんが到着したら、子どもが過ごす部屋を見渡して、危ないものがあれば片付けたり、祖父母にも注意を促しておきましょう。大人の目が増えることで、誰かが見ているだろうという意識が働き、子どもが一人で家から出て、交通事故に巻き込まれるというケースもあります。自分で歩ける幼児の場合、親が目を離すときには「おじいちゃん見ていてね」など、見守る人を明確にしておくことも大切です。

2021.05.01

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育児

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PTA活動の不安

園や学校の新しい生活がスタートし、PTA役員の担当になったお母さんお父さんもいるでしょう。とかく敬遠されがちなPTA役員。選出されて気が重くなっているかもしれませんね。PTA役員の親は、仕事をしている人、いない人はが混在していますから、打ち合わせ時間をどちらに合わせるかで摩擦が生じることもあります。お互いの生活を尊重し、日中と夜または休日に交互に行うとか、出られない時には情報共有すればOKというように、臨機応変に対応しましょう。慣習的に毎年行っている作業も少なくないのがPTA活動。「親子にとって必要なこと」と言う視点で、行事や作業について整理するのも一案。子どもを育み、親と先生とのコミュニケーションを図るための活動。園や学校の情報キャッチをしながら、楽しんで行えるのが一番です。

2021.05.01

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ワークライフバランス

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パパ友を作ろう!

子育てしたいお父さんも増えてきました。でも、お母さん同士は、公園や子育て広場などで会うと初対面でも話をして、仲良くなるケースがありますが、お父さんの場合はパパ友作りが苦手という人も少なくありません。家族の時間を作るために残業しないように頑張っていたり、パートナーとの関係に悩んでいるお父さんたち。語り合うことで、現状が整理されたり、新たな方法のヒントを得られることもあります。子育てひろばなどで、パパ講座を実施するところも増えてきました。講座に出席して、その中でパパ友を作るのもおすすめです。会社でも、子育て中のお父さんやお母さんを見つけて、仕事と子育てのバランスをどのように取っているか、育休取得を会社にどのようにして通したかなど情報交換してみましょう。パパ友は心強い味方になるはずです。

2021.04.01

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育児

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新生活のリズム

子どもの入園や入学、お母さんの仕事復帰など新しい生活がスタートするとき、子どもとの生活リズムがなかなか整わないことも多いもの。今までと違う時間に起き、準備することが増えて、親子でバタバタして、朝の時間でぐったりなんてこともあるかもしれません。そんなときは、週末落ち着いた時間に、朝やるべきことを書き出してみましょう。その上で、お母さんだけがやっていることをお父さんにも役割を担ってもらうなど、相談することが大事。子どもが年中・年長くらいなら、相談に参加させましょう。それぞれが朝やるべきこと、役割の担当を明確にすることで、朝がスムーズになるはず。ただし、それぞれがカバーしあいながら融通を持たせることも大切。うまくいかなかったら、15分早めに起きる、役割や手順を変えるなど、見直しましょう。

2021.04.01

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育児

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コロナ禍での心配

コロナ禍で子育てしていると不安なこと、心配なこともたくさん出てくると思います。「なんとなく不安」というように、まるごとにしておくと、漠然とした不安が募るばかりです。不安はできるだけ「何が不安なのか」「一番不安なことはどんなことか」を具体的に整理してみましょう。世の中には情報が溢れています。信頼できる情報かどうかは、情報がどこから発信されているかを、確認することが必要です。妊娠・出産への不安なら日本産婦人科学会、子どものことなら日本小児科学会などが安心でしょう。学会名+コロナで検索できます。そこに書かれていることをベースに、できないことを確認し、その中で可能なことを考えてみるといいでしょう。信頼できる情報も変化することがあります。時々確認して知識のバージョンアップを図りましょう。

2021.03.01

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育児

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粉ミルクや液体ミルクも検討

母乳で育てたいお母さんは多くいます。母乳は栄養的にも免疫的にも優れていますから、母乳で育てられるように、助産師などからアドバイスを受けたり、悩みがあれば相談しましょう。母乳が出にくい場合や、仕事などの関係で母乳を続けることが難しい場合は、粉ミルクや液体ミルクという選択肢もあります。成分は母乳にかなり近づけていますから、粉ミルクで育てることによる子どもへの影響もほとんどありません。液体ミルクは販売がスタートしたばかりで高価ですが、常温保存でき、調乳せずに飲ませることができます。お父さんの子育てや外出時にも使い勝手がよく、広がっています。容器包装により保存期間が違うので、よく確認して利用すること、買い置きしすぎないことも大切です。場面に合わせて選択肢として選びましょう。

2021.03.01

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病気・医療

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転ぶ、溺れる、火傷、風呂場の事故に注意

赤ちゃんが動き回れるようになったら、お風呂場にも注意が必要です。お風呂場に入り込んで、蛇口をいじっている間に、熱湯を浴びてしまう事故もありますから、お風呂のドアは、開けっ放しにしないことが大切。できれば、赤ちゃんの手が届かない上部に、カギをつけるなどして、何かの拍子にドアが開かないようにしましょう。風呂に残り湯があると、転落した場合、10cm程度でもおぼれることがありますから、残り湯をためておかないこと。お風呂にフタをしていても、フタの上によじ登り、転落する場合もあります。また、せっけんやシャンプーなども、かじったり、飲んでしまうことがありますから、手の届かない位置におきましょう。一時も目を離さないことは不可能です。赤ちゃんの動きをよく予想し、事故が起こる原因を排除しておきましょう。

2021.02.01

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病気・医療

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職場への妊娠報告はいつすべきか

最近では働いている女性も多いので、妊娠がわかったときに、どのタイミングで伝えるのか、迷う方も少なくありません。妊娠初期は流産の可能性もありますから、安定期に入った頃というのが一般的でしょう。ただし、つわりが大変な場合は、少しでも早く職場に伝え、必要なら時差通勤などを相談しましょう。パートナーも、「自分が産むわけではない」と、出産ぎりぎりになってから伝えるのはよくありません。出産が早まる場合もありますし、切迫流産や切迫早産など、入院になるケースもありますから、安定期に入ったら、早めに伝えておきましょう。出産に立ち会う場合も同様です。女性も男性も、仕事を共有し、見えるようにしておくことも大切です。いざとなったら、他の人が仕事を請け負えるようにしておくことは、仕事の効率化にもつながります。

2021.02.01

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妊娠・出産

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男女の遊び方の好み

男の子だから、電車や怪獣が好き、女の子だからおままごとや人形遊びが好き、そんな風に思っていませんか。「男の子は緑やグリーン、女の子はピンクや赤が好きだろう」というのも、ジェンダーの刷り込みです。最近では、ランドセル選びは、男の子でも女の子でもかなり自由に自分の好みの色を選ぶようになりましたが、いろいろな場面で、男性だから、女性だからという考え方をしてしまうことがあることを意識しておきましょう。男の子でもおままごとが好きだったり、女の子でも戦いごっこが好きな子もいます。「男の子なのに」「女の子なのに」と恥ずかしいことのように言葉をかけるのはやめましょう。また、絵本を与えるときなども「運転手さんは男の人」「お花屋さんは女の人」などと、親自身が偏った伝え方をしないように心がけることも大事です。

2021.01.01

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育児

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発達障害の心配

発達障害には、自閉症、学習障害、注意欠陥多動性障害などがあります。自閉症は3歳くらいまでにあらわれ、友だちとの関係性を作ることが難しかったり、言葉の発達が遅いことがあります。学習障害は、知的発達の遅れはありませんが、聞く、話す、読む、書く、計算するなどが難しい症状を持っています。注意欠陥多動性障害は、衝動性、多動性を特徴とする行動の障害などがあります。同年齢の友だちと遊んだり、園生活や学校生活など、集団で過ごしているときに、「うちの子、ちょっと違うな」と感じたり、子どもの日常の様子を見て先生から指摘されることもあります。不安を感じたらまず保健所に相談に行きましょう。必要に応じて療育センターにつないでくれます。障害の有無を診断したり、子どもへの言葉がけなどかかわり方を教えてくれます。

2021.01.01

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病気・医療

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入園前後の子供の健康管理

保育園や幼稚園の入園で生活が一変、集団生活を送るにあたり、子供の健康状態が心配というパパママは多いでしょう。ワクチン接種の必要性や病気に対する心構えについて、小児科医の保坂篤人先生にお聞きしました。

2020.12.15

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病気・医療

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トイレトレーニング

入園が近づいてくると、「おむつをはずさなくては」と焦るお母さんも少なくないでしょう。でも、おむつがはずれていないからと、叱りつけるのは逆効果。個人差があり、膀胱が成長してある程度おしっこの間隔があく、おしっこがたまった感覚がわかる、言葉で伝えられることが大事です。「おしっこ出た」と伝えられるようになったら、起床後、食事の後、出かける前、寝る前など生活の合間に声がけして、トイレに促してみましょう。おしっこが出た後に「おしっこたくさんたまってたね」などの言葉がけも有効です。「おしっこがたまっていたんだな」と、体の感覚を言葉で理解できることにもつながります。集団生活になると早めにおむつがはずれる子も少なくありません。心配なら「まだおむつがはずれていないので」と先生に伝えておけばいいでしょう。

2020.11.01

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育児

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病気から守る予防接種

赤ちゃんは、お母さんから病気にかかりにくくする免疫をもらって生まれてきます。でも成長するにつれて免疫が失われてしまいますから、病気から守るためのワクチン接種が必要です。ワクチン接種をしたからといって、絶対にその病気にかからないということではありませんが、病気にかかっても重症化や合併症から赤ちゃんを守ることにつながります。特に0歳児で受ける予防接種が多数ありますが、これは病気に感染する前に、なるべく早く抵抗力をつけておくためです。2歳までに接種しておきたいワクチンが多数ありますから、かかりつけの小児科医と相談しながら、スケジュールを立てましょう。ワクチンは複数を同時接種すると、来院の回数が少なく済み、赤ちゃんやお母さんの負担も軽減されます。予防接種の日程管理のアプリなどもあります。

2020.11.01

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病気・医療

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おむつ選びのポイント

紙おむつの性能もかなり向上してきています。それでも商品ごとに違いがありますから、赤ちゃんに合ったものを選びましょう。できれば試供品などを使ってみるのがおすすめです。お尻に当たる部分の肌触りは以前に比べてかなり柔らかくなっていますが、赤ちゃんの肌に合うかどうかの確認を。ウエストギャザー部分でかぶれたり、あせもができることもありますから、おむつ替えの時にチェックしましょう。赤ちゃんの体型に合っているかも大きなポイント。細身、太めなどおなか周り、足繰りなど、フィット感を確認してみましょう。体型に合っていれば、うんち漏れの心配も少なくなります。サイズ感も商品によって多少違います。赤ちゃんの成長は早いので、サイズアップのタイミングも見極めて。あまり買いだめしずぎないようにしましょう。

2020.10.01

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育児

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パパの苦手は「察すること」

「お父さんが察して動いてくれない」という嘆きをお母さんから聞くことが少なくありません。この察するというのは、かなり高度な技です。育児や家事を常にやっていると、「今、これをした方がいい」「これをするには、この準備が必要」などとわかりますが、さほどやったことがないことなら「今何をすべきなのか」「何を準備したらいいのか」ということ自体がわかりません。育児や家事をメインで担当しているお母さんからしてみたら、これやってあれやってと頼むこと自体を面倒で負担に感じることもありますが、やはり伝えないとわからないと割り切りましょう。ある程度のポイントを伝えて任せたら、後は絶対に譲れないところ以外は、細かくチェックして批判しすぎないこと。お互いに気持ちよく過ごせるように感謝の気持ちで接しましょう。

2020.10.01

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育児

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ひとりで、できちゃうかも!

いつもはアシスタントの真央ちゃんが、今回は、パパにお料理をふるまうことになりました!秋にぴったり、炊き込みご飯。パパが見守る中、うまくできるかな?

2020.09.14

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ワークショプ

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成長の遅れが気になる

子どもの成長・発達は気になりますね。標準より小さい、うちの子だけできないなど、いろいろと心配になります。小柄な子、成長がややゆっくりな子など、いろいろな子どもがいますから基本的には、その子自身の成長をみるようにしましょう。また、自治体が行っている3〜4カ月健診などの定期検診時に相談したり、心配なら小児科や保健所へ相談しましょう。成長に心配がある場合は、療育センターへの訪問を促されることもあります。子どもへの適切な関わり方をアドバイスしてくれますので、マイナスイメージを持たずに、気軽に利用しましょう。もし子どもに障害があると診断された場合、気持ちの整理に時間がかかることもあります。でも夫婦で共有し、できるだけ周囲から情報を集めたり、手を借りて、子どもに最善の環境や対応を考えましょう。

2020.08.01

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育児

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妊娠期にパートナーとやっておくべきこと

妊娠中に、パートナーとやっておくべきこと、準備しておくべきことはどんなことでしょう。まずは、母親学級や両親学級に出て、子育ての相談先を確認しておきましょう。出席した妊娠中のお母さんやお父さんとも顔見知りになっておくと、出産後も相談しあえて心強いです。そして、出産後のサポート態勢をどうするかを夫婦で話し合っておきましょう。しばらく里帰りするのか、またはお父さんが育休を取るのかなど。退院後、自宅にすぐに帰る場合、お父さんが育休を取らないなら、祖父母にサポートに来てもらうかまたは、産褥シッターなどの手配をしておきましょう。共働きの場合は、お母さんが出産後どのくらいの期間で復帰するのかを夫婦で相談してシミュレーション。育休を夫婦交互に取るなど、どのようにするのかを考えておきましょう。

2020.08.01

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妊娠・出産

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乳児期のおもちゃの選び方

乳児期のおもちゃは、どのように選んだらいいのでしょうか。市販のおもちゃには対象月齢・年齢の目安が書かれていますから、参考にしましょう。ただし、赤ちゃんによって発育・発達には個人差があるため、遊ぶ様子を見ながらおもちゃを与えるといいでしょう。0〜1歳ごろの赤ちゃんは口に入れたり、なめたりしますから安全が第一です。赤ちゃんが飲み込んだり、角がとがっているとけがをすることもあります。細かい部品が入っていないか、塗料など、口に入れても大丈夫かなども確認しましょう。ねんね期の赤ちゃんは、軽くて手に握りやすいものがおすすめ。動くと音が出るガラガラや、噛みごたえを楽しむ歯がためのおもちゃも大好きです。お座りできるようになったら、ボールや、手触りを楽しみ、ガサガサと音が出る布絵本なども喜ぶでしょう。

2020.07.01

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育児

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離乳食初期の食物アレルギーの心配

離乳食を進めるにあたって、食物アレルギーは心配になりますね。1歳までは、はちみつはNG。刺身は2歳半ごろ、生卵は3歳ごろからが目安です。アレルギーが心配だからと、食材を限定するのは禁物。様子を見ながら少しずついろいろな食材にチャレンジしてみましょう。離乳食の場合は、初めての食材は1種類ずつが原則です。これは1歳過ぎてからも同様にするといいでしょう。症状が出たときに原因を特定しやすくなります。初めての食材は1口食べさせて様子を見ましょう。変わった様子がなければ、食べる量を増やしていきます。アレルギー症状の多くは、食後30分以内に表れるものがほとんどです。ただし半日後くらいに症状が出るケースもあります。じんましんや咳き込みなど普段と違う様子が見られたら、すぐに小児科を受診して、初めての食材や食べた量などを伝えましょう。

2020.07.01

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病気・医療

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人見知りが激しい子

個人差がありますが、生後半年くらいから、人見知りが始まる子がいます。祖父母の顔を見ると泣いたり、お父さんの抱っこでも泣く子もいます。知り合いが訪ねてきて抱っこしてくれたのに、大泣きされるとお母さんとしてはとても困りますね。これは、いつも抱っこしてくれるお母さんと、他者を区別できるようになったということ。子どもによっては人見知りが激しい子、ほとんど人見知りしない子もいますが、それも個性ですから心配することはありません。ギャン泣きするようでも、頻繁に会うなど、安心できる存在だとわかれば次第に慣れてくるでしょう。お父さんが人見知りで泣かれるのも、お母さんよりも接する時間が少なかったりするからです。お母さんと一緒にあやしたり、絵本を読んで聞かせるなど、泣いてもあきらめずに接するようにしましょう。

2020.06.01

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育児

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薬を飲ませるとき

子どもに薬を飲ませるのは大変。薬には、シロップ、粉薬、錠剤などがありますから、子どもの様子も伝えながら、医師に相談してみましょう。シロップの場合は、有効成分が下にたまってしまうことがあるので、まずはボトルをゆっくり振ります。量をきちんと量り、スプーンやスポイトを使って飲ませます。小さめのコップで飲ませてもいいでしょう。粉薬は少量の水やぬるま湯で溶かして、上あごに塗り、水やぬるま湯を飲ませます。ゼリーやジャムなどに混ぜて飲ませる方法もあります。牛乳や乳製品に混ぜると薬の効果に影響があるものもあるので、医師に相談しましょう。市販の服薬用ゼリーもあります。粉ミルクに混ぜるのはNG。粉ミルク自体をきらいになってしまうことがあります。錠剤は砕いて飲ませてもいいか、確認しましょう。

2020.06.01

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病気・医療

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家だと食べない子

保育園や幼稚園では昼食をちゃんと食べているみたいなのに、家ではちょっとしか食べなかったり、すぐに遊びだしたり。親としては、栄養が不足してしまうのではと心配だったり、せっかく作ったのにと残念だったりしてイライラするでしょう。園でちゃんと食べてくれるのは、ある意味、社会性が育まれている証拠。みんなで食べる時間に、周囲にも気を配りながら残さず食べるというのは、他者との関係を意識しているということ。また、園生活では時間が規則的で、たくさん動いたからおなかがすいて昼食を食べるということもあります。友だちと一緒に食べると楽しくて、食が進むという利点もあります。家での食事時間や間食を見直しておなかがすくように工夫してみましょう。また、親子一緒に楽しく食べる雰囲気づくりも心がけてはいかがでしょうか。

2020.05.01

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育児

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低出生体重児の子育て

小さく生まれた赤ちゃんのお世話には、気を遣います。低出生体重児は2500g未満、極低出生体重児は1500g未満、超低出生体重児は1000g未満で生まれた赤ちゃんを言います。退院の目安はそれぞれの赤ちゃんによって、違います。赤ちゃんの体温が安定している、体重が順調に増加している、親が直接授乳できるまたは、粉ミルクなどで授乳できるなどが目安になります。自宅で育てるにあたり、小さい赤ちゃんを目の前に、大丈夫か、ちゃんと育てられるかと心配になりますが、退院時には注意すべきこと、心がけることなど心配がないように確認しておきましょう。一般的には、小さく生まれた赤ちゃんの場合、体温調節が未熟なことが多いので、室温や衣服の体温調整を心掛けます。心配なことがあれば、いつでも医療機関に相談しましょう。

2020.05.01

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病気・医療

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子ども乗せ自転車

保育園の送り迎えや買い物などに、子ども乗せ自転車は不可欠という人も多いでしょう。平成21年の道路交通法改正により、自転車の3人乗り(6歳未満の幼児2人同乗)が認められています。自転車選びは、安全基準を満たしたBAAマークや、幼児2人同乗認証マークがあるかを参考にしましょう。幼児用座席は重いものも多いので、子ども2人と大人が乗ったときの総重量を確認することも大切です。転倒時に道路に投げ出されることもあるので、子どもにはサイズにあったヘルメットを着用させ、シートベルトをしっかり締めましょう。雨の日は段差やマンホールで滑りやすいので、運転には注意を。傘を持っての片手運転は避け、大人もレインコートを着用しましょう。送り迎えは重労働ですから、お父さんが送り迎えすることも検討しましょう。

2020.04.01

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育児

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病気予防とホームケア

流行疾患などの予防は難しいですが、体調不良から病気にかかりりやすくなることもあります。早寝早起きして生活リズムを整える、3食きちんと食べる、外遊びして基礎体力をつけることも病気予防になります。乳幼児の場合は、家族が病気を持ち込まないことも大切です。外出から帰ったときのうがいや手洗いは、親子の習慣にしましょう。流行疾患の情報があれば、人混みはできるだけ避けたいもの。行くなら、空いている時間帯にするなど工夫しましょう。発熱、鼻水、せきの場合、微熱で子どもが元気なら入浴しても大丈夫。元気がない、高熱、せきがひどい場合などは、入浴を見合わせます。汗をかいていたら体を拭いたり、シャワーでお尻を洗ってあげましょう。医師の指示に従い、水分補給はこまめに。飲み込みやすく消化のよい食事を心がけます。

2020.04.01

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病気・医療

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妊娠期にしておくこと

妊娠中に、パートナーとやっておくべきこと、準備しておくべきことはどんなことでしょう。まずは、母親学級や両親学級に出て、子育ての相談先を確認しておきましょう。出席した妊娠中のお母さんやお父さんとも顔見知りになっておくと、出産後も相談しあえて心強いです。そして、出産後のサポート態勢をどうするかを夫婦で話し合っておきましょう。しばらく里帰りするのか、またはお父さんが育休を取るのかなど。退院後、自宅にすぐに帰る場合、お父さんが育休を取らないなら、祖父母にサポートに来てもらうかまたは、産褥シッターなどの手配をしておきましょう。共働きの場合は、お母さんが出産後どのくらいの期間で復帰するのかを夫婦で相談してシミュレーション。育休を夫婦交互に取るなど、どのようにするのかを考えておきましょう。

2020.03.01

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妊娠・出産

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子どもへのお金教育

子どもにはお金のことはわからないからと、すべて親が判断していませんか。もちろん小さい頃の基本はそれでいいと思いますが、物を買うときにはお金がかかること、際限なく買うことはできないこと、我が家はこういうことを大事にお金を使っているということを伝えていくことが大切です。すべてお金は親が管理して、判断基準も教えていなければ、自分がお小遣いをもらったときなどに、どんな基準でどのようにお金を使うのか、無駄に使わないことも考えるようになるでしょう。会社勤めの場合は働いている姿が見えにくいものですが、仕事をしてお金をもらっていること、そのお金で食べ物や洋服を買っている、家族の旅行に使っていることなども伝えていきましょう。「○歳になったら」ではなく、話ができれば日常の場面で、伝えていきましょう。

2020.03.01

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育児

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乳幼児健診を活用

母子保健法により定められている、乳幼児健診(乳幼児健康診査)。1歳6カ月児健診(1歳6カ月〜2歳未満児)と、3歳児健診(3歳〜4歳未満児)の実施が定められており、ほぼ全ての市町村で3〜4カ月健診が実施されています。健診では、医師や保険師が、子どもの成長、健康状態、運動・言葉、対人関係・情緒面の発達などについて確認します。健診の前に子どもができるように練習する親もいるようですが、健診はテストではなく、成長の様子を確認するもの。何か指摘されたからと言って、親がちゃんと子育てできていないということではありません。年齢が上がるにつれて受診率がやや下がりますが、子どもの病気や発達の遅れなどを発見する場でもあるので、必ず受診を。日ごろ気になることがあれば、健診を利用して相談しましょう。

2020.02.01

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病気・医療

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赤ちゃんが寝ない

赤ちゃんがなかなか寝てくれないと、大変ですね。ベッドに寝かせようとするとたんに、また目覚めて泣き出したり。エンドレスの寝かしつけに、参ってしまいます。ベッドに降ろすときにシーツがひやっとして起きてしまうこともあります。タオルなどにくるんで寝かせ、そのままベッドに着地させるのがおすすめです。手で優しく、赤ちゃんの呼吸に合わせてトントンしたり、ささやくように「ねんねね〜」と話しかけてみましょう。夜、電気を消すと赤ちゃんのお世話をしにくい場合は、なるべく薄暗くし、日中と夜のメリハリをつけます。暑さや寒さも不快ですから、汗をかいているなら衣服の枚数を減らすなど調整を。お母さんが寝かしつけに疲れたら、お父さんにバトンタッチしましょう。抱っこや揺らすリズムが変わると寝てくれることもあります。

2020.02.01

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育児

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赤ちゃんへの対応

赤ちゃんが泣けば、おっぱいか、おむつか、抱っこして欲しいのかと思いを巡らせて、お母さんは声をかけて対応します。まだ話もできず、そもそも対応は必要ではあるけれど、意味があることなのかなと考えてしまう人がいるかもしれません。でもこれは、乳児期に心の土台を作り、親子の愛着形成のためにもとても大切な行為。人間の赤ちゃんは、自分で食べ物を見つけ、その場所に行くことはできません。授乳や排泄のお世話をしてもらわなくては、生きていくことができないのです。このお世話してくれる行為が、困ったときに泣くと誰かが世話をしてくれる、抱っこしてくれるという一番身近な人(親)との信頼関係を育むベースになります。信頼関係ができると、親がトイレに行くなど少し離れていても、待っていることができるようになります。

2020.01.01

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育児

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子どもの発達の心配

最近では小さく生まれる赤ちゃんも多いため、母子手帳の乳幼児身体発育曲線より下回っていると、とても心配になるお母さんも多いでしょう。早産児の場合には誕生日よりも、出産予定日から数えた月齢を目安にすることもあります。基本的には、平均値やほかの子どもと比べるのではなく、その子どもの成長の変化を把握するようにしましょう。成長曲線は、その子なりのカーブが描けていて、きげんがよく、体重も増加していれば心配ないことが多いものです。定期健診のときや、小児科や地域の保健所で相談してみましょう。成長に伴って、言葉の遅れや、コミュニケーションをとるのが難しいと感じる場合にも、小児科医などに相談しましょう。子どもの状況を適切に把握することで、その子に合った声かけや対応をすることができるでしょう。

2020.01.01

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病気・医療

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電車や公共施設で泣いたり騒いだり… どうする?

年末年始は帰省など、子どもと一緒に外出する機会が増えます。泣いたりぐずったりすることなく、スムーズに移動したいと親は願うもの。どんな準備をすればいい?泣いたりぐずったりしたら、どう対処する?子どもの発達に詳しい北野幸子先生に、子どもの気持ちに立った視点でお出かけのコツを伺いました。

2019.12.01

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育児

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新生児のお風呂は、まず準備から

首がすわらない赤ちゃんをお風呂に入れるのは結構大変です。ベビーバスを利用してお風呂場で入れる方法もありますが、産後間もないお母さんには、腰に負担もかかります。リビングの安定したテーブルの上などにベビーバスを用意すると、お母さんが楽な姿勢で入浴させられます。キッチンのシンクにセットできるベビーバスを利用したり、大きめの洗面台ならきれいに洗って、その中で沐浴させている方もいるようです。ベビーバスには小さな赤ちゃんを入浴させるのに安心な浴用ネットなどがついているものもあります。レンタルなどもありますから、お家の状況にあわせて工夫してみましょう。沐浴時間は、日中でも夕方でも、ゆっくりと時間が取れるときがおすすめ。産後しばらくは、お父さんやおばあちゃんと一緒に沐浴させられるといいですね。

2019.11.01

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育児

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冬の感染症予防は生活リズムとワクチン、手洗い

寒い時期は、インフルエンザやロタウイルス、ノロウイルスなどの感染症が心配です。インフルエンザやロタウイルスは、ワクチンがありますから、接種可能な月齢であれば、ぜひ受けておきましょう。感染症にかかったとしても、軽くすみます。また、感染症は予防が大切です。外出先から戻ったら、手洗いやうがいをしっかり行います。手洗いは、指の間や手首までしっかり洗いましょう。室内は、換気をよくすることも大切です。エアコンに空気清浄機能がついていない場合は、定期的に空気を入れ換えましょう。また、赤ちゃんは、不用意に人混みに連れて行かないことも重要です。夫婦どちらかで見ていたり、預かってもらって、親だけが外出するなど工夫しましょう。規則正しい生活を送るのも、免疫を高める効果があります。親子で生活リズムを整えましょう。

2019.11.01

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病気・医療

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窓からの転落に注意

ふとしたすきに子どもがベランダに出て、身を乗り出して転落する事故が後を絶ちません。子どもにとって、窓やベランダは外が見える興味深い場所。就学前くらいまでは親が一緒でなければ、ベランダに出られないように手の届かない位置にロックを付けたり、転落防止ゲートやネットをつけるなど工夫しましょう。ベランダに置いた踏み台や植木鉢などに足をかけて登ることがあります。1つだけで窓の手すりに届かなくても、重ねて登ることもあり、ベランダには足がかりになるものを置かないようにしましょう。室外機に登ることもあり、可能ならつり下げ式に。窓際にベビーベッドやソファは置かないようにしましょう。赤ちゃんの成長は早く、昨日できなくても今日はよじ登ることもあります。一時も目を離さないことは不可能と思い、対策を講じましょう。

201910.15

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病気・医療

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親子で嬉しい抱っことおんぶ遊び

赤ちゃんと遊ぶとき、抱っこやおんぶするだけでも遊びになります。乳児の場合は、抱っこやおんぶして、ゆらゆら。歌を歌ったりリズムに合わせて歩いてみましょう。赤ちゃんも筋力や体力がついてくると、腰が立つようになり、抱っこがしやすくなります。自分でお母さんの肩にしっかり捕まれるようになったら、お尻を支えている手をそっと離してみましょう。自分でぶら下がることができたりします。走れるようになれば、親は中腰で待っていて、子どもが飛びついてくるところをキャッチ。おんぶは、子どもに親の背中をよじ登らせてみましょう。子どもの成長に合わせて、抱っこやおんぶでの触れ合い遊びを考えてみてくださいね。抱っこやおんぶすると、体が密着してぬくもりを感じます。安心感や信頼感を育むことにもつながります。

201910.15

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育児

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キュートなエコバッグを作ろう!

着なくなったママの服と子ども服を、エコバッグにリメイクしてみませんか?まっすぐ切って、まっすぐ縫って。ワンポイントにオリジナルな味付けを……。リメイクソーイングの達人オオノユミコさんに、作り方を教えていただきました。

2019.09.01

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ワークショプ

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子どもの習い事をママの時間にも

最近では、小さい頃から習い事をさせる家庭も少なくありません。たとえば、親子で楽しむベビースイミングや、親子リトミック。お母さんのリフレッシュや友だち作りをかねて通うのはおすすめです。また、定期的に用事があるという環境を作るのも、毎日の生活のハリになります。就学前の習い事については、技術の向上に対して、親が期待しすぎないことが肝心です。「興味を持って欲しい」「○○を伸ばしたい」という親の想いはステキなことですが、習い事を始めると、他の子と比べたり、先生の指導通りにわが子ができないと気になる傾向もあります。子ども自身も疲れてしまったり、気が乗らなかったりと気持ちの波もありますから、叱るのは逆効果。日常生活とは違う場での子どもの反応や姿を楽しむ気持ちで、通わせるようにしたいですね。

2019.08.01

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育児

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新生児訪問指導の利用にはハガキを忘れず出すこと

新生児訪問事業は、厚生労働省が実施している子育て支援事業のひとつ。乳児のいるすべての家庭(主に生後4カ月までの赤ちゃん)に訪問し、子育ての悩みや不安を聞き、アドバイスや情報提供を行うもの。保健師や助産師などが担当しています。ただし、母子手帳とともに受け取る「出産報告ハガキ」で訪問を希望することが必要です。里帰りが長い場合は、里帰り先で新生児訪問を受けることもできますから、自治体に問い合わせましょう。訪問指導後、「もっと質問したい」「まだ疑問が解消されていない」などがあれば、保健所や保健センターに遠路なく相談しましょう。産後、自宅に来られるのはちょっと面倒と思う方がいるかもしれませんが、家で相談できることは便利で、生活様式と合わせながらアドバイスを受けられることもあります。ぜひ利用しましょう。

2019.08.01

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病気・医療

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泥だんごを作ろう!

砂場でバケツやスコップを使って山作りも楽しいけれど、手先が少し器用になってきたら、泥だんごにも挑戦してみませんか?いかに丸く仕上げられるか? 子どもを夢中にさせるあそびです。

2019.06.01

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ワークショプ

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カッとして子どもを叩く前にするべき事

「子どもの行動にカッとしてつい叩いてしまい、いつも後悔する」という親の声があります。子どもが泣きやまない、言うことを聞かない、ぐずるなどは、その年齢によく見られる成長の過程であることも少なくありません。疲れや体調不良、きょうだいへのヤキモチなどでも起こります。カッとした瞬間、子どもが目の前にいるから叩きたくなるもの。少しクールダウンしましょう。深呼吸する、数を数える、(子どもが安全な場所にいれば)自分がトイレに入る、手を洗う、顔を洗うなども心を落ち着かせる効果があります。すぐにカッとなりやすい場合は、何らかの大きなストレスや疲れを抱えているからかもしれません。夫婦で話し合う、専門家に相談する、託児を利用して心身のリフレッシュを図るなど、ストレスを軽減する方法を探りましょう。

2019.04.01

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育児

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頭を痒がったら疑う、アタマジラミへの対処

暑い季節にはやる病気にアタマジラミがあります。でも夏だけではなく、1年中発生しています。頭をかゆがる様子が見られたら、頭皮をチェックしましょう。シラミというと不衛生だからという印象がありますが、清潔にしていてもなることがありますから、誤解を広めないようにしましょう。園に通っている乳幼児や、学童クラブなど集団生活で発生することがあり、小学校低学年以下がかかりやすいと言われています。昼寝時や、頭を寄せ合って遊ぶの時にうつったり、枕やタオル、帽子、ヘアブラシなどから感染が拡大します。頭髪に寄生し、頭皮から吸血するため、かゆみを引き起こすのが特徴。アタマジラミ専用の医療用シャンプーを使って駆除するのが一般的です。目の細かい駆除専用のクシを使い、髪の毛についた小さな卵を駆除しましょう。

2019.04.01

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病気・医療

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おんぶを見直そうーきょうだいがいるとよりオススメ

最近では赤ちゃんを抱っこするシーンが多く見られ、おんぶをしているお母さんをあまり見かけないようです。抱っこはお母さんが赤ちゃんの顔を見られて安心ですが、少し大きくなったらおんぶしてみましょう。特に、外出する場合は、おんぶの方が進行方向が見えて、赤ちゃんも楽しいもの。お母さんも足下が見えるので、階段の上り下りなどのときに便利です。きょうだいがいて、夕方下の子がぐずって手がかかる場合も、おんぶがおすすめ。下の子をおんぶしながら、上の子の相手をしたり、家事もしやすいでしょう。おんぶ紐は長さを調整して、赤ちゃんが前方を見えるくらいにしましょう。赤ちゃんも安定し、お母さんの肩への負担も少なくなるようです。震災などで避難するときも、前方が見えるおんぶは便利なので、時にはやってみましょう。

2019.04.01

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育児

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帝王切開での出産には理由がある

自然分娩での出産を希望していたのに、帝王切開での出産になってしまった……。事前に医師と相談して帝王切開を選んだ場合は別ですが、赤ちゃんと母胎の状況で緊急に帝王切開となるケースがほとんどでしょう。「なぜ、自然に産んであげられなかったのか」と赤ちゃんが誕生後も思い悩んだり、自分を責めて、そんな気持ちをひきずってしまうお母さんも少なくありません。重度の場合はうつ傾向になっることもあります。まずは産婦人科医に帝王切開になった理由を聞きましょう。入院中にちゃんと聞けなかった場合には、退院後や1カ月健診のタイミングなどを利用して聞いてみましょう。赤ちゃんとお母さんを守るために、ベストな選択だったことを確認し、目の前の子どもとの生活を楽しめるように、少しずつ気持ちを切り替えていきましょう。

2019.04.01

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妊娠・出産

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「食べこぼし」にイライラするより「こぼす」を前提に

せっかく作ったご飯を子どもが食べこぼすと、イライラしてしまいますよね。子どもも、食べる練習をしている最中。だんだんと食べるのが上手になっていきます。幼児は食べこぼすことがあっても、仕方のないこと。こぼされてもいいようにテーブルの上をさっとふけるようにしたり、ベビーラックの下に新聞紙を敷いて、食事後にさっと片づけられるような工夫をしてみましょう。食べやすい工夫をしてみるのも一案。食事時はテレビを消して食事に集中させ、食材は食べやすい大きさに切ったり、フォークで刺しやすくしたり。最初は手を添えて口に運んであげて、その後自分でやらせましょう。幼児の場合、昨日できなかったことが今日できたり、甘えや疲れから、昨日できたのに今日はできないこともあります。少し長いスパンで見るようにしましょう。

2019.03.01

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育児

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犬に噛まれたとき

犬が大好きで、犬に触りたがる子がいます。生き物に接すること、やさしくすること自体、とてもいいことではありますが、犬の場合は噛まれることもありますから、どんな犬にでも近づいてしまう子は、十分注意してあげることが大切です。もし、犬に噛まれた場合は、傷口付近をよく洗い流し、消毒液をつけ、小児科や外科で診察を受けましょう。小さな傷でもばい菌が入って化膿する場合がありますから、必ず医師に診せましょう。飼い主がいる場合は、狂犬病の予防注射をしてあるか、確認を忘れずに。野良犬などで分からない場合は、すぐに狂犬病のワクチンを接種してもらう必要があります。子どもが食べ物を持っていたり、おやつを食べた直後(食べこぼしが服に付いていることもあります)には、犬のそばに近寄らせないように注意しましょう。

2019.03.01

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病気・医療

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家族写真を残そう

子どもが生まれるとたくさんの写真を撮る家庭も多いですね。最近ではデジカメやスマートフォンで撮って、デジタルの画像のままで保存したり、プリントアウトしても、子どもの笑顔の写真ということも多いでしょう。人間の記憶はとても曖昧なもの。親自身も、自分の乳幼児期の記憶はほとんどないという方も多いはず。だからこそ、家族で過ごした写真をプリントアウトして残すこと、それを時々振り返ってみることが大切です。これは記憶の上書きと言われる行為。曖昧だった体験を、写真を見ながら家族で会話することで追体験し定着し直していきます。そんな行為を通して、より鮮明に家族で過ごしたいろいろな記憶が、心に刻まれます。家族との思い出が、時として子ども自身の心が折れそうになったときの心の支えとなってくれるでしょう。

2019.02.01

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育児

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顔や頭をひっかく

自分で顔や頭をひっかいてしまい、ひっかき傷ができたり、うっすらと血を出してしまう赤ちゃんがいます。赤ちゃんは泣いたり、眠かったりすると、顔などをかきむしってしまうことが少なくありません。赤ちゃんの爪は薄いので、爪が伸びているとひっかき傷がつきやすいので、こまめにチェックして、伸びていたら切ってあげましょう。あまり気になる場合は、ミトンを付けるという方法もあります。頭をかきむしってしまうからと帽子などをかぶせるのは、汗をかいてしまうので逆効果です。こまめに汗をぬぐってあげたり、暑い季節はシャワーで汗を流すなど、皮膚の清潔を心がけましょう。頻繁にひっかき傷ができてしまう場合は、湿疹ができていたり、肌がかさついていてかゆいなどのトラブルも考えられます。早めに小児科に受診しましょう。

2019.02.01

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病気・医療

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新生児との外出は?

赤ちゃんが生まれて1カ月健診までは、生活に慣れるのに精一杯。赤ちゃんを連れての外出が1カ月健診という人も多いでしょう。2人目、3人目の場合は、上の子の用事もあって、生後1カ月頃には赤ちゃん連れの外出も増えるでしょう。でも、1人目の場合は、「しばらくは外に出さない方がいいのでは」という意識もあって、籠もりっきりになることも少なくありません。もちろん、人混みの中に連れて行くのは感染症などの心配もあってよくありません。ただし、赤ちゃんは胎盤を通してお母さんから抗体をもらっています。生後約1週間の母乳を初乳と言いますが、この初乳に含まれている抗体と共に生後半年くらいの間、赤ちゃんを感染症から守ってくれます。生後1カ月過ぎたら、赤ちゃんを抱っこして、近所のお散歩から少しずつ始めてみましょう。

2019.01.01

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育児

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ガラガラに反応しない

赤ちゃんを育てていると、些細なことも気になるものです。ガラガラを鳴らしても赤ちゃんが反応してくれないと、「耳はちゃんと聞こえているのかしら?」と不安に思うこともあるでしょう。首がすわる前なら、音の方に顔を向けられないということもあるでしょう。ガラガラに反応しなくても、ドアを閉める音等にビクッとしたり、眠っている時に掃除機をかけると音に驚いて目を覚ましたり……。またおうちの方が語りかけると、ニコニコと嬉しそうにするなどの反応が見られれば、耳は聞こえていると考えて大丈夫です。首もしっかりしてきたのに、音に反応しない場合は、耳が聞こえない、または知的障害などの心配も考えられます。ただし、赤ちゃんも気が向かない時は、ガラガラに反応しませんから、それだけで判断することはできません。

2019.01.01

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病気・医療

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牛乳パックリリアンでマフラーを作ろう!

かぎ針や棒針などの道具を使わないから、子どもにも簡単に編める牛乳パックリリアン。どんな糸を使おう、どんな色を使おう…と思いを巡らせながら物作りの楽しさも味わいましょう。

2018.12.01

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ワークショプ

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お母さんの仕事復帰

お母さんが育児休暇から仕事復帰するとき、どんなことを心がけたらいいのでしょうか。まずは、保育園や保育ママなど、預け先を確保しましょう。自治体のホームページなどの情報を確認し、直接問い合わせてみましょう。会社に連絡を取って、面談を申し込むことも大切です。会社から連絡をくれることもありますが、連絡がなければ、自分から連絡しましょう。会社の状況を把握し、復帰の日にちを確認したり、育休からの復帰後に、時間短縮で働きたいのかなど、希望する働き方なども伝えておきましょう。子どもが保育園に入園するなど、集団生活を始める場合は、慣らし保育があったり、急に体調を崩すこともあります。お母さんの仕事復帰のタイミングで、お父さんが育児休暇を取れるなら、その方が安心です。お父さんともよく相談することが大切です。

2018.11.01

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ワークライフバランス

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誤飲に気を付けて

乳幼児の誤飲が後を絶ちません。タバコの誤飲は相変わらず多く、最近では、色が綺麗なジェル状洗剤の誤飲もあります。大人が使っているもの、手に持っているものは、とにかく赤ちゃんにとって魅力的なもの。「触ってはいけない」「口に入れてはダメ」という指示がわからない子どもの場合は、とにかく放置せず、手に届かないところ、高い場所に置くことが大切です。おもちゃの部品やボタン電池、ヘアピンなど、直径32mm以内のものなら、赤ちゃんは何でも飲み込んでしまいます。薬品や洗剤などは、基本的にすぐに吐かせましょう。特にタバコの誤飲は命に関わることもありますから、急いで病院に連絡して指示を仰ぎましょう。医師を受診する場合は、何をどのくらい飲んだのかと、子どもの様子を伝えます。飲んだものは受診時に持参しましょう。

2018.11.01

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病気・医療

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風呂場の事故に注意

赤ちゃんが動き回れるようになったら、お風呂場にも注意が必要です。お風呂場に入り込んで、蛇口をいじっている間に、熱湯を浴びてしまう事故もありますから、お風呂のドアは、開けっ放しにしないことが大切。できれば、赤ちゃんの手が届かない上部に、カギをつけるなどして、何かの拍子にドアが開かないようにしましょう。風呂に残り湯があると、転落した場合、10cm程度でもおぼれることがありますから、残り湯をためておかないこと。お風呂にフタをしていても、フタの上によじ登り、転落する場合もあります。また、せっけんやシャンプーなども、かじったり、飲んでしまうことがありますから、手の届かない位置におきましょう。一時も目を離さないことは不可能です。赤ちゃんの動きをよく予想し、事故が起こる原因を排除しておきましょう。

2018.10.01

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育児

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奇声を発して困る

生後半年くらいから、2歳前後くらいまで、赤ちゃんが奇声を発することがあります。公共の乗り物や、人が集まっている場所で奇声を上げられると、親としては困りますね。個人差があって、よく奇声を発する赤ちゃんと、あまり発しない赤ちゃんもいますが、親の育て方が悪いということではありません。0−1歳頃は、声を出して遊んでいることもあります。奇声を発すると、大人が反応しますから、それが楽しくてする場合もあります。1−2歳頃は、感情が高ぶったり、何か伝えたいけれどうまく話ができないようなときに奇声を発することがあります。奇声を確実に止める方法はありませんが、抱き上げたり、「どうしたの?大丈夫だよ〜」などと声をかけるとおさまる場合もあります。あまり回数が多く心配なら、小児科医に相談してみましょう。

2018.10.01

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病気・医療

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人気のハーバリウムに親子でチャレンジ♪

植物標本、ハーバリウムが人気です。手軽に作れ、長持ちするのが魅力。窓際などに飾ると光を通してとてもきれいです。100円ショップでも材料を揃えて作れますよ。

2018.09.01

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ワークショプ

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手作りシャギーラグマット

100円ショップで買える滑り止めマットに、布を結んで作るシャギーラグマット。バスマット、椅子用ラグ、鍋敷き、玄関マットなど、大きさ次第で用途もいろいろ。小さくなった子ども服で作れば、思い出も残せますよ。

2018.06.01

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ワークショプ

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マタニティブルー

産後に、気持ちが落ち込むことがあります。子育てに大きな不安を感じたり、子育てする気力が失せてしまう、涙もろくなる、また頭痛や食欲不振になる場合もあります。これは、出産によってホルモンバランスが大きく変動するためのもの。多くの人がそのような症状になり、ほとんどの場合、産後1カ月過ぎる頃には少しずつ回復していきます。長く続く場合や、落ち込みが激しい場合は「産後うつ」を疑い、早めに産婦人科や心療内科を受診しましょう。できれば、お父さんも同行してましょう。お母さんに落ち込みの症状が見られたら、お父さんや家族はできるだけ一緒に過ごして、家事や育児を一緒に行いつつ、見守りましょう。難しい場合は、家事や育児サポートを利用して、お母さんの負担を軽減しましょう。「がんばれ」は禁句です。

2018.05.01

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病気・医療

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いろいろな音を聞こう

家に帰るとテレビやビデオをつけたり、ラジオを聞いたり、CDから音楽を流したり。生活の中に音があふれています。外に出ても、商店街やお店にはBGMが流れていたり。そんな生活に慣れっこになりがちですが、時には、音を止めて生活の音を聞いてみましょう。時計の針の音、お湯がわく音。お風呂の中でも水を流す音、バシャバシャと水を叩く音などいろんな音があります。戸外にもたくさんの音があります。自分が歩く音、車の走る音、遠くで走る電車の音も聞こえるかもしれません。自然の中では、鳥の声や、枯葉を踏む音、川の水音や、たき火をしたら火が燃える音が聞こえます。木の実を見つけたら振ってみると「カラカラ」と音が聞こえるかも知れません。子どもとの音探しは聴覚を育み、想像力を養います。子どもと音探ししてみましょう。

2018.05.01

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育児

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抱っことおんぶ

外出時や、少し長い時間の抱っこやおんぶにはおんぶひもが便利。ただ、装着時や使用途中での落下事故も少なくありません。赤ちゃんをしっかりと支えながら装着するのはもちろん、抱っこひもによってベルトの留め方や肩ひもの長さ調整の方法などが違うため、何度か装着の練習をしましょう。慣れないうちは、抱っこやおんぶした後に、赤ちゃんが不安定になっていないか、第三者に見てもらったり、鏡に映して確認しましょう。前屈みになった時に抱っこひもから赤ちゃんが落下してしまう事故も発生していますから、抱っこひものゆるみなど、くれぐれも注意しましょう。少しの時間なら、ひもなしで抱っこやおんぶをしてみましょう。赤ちゃん自身が親にしがみつこうとする力を育むことにもなり、親自身も抱っこやおんぶが安定する位置を確認できます。

2018.03.01

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育児

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母子手帳を使おう

母子手帳(両親手帳)は妊娠中からの母親の体調や胎児の成長、出産の様子、子どもの成長や予防接種の記録など、子どもの健康の重要なデータが記されるものです。健診や予防接種を受ける時など、産科、小児科、保健所などに必ず持参し、必要に応じて記入してもらいましょう。親自身が書き込む記入欄もありますから、気づいたことや、成長の様子なども書いておきましょう。後半のページは、予防接種のスケジュール、乳幼児期に心配な病気、事故の予防対策、離乳食の進め方など、子どもの成長に沿って、知っておくべき情報がコンパクトにまとめられています。夫婦で一通り読み、育児書としても活用しましょう。母子手帳の記載内容は、成長・発達について医療機関に伝える時の情報として役立ちますし、子どもが成人した時の宝物にもなりますね。

2018.03.01

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妊娠・出産

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靴下雪だるまで、冬気分アップ!

穴の開いてしまった白い靴下を使って、手作り雪だるまを作ってみませんか?いらなくなった手袋や、あまっている布などは、帽子にもなります。とっても簡単なリメイク雪だるまで、お部屋の中でも親子で冬を楽しみましょう!

2017.12.01

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ワークショプ

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絵本の読み方

絵本は、一字一句その通りに読まなくてはならないと思っていませんか。読んでいる途中に、子どもにページをめくられて、「ちゃんと聞いてよ」なんて言っていないでしょうか。その通りに読むことも大事ですが、時には、いろいろな読み方をしてみてはいかがでしょう。だいたいのストーリーを追いながら、「○○はどこに行っちゃったんだろうね」なんて、子どもと会話しながら読むのも、楽しいもの。大好きな本を何度も「読んで」とせがまれると、親も飽きてきてしまいますね。そんな時には、ちょっと怖そうに読む、赤ちゃん言葉で読むなんて、声色を変えて読むと、子どもは大喜びするかもしれません。字は読めなくても、「じゃあ、今度は○○ちゃん読んで!」とお願いすると、創作のお話しをしてくれるかも。親子の絵本の時間、工夫して楽しみましょう。

2017.11.01

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育児

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子ども服の安全

子ども服が原因で、事故が起こることがあります。フードやひもがすべり台やジャングルジムに引っかかる、自転車のチェーンに絡まる、子ども同士が引っ張り合って事故になることもあります。国が定めたメーカー向けJIS規格では「4129(ヨイフク)」として、安全基準を示しています。フードは引っかかったり引っ張られる可能性があるので注意が必要、ひもは、特に先にぽんぽんが付いていたり飾りボタンが付いていると引っかかりやすくなります。頭や首周りから垂れ下がっているひもはNG、背中から出るリボンやひもは付けられません。上着やズボンなど、股より下の裾に垂れ下がったひもは付けられません。子ども服を購入するときはついかわいらしさで選んでしまいがちですが、「この服は子どもに安全か」という視点を優先しましょう。経済産業省「その服、4129ですか??http://www.meti.go.jp/main/60sec/2016/20160209001.html

2017.11.01

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病気・医療

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アメリカ発のトリックフォト「ベビーマギング」アイディア集作りシャギーラグマット

SNSで話題になっているアート写真「ベビーマギング」。遠近法を利用して、まるでマグの中に赤ちゃんが入ってしまっているように見えるトリック写真です。メモリアルフォトとしてはもちろん、誕生祝いのカードにも使えそうです。

2017.09.01

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ワークショプ

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働くお母さんの時間術

共働き家庭が増えている中、家事育児を頑張っている働くお母さんがたくさんいます。お母さんたちが苦心しているのが、時間の使い方。家事はなるべく省力化し、子どもとの時間を作りたいと考える方も多いと思います。買い物は週末のまとめ買いや、生協の利用もおすすめです。電化製品もフル活用。おそうじをロボットに任せたり、食洗機を利用し始めたというご家庭も増えています。もちろん、お父さんとの家事シェアも相談しましょう。分担したり、日ごとに担当を分けるなど、夫婦で相談し、家庭によってやり安い方法が一番ですが、お父さんにいくつか担当をお願いするのも一案。ゴミ捨てなら、家の中のゴミを集めて、ゴミの日を確認して、ゴミ袋の管理もしてもらうと言う方法です。その方が主体的に管理できて、やりやすいということもあります。

2017.08.01

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ワークライフバランス

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予防接種を受ける?

赤ちゃんが生後2カ月になったら、予防接種がスタートします。国が接種を推奨して無料で受けられる定期接種と、保護者が実費を負担する任意接種があります。任意接種も、受けなくてもいいものではありません。予防接種では副反応のリスクを心配する保護者が少なくありません。しかし、命を落としかねなかったり、かかるととても辛い症状が続いたり、場合によっては重い後遺症が残る病気に対して、予防接種が作られています。予防接種をしたからと言って、絶対に病気にかからないという訳ではありませんが、かかっても症状が軽く済むなどの効果がありますから、赤ちゃんを守るために、受け忘れのないようにしましょう。接種スケジュールは、かかりつけ医に相談しましょう。受け忘れないようにスケジュール管理ができるアプリも好評です。

2017.08.01

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病気・医療

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「困った」はチャンス

子どもが言うことを聞かない、友だちとケンカする……。子育てしていると、困ったことやトラブルは付き物ですね。言うことを聞かない、友だちとのケンカなど、親としてはすぐ叱りたくなりますが、状況によっては、頭ごなしに叱るのではなく、まずは理由を聞いてみましょう。問いかけることによって、子どもも漠然とした自分の気持ちを言葉で表現しようとします。子どもがうまく言葉で整理して伝えられない場合は、子どもの様子を見て、「○○だからいやなの?」などと確認して、子どもの気持ちを言葉にしましょう。困った=トラブルは、その場面での自分や相手の気持ちを考えたり、対処方法を学ぶ機会になります。思う通りに行動してくれないと親のもストレスがかかって大変ですが、子どもの困ったこは、成長のチャンスと捉えましょう。

2017.07.01

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育児

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食が細い

「子どもが食べる量が少なくて、心配」というお母さんもいるでしょう。でも、そもそも食べる量には、個人差があるもの。また、運動量が少ないと、あまり食が進まないということもあります。起きる時間寝る時間、食事の時間など、生活リズムがほぼ整っていて、日中体を動かしていれば、食事の時間になると、お腹がすくもの。ただ、もともと小柄で小食の子もいますから、健康診断で問題なければ、心配しなくても大丈夫でしょう。食事の雰囲気の影響も大きいもの。お父さんが遅いからと大人の食事を遅くして、子ども1人だけ先に食べさせていると、あまり食べないことも。家族で「これおいしいね」と楽しく食べると食が進むこともあります。友だち同士で食べると、びっくりするくらい食べることも。おいしく食べている人を見ることも大切です。

2017.07.01

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病気・医療

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シュシュを手作りしちゃおう!

髪をちょっと束ねたり、ブレスレットとして手首につけたり、お洒落に活躍するシュシュを手作りしてみませんか?身近にある余り布を用意して、レースやリボンなどをアレンジすれば、キュートなオリジナルのシュシュが楽しめます。

2017.06.01

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ワークショプ

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離乳食材の知識

離乳食の開始はおかゆ(米)からですが、これはアレルギーの心配が少ない食材だから。新しい食品を食べさせるときには、必ず1さじずつ与えて様子を見ることが大切です。慣れてきたらじゃがいもや野菜、果物、豆腐や白身魚など少しずつ食材を増やしていきます。卵は固ゆでの卵黄を与えてみてから徐々に全卵へ。ヨーグルトや、塩分・脂肪の少ないチーズも利用できます。魚は白身魚から赤身魚、青皮魚へと進めます。ただし、エビやカニ、サバやイワシなどの青魚はアレルギーのきっかけになることも心配されるため、離乳食期には避けましょう。ハチミツはボツリヌス菌予防のため1歳未満の子に与えてはいけません。お刺身やお寿司などの生ものもNG。魚は必ず火を通して与えます。ごぼうやふきなど、繊維が固くアクが強いものもやめましょう。

2017.05.01

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育児

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異物による窒息に注意

誤飲(異物による窒息)によって、毎年約50人の子どもの命が奪われているそうです。誤飲してしまうものは、さまざま。500円玉などの小銭や、ボタン、指輪、おもちゃ、ピアス、ブローチ、ボタン電池などから、ピーナツなどの豆類やあめ玉、プチトマトなどを飲み込んでしまうケースも後を絶ちません。トイレットペーパーの芯(直径39mm程度)の大きさに通るものは飲み込む可能性が高いので、チェックの目安にしましょう。食べ物やおもちゃなどを口に入れたまま、横になる、おむつを替える、歩く、走る、飛び跳ねる、ふざける、驚く、笑うなどによって、ふっと飲み込んでしまう可能性がありますから注意を。新生児期は、ベッドサイドのタオルを自分で引っ張り、顔にかけてしまうこともあるため、赤ちゃんの目線での環境整備を心がけましょう。

2017.05.01

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病気・医療

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積み木の遊び方

シンプルなおもちゃほど、成長に合わせて長く遊ぶことができます。たとえば、積み木は、赤ちゃんの頃はつかむだけでも、手のひらを使う運動をしたり、素材の感触を得ています。少し成長すると、指でつまめるようになり、箱から出したり入れたりが楽しくなります。積み木をそっと重ねられるようになり、次第に2つ3つと数多く重ねるようになります。平面につなげて並べ、線路や道路に見立てることもあります。囲みを作って、その中が動物園や池になったり……。発想や想像力が広がって、ごっご遊びにつながります。積み木ひとつでも、お菓子や荷物に見立てて、「どうぞ」「ありがとう」のやりとりも楽しいもの。フローリングの床なら、缶を並べておき、滑らせて当てる遊びも楽しそうです。遊び方を規定せず、親子で、遊びを発展させてみましょう。

2017.03.01

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育児

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障がい児との関わり

ネットの影響もあり、発達障がいなどの言葉も、よく聞かれます。ただ、言葉ばかりが先行し、実際に障がいの内容を知らない人の方が多いでしょう。ちょっと変わった行動をする、一緒に行動できないなど違いを感じると、わからないから、わが子を遠ざけたくなるお家の方もいると思います。その点、子どもは先入観を持っていないので、障がい児と、柔軟に関われる子が多くいます。最初は戸惑っても、うまくできなければ、手助けしたり、自然にサポートしてあげることがよくあります。わが子が、相手を思いやる、相手に役に立つという気持ちを持ってくれることは、とても大切ですし、障がい児にとっても、友だちから受ける刺激は、心にも体の成長にもとても有効です。親の方が壁を作らず、ぜひ子ども同士の関わりをサポートしてあげられるといいですね。

2017.03.01

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病気・医療

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子どものトラブル

幼稚園の年長さんや小学校低学年くらいのころ。子どもがちょっとイヤな思いをしたとか、ケンカしたとか、いろいろな報告をしてくれることも。親としては、まず事実確認をして、どうやって解決したらいいのかを、伝えなくてはと思いがちです。まずは、問いかけて状況を整理してあげましょう。子ども自身、親に話すことで、客観的に相手との関係や、原因を整理できることもあります。話しながら、そのときの自分の気持ちや、相手の気持ちにも目を向けさせてみましょう。整理ができたら、「じゃあどうしたらいいと思う?」と、問いかけてみましょう。子ども自身が、ちゃんと方策を持っていることがあります。親からしてみると、大した解決法ではないかも知れませんが、それをやってみることも大切。それが子ども自身の経験になっていきます。

2017.02.01

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育児

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家庭内の事故

家庭内の事故で、ケガをしたり命を落とす子どもが少なくありません。タバコや洗剤、化粧品などを誤飲したり、残していた風呂水におぼれたり、ベランダから落ちてしまうということもあります。まだ話ができない乳幼児期はもちろん、言い聞かせてわかる年齢になっても、子どもの好奇心がまさってしまう場合もあります。多くの時間を過ごす家庭では、事故が起きないような工夫と配慮をしましょう。防災などのために風呂水を残しておくなら、子どもが入れないようにしましょう。空の植木鉢などが踏み台代わりになる場合もありますから、ベランダには、登れるようなものを置かない工夫をしましょう。誤飲の原因になるものは、手の届くところに放置せず、子どもが開けられないところに片づけましょう。子どもの目線で、チェックし配慮することが大切です。

2017.02.01

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病気・医療

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防災と歩くこと

大きな震災があると、ニュースで何度も報道され、「日頃から備えを」と心がけるようになりますが、心がけを継続するのは難しいですね。災害はいつ起こるかわかりませんから、家族が3日生き延びられる最低限の備蓄と、子育ての必需品含め非常用の装備、そして家族の集合場所など、夫婦で相談して準備しておきましょう。さらに、日頃から、子どもと一緒に歩くことも、重要です。地域の避難場所の把握や、地域の危険箇所の確認にもなります。また、いざというときに子どもが助けを求めて駆け込めるところも確認しておきましょう。商店街などで、顔見知りになっておくことは、子どものセーフティーネットにもなります。また、時には舗装されたところばかりでなく、雨の日の道や悪路などを歩く経験も、非常時に逃げるときに役立ちます。

2017.01.01

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育児

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しもやけを防ぐ

「しもやけ」になる子どもがいます。体質などの関係もあるようですが、指先や手の甲、足の指などがあかくなり、放っておくとひどいしもやけになることがあります。足を引きずって歩いているときには、足の裏がしもやけになっていることもあります。しもやけは血液循環が悪くなるために起こりますが、ぬれた手足を冷たい風にあてたりするとなりやすくなります。指しゃぶりのあとがしもやけになることもありますから、気をつけてふいてあげるといいでしょう。しもやけは、ひどくならないうちに対処することが大切です。しもやけの気配が見えたら、手足の血の巡りをよくするために、よくマッサージをしてあげるといいでしょう。入浴は予防にも治療にもなるものです。入浴後はタオルで良くふいて、水分を残さないようにして、ハンドクリームなど、脂肪性のクリームなどをつけるだけで、翌朝よくなる場合もあります。

2017.01.01

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病気・医療

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仕事復帰の不安

妊娠出産で、やめたり休んでいた仕事を再開するとき、漠然とした不安を抱えているお母さんも少なくありません。新たな生活のスタートに不安はつきものですが、不安な点を洗い出しましょう。仕事の内容や仕事の仕方、待遇や時短などについては、よく会社に確認したり、相談しましょう。子どもが急に病気になったり、行事などで休まなければならないときにどうするかを、夫婦で相談しましょう。保育園や学童保育などには、緊急連絡先を伝える必要がありますが、常にお母さんだけが頑張ることはありません。お母さんでもお父さんでもいいですし、日によることもあるでしょう。家事や育児を夫婦で分担する家庭も多いのですが、役割を決めすぎないのも一案。いろいろな事柄に臨機応変に対応して日々を乗り切るためには、コミュニケーションが大切です。

2016.11.01

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ワークライフバランス

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仕上げみがきがイヤ

「乳歯は虫歯になっても抜けるから、ちゃんと歯みがきしなくても大丈夫」と思っていませんか。乳歯の下で永久歯の準備が始まっています。乳歯のときから歯みがきをきちんとしておきましょう。子どもを押さえつけて仕上げ磨きをしていては、歯みがきが嫌いになってしまいます。子どもは何をされているのかわからず、不安になっていることもあります。親の歯みがきの様子を見せたり、鏡を見せながら「歯がきれいになってきたね」と、仕上げ磨きをすると、子どもも安心するでしょう。うまくできなくても、子どもにも歯ブラシを持たせ、自分でやらせることも大切。その後「お母さんの歯みがきも手伝って」と交互に仕上げ磨きをするという方法もあります。歯みがきの絵本などもありますから、コミュニケーションを取りながら、楽しく仕上げ磨きをしましょう。

2016.11.01

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病気・医療

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子どもの問いかけ

話が上手になってから、小学生の低学年くらいのころ、子どもはお話しするのが大好き。1日に何度も「ねえねえ」と、話しかけてくることも多いですね。忙しいときに話しかけられると、面倒だったり、同じことを延々と繰り返されてイラッとすることもあるでしょう。子どもが話しかけてくるのは、自分の作品ができたり、頑張ったとき、何かを発見したとき、自分にとって不合理なことを聞いて欲しいとき、不思議だなと思ったとき、そして特に理由はなくても、甘えたいとき……。話しかけてくるタイミングは気持ちを受け取って欲しいタイミング。やりとりを通して、親への信頼感と安心感、自分への肯定感が育まれます。そのときに対応するのが、無理なら「ちょっと待って」よりも、「これが終わったら聞かせて」と具体的な約束をしてあげましょう。

2016.10.01

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育児

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登園を渋る子

幼稚園や保育園に行く時間近く、急に「お腹が痛い」「頭が痛い」と言い出すことがあります。もちろん病気の可能性もありますが、登園が困難な状況のことも。これは仮病ではなく、心の重荷が身体に出てしまう症状。本当に吐き気がしたり、頭痛がしたり、微熱が出ることもあるのです。小さな子の場合は、何が負担で行かれないのか、理由を説明できなかったり、その理由自体を自覚できていない子もいます。まずは親子でゆっくりと時間を過ごし、スキンシップしたり甘えさせて、心を解放してあげましょう。「お友だちがね……」など気がかりになっていることを話してくれたら、「それはつらいよね」などと気持ちを受け止め、「どうしたらいいかな」と一緒に考えてあげましょう。場合によっては、先生にも伝えて、フォローをお願いすることも必要です。

2016.10.01

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病気・医療

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子どもがぐずる

子どもがぐずる理由は、思い通りにならない、自分の思いを伝えられない、おなかが空いた、甘えたい、眠い、体調が悪いなどさまざま。乳児は、泣くことで不快を表現しますが、少し大きくなると、子どもはぐずるという行為で不快を表現します。もう一つの理由は、親がイライラしているとき。気がかりがあったり、何かうまくいかなくてイライラしていると、子どもに親のイライラが伝わります。子どもの世話どころじゃなく、ましてや子どもに合わせる気持ちの余裕がなかったり。でもそんな時に、子どもは自分に気持ちを向けて欲しくてぐずります。前出の不快の状況を改善してあげてもぐずりが修まらない場合は、親自身がイライラしているからかもと、わが身を振り返ってみましょう。親が落ち着いて笑顔になると、子どものぐずりが減ることも少なくありません。

2016.08.01

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育児

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赤ちゃんの成長

「母子手帳」に、体重や身長などの平均値がグラフ化された「赤ちゃんの成長曲線」が男女別に掲載されています。グラフの帯は、各月齢の94パーセントの子どもがその範囲内であることを示しています。あくまでも平均値ですから、個人差もあり、低出生体重児などは、グラフにあてはまらないこともあります。ラインから少しはずれていても、その子なりの成長曲線を描いていて、元気で過ごせていれば、基本的には心配ありません。暑い季節などは赤ちゃんも多少食欲が落ちるなど、季節などによっても、成長ラインが多少ジグザクすることもあります。先月より伸びが少ないなどと、細かく気にせず、数カ月の単位での成長を見ていきましょう。市町村実施の定期検診は忘れずに受け、成長を確認すると安心。心配があれば、保健所や小児科で、相談を。

2016.08.01

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病気・医療

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牛乳パックしゅりけん

牛乳パックで簡単に作れる手作りのリサイクルおもちゃを紹介します。作って楽しい、飛ばして楽しい!2度の楽しさを味わえるブーメランのようによく飛ぶしゅりけんです。さぁ、公園で思いっきり遊びましょ♪

2016.08.01

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ワークショプ

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子どもがいて働けない

「子どもがいるから働けない」というお母さんがいます。もちろん保育園に入れないなど、いろいろな事情があると思いますが、工夫次第で、希望通りとまではいかなくても、希望に近づける方法もあるでしょう。子育てに関する資格を持っていれば、地域の育児サークルや子育て支援センターなどで、講座を行わせてもらう方法もあります。敷居が高ければ、まずは、ママ友だちに声をかけて、無料でもミニ講座を開いてみましょう。回数を重ねて、様子をブログにアップすると、それが実績になります。パートなら、一時預かりやファミリーサポートを利用する方法も。仕事内容にもよりますが、元いた職場に、在宅でできる仕事を聞いてみるというのも一案です。在宅勤務の形を取っている会社も少しずつ増えています。できる方法を探してみましょう。

2016.07.01

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ワークライフバランス

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予防接種を受けた後

予防接種を受けたら、どのように過ごせばいいのでしょうか。予防接種後は、疲れて体調を崩さないように、帰りは短時間の買い物程度にすませて、すみやかに帰宅しましょう。帰宅後は、いつも通りの生活で大丈夫。家の中を走り回ったり、汗をかくほどの激しい遊びは、控えましょう。経口ワクチンの場合、すぐに飲食すると吐いてしまうこともあるので、授乳や飲食は、接種後30分程度経ってからにします。体調に変化がなければ、入浴しても大丈夫です。注射した場合は、接種したところを、強くこすらないようにして、長湯は避けましょう。病院や会場で渡される注意書きには副反応などのことが書かれているので、よく読みましょう。接種後に熱が出たり、いつもと違う様子が見られたら、小児科で診てもらいましょう。自己判断は禁物です。

2016.07.01

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病気・医療

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うんちの回数の心配

うんちは健康のバロメーターです。乳児期は特に、赤ちゃんのうんちをよくチェックしましょう。うんちの回数は赤ちゃんによって、異なります。うんちが出ない=便秘とではありません。母乳のみで育っている場合、1週間に1度くらいしかうんちをしない赤ちゃんもいます。コロコロした固いうんちを出すときに肛門が切れて痛そうだったり、おなかが張ってきげんが悪い、おっぱいの飲みも悪くなるなどの様子が見られるなら、おなかをマッサージしたり、綿棒で肛門を刺激する、場合によっては浣腸を使うのもいいでしょう。うんちの回数が多い場合も、下痢とはいえません。生後すぐの赤ちゃんは1日に10回以上、うんちすることもあります。色や臭いがいつもと違う、きげんが悪い、おっぱいの飲みが悪いなどの様子があれば、小児科を受診しましょう。

2016.05.01

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育児

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子どもがぐずる

子どもがぐずる理由は、思い通りにならない、自分の思いを伝えられない、おなかが空いた、甘えたい、眠い、体調が悪いなどさまざま。乳児は、泣くことで不快を表現しますが、少し大きくなると、子どもはぐずるという行為で不快を表現します。もう一つの理由は、親がイライラしているとき。気がかりがあったり、何かうまくいかなくてイライラしていると、子どもに親のイライラが伝わります。子どもの世話どころじゃなく、ましてや子どもに合わせる気持ちの余裕がなかったり。でもそんな時に、子どもは自分に気持ちを向けて欲しくてぐずります。前出の不快の状況を改善してあげてもぐずりが修まらない場合は、親自身がイライラしているからかもと、わが身を振り返ってみましょう。親が落ち着いて笑顔になると、子どものぐずりが減ることも少なくありません。

2016.05.01

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病気・医療

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フラッグガーランドを作ろう!

小さくなった子どもの洋服を使ってフラッグガーランドを作ってみませんか?なかなか手放せないお気に入りの服をメモリアルとして残せるだけでなく、お部屋をポップに飾れますよ!

2016.05.01

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ワークショプ

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困った行動は裏返し

「赤ちゃんが泣いてばかりいる」「人見知りで困る」「飽きっぽい」など、子育てしていると、親としては困ったと思うことがいろいろありますね。でもよく考えてみると、困ったことや大変なことは、親が「こうあって欲しい」という思いが強いからかもしれません。「泣かないでニコニコしていて欲しい」「人見知りしないで、人なつっこくあって欲しい」「集中して取り組んで欲しい」……そんな思いがあるからこそ、そうなっていない現実に困ったと思うわけです。子どもの反応は、個性、オリジナリティと捉え、裏返して考えましょう。泣きやすい=感受性が豊か、状況の変化をキャッチし、不安や不快を表現している。人見知り=ママやパパがわかっている、好き嫌いを表現できる。飽きっぽい=いろいろなことに、興味がある。ポジティブに考えて、子育てしましょう。

2016.04.01

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育児

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薬の飲み方と保管

病院で薬を出されたら、飲み方をよく確認しましょう。皮膚科や耳鼻科など他の科でもらった薬があれば、医師に伝えます。薬は決められた時間に、決められた量をきちんと飲ませます。医師から「○○の症状がなくなったら、△△の薬は飲まなくていいですよ」と言われない限りは、きちんと飲みきります。お昼寝などで時間がずれた場合は、起きたら早めに飲ませましょう。次の服用時間が近い場合は、1回分を飛ばします。2回分をまとめて飲んではいけません。薬は直射日光が当たったり、湿度が高くなる場所には置かないこと。子どもの手が届く場所も避けます。別な入れ物に保管するのは、間違いの元。薬袋や説明書などは一緒に保管し、古くなった薬は使わないこと。きょうだいで同じような症状でも自己判断で飲ませず、その都度、処方してもらいましょう。

2016.04.01

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病気・医療

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子どもと楽しむミニ菜園!

ポカポカ陽気の春は、ベランダなどで野菜づくりを始めるのにぴったり。水やりを通して葉の成長ぶりを観察したり、できた野菜を味わったり……。子ども目線で楽しむ野菜づくりのポイントを、園芸家の深町貴子さんに教えていただきます。

2016.03.01

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ワークショプ

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漠然とした不安

子どもを育てていると、漠然とした不安を感じることがあるかも知れません。「これでいいのかな」「間違っていないかな」と、核家族化になって、密室でお母さんが1人で子育てしている時間が多いと、どうしても不安になりがちです。産後のホルモンバランスの関係もあり、気分が沈みがちになることもあるでしょう。会話数が少なくなるのも、原因のひとつです。赤ちゃんはお話しできないと思っても、「さあ、着替えよう」「今日はお天気だね」などと、声を出すようにしましょう。赤ちゃんが泣きやまないなら「ママも泣きたくなっちゃうよ」でもいいのです。もちろん、話せる相手を持つことも大切です。あとはなるべく外に出ること。歩くだけでも、体にリズム感が刺激され、気分が少し晴れやかになることもありますし、他の親子の様子を見て参考になります。

2016.02.01

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育児

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かさつき肌のケア

寒い季節になると、かさつきがちの子どもの肌。入浴時、清潔を心がけて、洗いすぎてしまうと、かさつきがひどくなることもあります。また、食事の途中や後、食べかすがついた口の回りを拭いたり、よだれを拭き取ったりしているうちに、だんだんと、肌が赤くかさついてしまうことも。小さな子どもの肌は薄いので、洗いすぎ、拭き取りすぎによって、必要な皮脂まで取り除いてしまっていることがあります。ガーゼでこすりすぎて、肌トラブルの原因になっていることも。よだれなどはこすらず、おさえるように拭き取る、入浴時には、手のひらで石けんを泡立てて洗うようにしましょう。汚れを落とした後は、保湿をしっかりと。ローションやオイルなどは、無香料、低刺激など、ラベルのチェックも忘れずに。赤ちゃん用のものだと安心です。

2016.02.01

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病気・医療

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ゴミ袋・レジ袋で作って、凧あげしよう!

レジ袋やゴミ袋で、簡単に作れる凧をご紹介します。凧に絵を描いても、シールを貼ってもOK。オリジナルの凧を作って、親子であげてみてくださいね。

2015.12.01

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ワークショプ

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祖父母になつかない

祖父母が遠方にいる場合は、年に1〜2回しか会わないこともあるでしょう。本能的に生きている子どもにとって、会ったことがない相手は、やはり警戒するもの。親が祖父母と仲良くする様子を見て、次第にうち解け、なつく場合もありますが、子どもによっては時間がかかる場合もあります。おばあちゃんおじいちゃんの、子どもへの接し方にもよるでしょう。親自身、日頃から、おばあちゃんおじいちゃんと連絡を取り合ったり、話せる子どもなら、電話を代わったり。最近では、写真や動画をメールで送りあったり、テレビ電話で会話すると言う方法もあります。おばあちゃんおじいちゃんを、子どもが日頃から身近に感じることが一番です。親自身が義父母に距離を感じていると、子どもにも伝わります。まずは、親自身が祖父母との距離を縮めましょう。

2015.11.01

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育児

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手洗いの週間をつける

食事の前に手を洗う、帰宅後やトイレの後に手を洗う……。手洗いの習慣は「さあ、今日から始めましょう」と言ってもなかなか身につかないものです。「まだ分からないし…」と思わずに、小さいうちは離乳食を食べた後、お散歩から帰ったときなどに、「きれいになって気持ちいいね」と声をかけながら手をふいてあげましょう。洗面台の前に立てるようになったら、お母さんやお父さんが後ろから抱え込むように手を添え、洗い方を教えてあげます。始めは水道から水が出るのがおもしろくて、水遊びのようになることもありますが、多少は大目に見てあげるといいですね。洗面台が高くて手が届かない場合は、踏み台を置いたり、手ふきタオルを手の届く位置に用意するなど、自分でできるように環境を整えましょう。できたらほめると、だんだん自分からすすんでやるようになるでしょう。

2015.11.01

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病気・医療

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習い事での態度

習い事で、先生の話を聞いていなかったり、立ち歩いたり、一緒にやらなかったり……。親としては、なんてやる気がないのだろうと、がっかりしますね。低年齢で習い事をさせている場合は、特にそんな悩みを抱えているおうちの方も少なくないと思います。お金を出して習わせている親としては、なぜちゃんとできないのかと苛立ちますが、小さい頃は集中力も続きませんし、好きなことだったとしても、その日によって気持ちがのらないこともあるでしょう。また、その先生の教え方が、わが子に合っていない場合もあると思います。就学前の子どもに、「頑張って、ちゃんとやって」と言っても、できないのが当たり前。おすすめは、親子で習ったり、親が子どもに教えてあげること。楽しみながら、練習できると興味もわいてきそうです。

2015.10.01

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育児

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小さく生まれた子

最近では、体重2500g以下の低出生体重で生まれる赤ちゃんも少なくありません。小さく生まれた赤ちゃんは、成長がゆっくり。育児誌などに「○カ月頃、△△ができる」などの目安がありますが、身体の発達は本来の出産予定日から数えた月齢で考えましょう。精神的な発達は、生まれた時からの月齢が目安となることが多いようです。身体や見た目の発達はゆっくりなのに、精神的な成長の方が先になり、少し違和感を感じることもあるようですが、その後の成長は子どもによってさまざま。ある程度の月齢、年齢になると、ほぼ平均値くらいに成長する子も少なくありません。心配や不安があれば抱え込まずに、保健所や家庭支援センターなどに相談しましょう。低出生体重児の親が集まってサークルなどを作っている所もありますから、探してみましょう。

2015.10.01

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病気・医療

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体を使って親子遊びしよう!

親子で遊ぼう、体操しようと思っても、「何をしたらいいかわからない」と言うパパもいるのでは?幼稚園教諭の久留島太郎先生に、親子遊びを教えていただきました。

2015.09.01

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ワークショプ

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好き嫌いの心配

離乳食から幼児食に切り替わり、好き嫌いが出始めると、栄養のバランスも心配になりますね。同じ食事をしているきょうだいでも、好きなもの、嫌いなものが違う方が多いので、それも個性なのかもしれません。親自身、成長にしたがって、苦手なものを食べられるようになったという方もいると思いますが、子どもも同じこと。苦手な味に慣れるのには、時間がかかります。細かく切ったり、好きなメニューに混ぜたり……。調理法を工夫することも一案ですが、それでも苦手なら、こだわりすぎなくても大丈夫。好き嫌いで栄養失調になってしまうことはないと言われます。まんべんなく食べられる方がいいですが、あまり気にしすぎると、食事の時間が楽しくなくなってしまい逆効果。楽しく食べられる方が、栄養の吸収率も高いと言われます。

2015.08.01

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育児

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歯みがきに慣れさせる

子どもが歯みがきを嫌がったり、仕上げ磨きに苦戦しているお母さんも多いでしょう。でも、赤ちゃんの方は、いきなり押さえつけられたり、ゴワゴワした歯ブラシを口に入れられたりして、びっくりしたり嫌がっても、無理はありませんね。まずは、赤ちゃんとスキンシップして、顔や口の周りを触りましょう。自然と口元がゆるむはずです。お母さんやお父さんは、「歯をピカピカにしようね」と声をかけながら磨いてあげましょう。子どもに親の歯ブラシを持たせて「磨いてくれる?」とやらせてみて、「じゃあ交代ね」と仕上げ磨きをしているお家もあるようです。シリコン製の歯ブラシは、歯の生え始めに歯茎がかゆかったり、歯がための感覚で使うのは良いのですが、早めに毛がついている歯ブラシを口に入れることに慣らすのがおすすめです。

2015.08.01

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病気・医療

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産後の生活をイメージ

妊娠中から、産後の生活をイメージするのは難しいもの。でも、お母さんの体調が戻るのに時間がかかりますし、赤ちゃんとのペースもつかめず、サポートがないと大変。産後の家事育児を夫婦で乗り切る場合は、お父さんの分担を確認したり、お父さんの帰宅が遅い場合は、行政の産辱サポートなどを頼むなど、出産前に調べて段取りを整えておくことが大切です。また、生後2カ月から赤ちゃんの予防接種も始まります。産後1カ月健診は、出産した病院でお母さんと赤ちゃんを診てもらうことが多く、小児科には、病気になったら行くというイメージがありますが、近くの小児科についても口コミ含め、調べておきましょう。妊娠後期に小児科を訪問し、乳児健診、予防接種、小児科医へのかかり方、小児救急などについてのアドバイスを受ける方法もあります。

2015.07.01

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妊娠・出産

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集団検診の日の病気

日にちが決まっているせっかくの集団検診の日に、風邪をひいてしまった……。お母さんとしてはとても悩むところ。先延ばしにするより、受けられるものなら受けてしまいたいもの。その場合の判断が難しいですね。熱が出ていればもちろん次回にすべきだろうけれど、鼻水程度だったらいいのか、でも他の赤ちゃんに風邪をうつしてしまっては申し訳ないといろいろ迷うでしょう。寒い日なら風邪でなくても鼻水が出ることもあります。食欲がないとか、だるそうにしているなど、他に変わった様子がないなら、検診を受けに行ってもいいと思います。迷うようなら、直接相談してみてはいかがでしょう。親としてはなるべくその日に受けさせてしまいたいと思いがちですが、保健所に問い合わせれば次回の予定を教えてくれるはず。くれぐれも無理は禁物です。

2015.07.01

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病気・医療

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親子で節電生活!

東日本大震災をきっかけに、節電への取り組みは「やった方がいいのは分かっているけれど…」といった意識から、「各自が積極的に!」と変わりました。そしてそれは、地球温暖化対策や、子どもたちの未来のためにも役立つこと。「電気を無駄に使わないようにしよう!」ということは、子どもが小さなうちから教えられます。負担になりすぎず、楽しみながら、親子で節電に取り組んでみましょう。

2015.06.01

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ワークショプ

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支度が遅くてイライラ

支度ができたら出かけようと思っているのに、子どもがなかなか支度をしてくれなくてイライラ。「早くしなさい!」と怒鳴ってしまうことはありませんか。そんな繰り返しになっているなら、少し工夫してみましょう。着替えるのに時間がかかるなら10分でも早く起こしたり、支度に早く取りかからせることです。テレビが付いているなら、消しましょう。大人はテレビを見ながら着替えたり二つのことを平行してできますが、子どもはひとつに集中してしまいます。テレビが付いていれば一生懸命見てしまい、着替えが後回しになるのは当然です。自分で脱ぎ着しやすい服を用意してあげるのもいいですね。そして「早く」と言うより、「まずズボンをはこう」と、具体的に伝えましょう。「時計の針が6になったら出かける」よと目安を伝えるのもおすすめです。

2015.02.01

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育児

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子どもの病気対策

共働きの場合は特に、保育園に通っている子どもが急に病気になると、仕事の調整で困ることがありますね。仕事の休みをフレキシブルに取れる場合はいいですが、急な休みが難しい場合は、お父さんとお母さん、どちらが休むか、おばあちゃんなどに見てもらうかなど、段取りも大変です。急な休みの可能性は、事前に職場に理解を得ておくといいですね。病気対策としては、規則正しい生活をするのがおすすめ。早寝早起きし、3食をきちんと摂ると、体のリズムが整います。手洗いやうがいも、心がけましょう。体調が悪そうなら、無理をさせないこと。無理をして悪化させてしまい保育園を数日休むより、早めに休ませて体調を回復する方が、子どもも親も負担が軽くなります。そのためには、子どもの体調の変化を日々キャッチすることも大切です。

2015.02.01

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病気・医療

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部屋の中の安全対策

意外と多いのが部屋の中の事故。ねんねの頃は、やわらか過ぎる布団や、クッション、ぬいぐるみでの窒息の心配もあります。少しでも離れる時は、赤ちゃんの近くに危険があるものは置かないようにしましょう。床にポットや炊飯器を置かないこと。触っても熱くない機種でも、倒したり、スイッチを押してふたが開くことがあります。コードやコンセントも大好きですから、赤ちゃんの視界に入らないように隠しましょう。いたずら予防のコンセントカバーは、ホームセンターなどで購入できます。テーブルには、テーブルクロスは敷かないのがおすすめ。クロスを引っ張って、テーブルの上のお茶や熱い食事を倒すこともあります。2〜3歳頃までは、「危ないから」と教えても、危険を回避する行動をとるのは難しいこと。触れないようにするのが基本です。

2015.01.01

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育児

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子どもの肥満

肥満の子どもが増加しています。食事に脂肪分が多くなり、ジュースやスナック菓子などの摂取が増え、運動量が減っていることも原因です。肥満によって、糖尿病や高血圧などの合併症を引き起こす可能性もあり、大人になると、心筋梗塞や脳梗塞などを起こしやすくなると言われています。子どもの肥満の場合、病気を併発していなければ、無理に減量しません。朝は規則正しく起き朝食をはじめ3食きちんと食べる、よくかんでゆっくり食べる、テレビを消して家族で食卓を囲むなど、食事の仕方を見直しましょう。運動も大切です。激しい運動より、歩く、体を動かす時間を増やしましょう。足にフィットするウォーキングシューズを履かせて、リズミカルに歩くように心がけます。子どもだけにやらせても長続きしないので、親子みんなで取り組みましょう。

2015.01.01

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病気・医療

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子どもの作品の上手な整理術

子どもが描いた絵、折り紙やねんどなどの作品、どうしていますか?増えて困るけど、捨てるには忍びないし……と悩むママは少なくありません。子どもの制作物の整理の仕方、楽しみ方について、収納アドバイザーの吉川圭子さんに教えていただきました。

2014.12.01

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ワークショプ

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子どもにつきあえない

「体調が悪くて、活発になってきた子どもと一緒に、外遊びしてあげられない」などと感じることはありませんか。体調が悪いのは仕方がないこと。でも、子どもは、お母さんと一緒に遊びたいものですね。そこは、アイディアで乗り切りましょう。外には出られるけれど、追いかけ回すことは無理なら、なわとびをくくりつけて、片方を持ってあげるとか、「あそこの木から、何秒でかけっこできるか?」と、数字を数えてあげたり。外に出るのもつらいなら、家で一緒にお絵かきや塗り絵をしたり、折り紙をしたり……。もちろん、お母さんの体調の回復が最優先。子どもと遊ぶには、パワーがかかりますから、体調が悪いと遊ぶ気力もおきなくなります。地域のファミリーサポートや、一時預かりを利用して、ゆっくり体を休めることも大切です。

2014.11.01

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育児

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予防接種は生後2カ月から

出産後、赤ちゃんとの生活に慣れるのも大変ですが、予防接種のスタートは生後2カ月。予防接種法では「定期接種」と、「任意接種」があります。任意接種になっている病気は軽い病気ということではありません。任意接種も検討しましょう。ヒブ、肺炎球菌ワクチン、ロタウイルスなどは、生後2カ月から接種がスタートします。「ワクチンで防げる病気」を知ろうという活動をしている「VPDを知って、子どもを守ろう。」の会のホームページには、赤ちゃんの月齢の軸で見られる予防接種スケジュールが掲載されています。妊娠中から確認しておきましょう。また、生後1カ月健診は出産した病院で受けることが多くありますが、予防接種や育児相談などを考えると、地域の小児科で診てもらうのがおすすめ。気軽に相談できる小児科を早めに見つけておきましょう。

2014.11.01

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病気・医療

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昼夜逆転で困る

赤ちゃんが昼夜逆転になって、日中は寝ていて夜起きている……。親は夜寝られず、困りますね。昼夜逆転は、生まれて間もない赤ちゃんによく見られます。人間は、基本的に朝になると起き日中活動して、夜になると静かに寝るという生活をしていますが、これはそのような生活リズムが身に付いているから。赤ちゃんがその生活のリズムに合わせられるようになるのは、生後4カ月過ぎ頃と言われています。新生児期、寝たり起きたりだけの赤ちゃんは、なかなか難しいですが、成長と共に日中体を動かせるようになると、少しずつ昼夜を自然と認識できるようになっていきます。日中はお散歩に行ったり、子育てひろばなどで遊んだり、夜はお風呂に入ってゆっくり過ごすなど、1日の生活のリズムを整えていくと、だんだんと夜寝てくれるようになります。

2014.10.01

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育児

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乳幼児突然死症候群

元気だった赤ちゃんが、睡眠中に突然命を落としてしまう乳幼児突然死症候群(SIDS)。主に1歳未満の赤ちゃんに見られる病気です。原因はよくわかっていませんが、発生を減らすために、以下を心がけましょう。お母さん自身の喫煙、お父さんや周囲の受動喫煙もよくないことがわかっています。妊娠中や出産後の喫煙はやめましょう。母乳育児の方が、発症率が少なくなっています。可能なら、できるだけ母乳で育てましょう。赤ちゃんはあおむけに寝かせましょう。うつぶせの方が落ち着く赤ちゃんの場合は、そばにいるように心がけましょう。赤ちゃんの布団は柔らかすぎないものを利用しましょう。SIDSは窒息によるものではありませんが、赤ちゃんが自分で首を動かしたり寝返りを打てるまでは、あおむけに寝かせるようにしましょう。

2014.10.01

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病気・医療

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妊娠中もシートベルト

現行の法律では、妊娠中は場合によって着用義務が免除されています。これは「健康保持上適当でない場合」はシートベルト着用を免除するということですが、「妊娠中はシートベルトをしなくていい」「シートベルトをしない方がいい」との誤解も多いようです。万が一の事故から身を守るためにはシートベルト着用が不可欠です。警察庁では妊娠中でもシートベルトを着用するように呼びかけています。着用の際には、腰ベルトはお腹の下部分、腰骨の低い位置につけること。肩ベルトは胸の間を通して、お腹のふくらみをさけるようにして装着しましょう。腰の低い位置に装着するための補助用具も市販されています。長距離の移動が必要な場合などには、かかりつけの医師に相談し、休憩を入れながら無理のないスケジュールを考えることが大切です。

2014.09.01

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妊娠・出産

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うんちの回数の心配

うんちは健康のバロメーターです。乳児期は特に、赤ちゃんのうんちをよくチェックしましょう。うんちの回数は赤ちゃんによって、異なります。うんちが出ない=便秘とではありません。母乳のみで育っている場合、1週間に1度くらいしかうんちをしない赤ちゃんもいます。コロコロした固いうんちを出すときに肛門が切れて痛そうだったり、おなかが張ってきげんが悪い、おっぱいの飲みも悪くなるなどの様子が見られるなら、おなかをマッサージしたり、綿棒で肛門を刺激する、場合によっては浣腸を使うのもいいでしょう。うんちの回数が多い場合も、下痢とはいえません。生後すぐの赤ちゃんは1日に10回以上、うんちすることもあります。色や臭いがいつもと違う、きげんが悪い、おっぱいの飲みが悪いなどの様子があれば、小児科を受診しましょう。

2014.09.01

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病気・医療

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川で遊ぶ時の注意

自然の中の河原で遊ぶのは楽しいもの。流れが少しあったり、生き物がいたり、いろいろな発見があります。バーベキューをしながら川遊びをすることもあると思いますが、そんな時は次のことに注意しましょう。●子どもに川遊びをさせる時にはまず大人が川に入る:川の水温は思った以上に冷たいことがあります。水温や川の中の状況を知るためにも、まず大人が川に入って様子を確かめましょう。●子どもだけで川遊びさせない:流れが速くないところでも、少しの水たまりで溺れてしまうこともありますから、必ず大人が一緒に遊ぶこと。バーベキューをしながらでは見ていることになりません。役割分担をはっきりさせることが大切。●休憩を取る:水温が冷たいので、低体温症に注意を。寒くなったらアクリルの毛布などで保温します。

2014.07.01

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育児

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離乳食の食材

離乳食は生後5〜6カ月頃から、なめらかにすりつぶした状態のものを、スプーン1杯からはじめます。与える食品は、離乳食の進み具合によって、少しずつ増やします。始めは、アレルギーの心配が少ないおかゆ(米)から。新しい食品は、1さじずつ与え、赤ちゃんの様子を見ながら、量を増やします。じゃがいもや野菜、果物、豆腐や白身魚など、種類を増やしていきましょう。卵は固ゆでの卵黄から始めて、全卵へ。魚は白身魚から、赤身魚、青皮魚へと進めます。ヨーグルトや、塩分・脂肪の少ないチーズも利用できます。肉は脂肪の少ない鶏肉から始め、脂肪が多い肉は遅めに。親がアレルギー体質の場合、乳製品を与えるタイミングは、小児科医に相談してみましょう。心配だからと与えないのでは、食材をバランスよく摂ることができません。

2014.07.01

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病気・医療

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ママ友から急に拒否?

今まで仲良くしていたママ友だち。なぜか急によそよそしく、避けられているように思うと、切なくなりますね。とても信頼していたママ友だとなおさらです。「私が彼女に悪いことをしたから?」「私の子育ての考えが、彼女を怒らせた?」などと思いを巡らせて、自分を責めたり、自分を変えようと無理をしたり。相手の言葉をヒントにして自分を見直すのはいいのですが、相手との関係のために、自分自身やわが子との関係を変える必要はありません。もし相手に聞くパワーがあれば、「ごめん、私のこと怒ってる?なぜだか教えて」と、直接聞いてみる方法も。無理なら、普通にあいさつや会話をして笑顔で接しましょう。相手が態度を変えてくれないなら、相手に固執しないこと。元気に過ごしていたら、もっとステキな友だちと出会えることでしょう。

2014.06.01

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育児

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赤ちゃんの水分補給

汗っかきで、おしっこの回数も多い赤ちゃん。大人に比べて新陳代謝が激しいため、暑い季節には特に、こまめな水分補給が大切です。母乳の場合は、欲しがるたびに与えましょう。お母さん自身も授乳中はのどが渇きやすいので、水分をたくさん摂るように心がけて。離乳食開始前の赤ちゃんなら、ミルクも欲しがるだけ与えましょう。離乳食開始後は、離乳食を食べさせた後に、母乳やミルクを与えましょう。母乳は欲しがるだけ与えてOKですが、ミルクは1日3〜5回が目安と言われています。このほかに、水や赤ちゃん用の麦茶などで水分補給しましょう。たくさん汗をかいたら、塩分が少し入った経口補水液なども利用しましょう。ドラッグストアなどで購入できます。ただし甘みがあるので、だらだら飲ませるのは虫歯の原因にもなるため禁物です。

2014.06.01

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病気・医療

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見立てあそび

小さな子どもが大好きなのが、見立てあそび。積み木を電話代わりにしたり、電車に見立てて手で動かしたり、砂を入れたカップを「はいご飯。どうぞ!」と渡して「ぱくぱく」と食べるまねをしたり。別なものを置きかえるあそび方です。音が出たり、あらかじめ仕掛けがついていたりすると、そのおもちゃとしてしか遊べません。見立ててあそぶには積み木や、ブロック、葉っぱや小石などシンプルなものの方が、想像力がよりふくらみます。見立てあそびから、ごっこあそびに発展することもあります。お母さん役、赤ちゃん役、レストランのウエイトレス……。自分でストーリーを作りながら、空想がふくらんでいきます。指先を使いながら、想像力を働かせ、コミュニケーションの練習もしています。お母さんもたくさん相手をしてあげましょう。

2014.05.01

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育児

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おへそをいじる

気が付くとおへそをいじっている赤ちゃんがいます。おへそと言うのはおちんちんと同じで、赤ちゃんにとって体の中でとても不思議で興味をひくもの。ちょうど手が届くところにあって、へこんでいるので、無意識に触ってしまうのでしょう。でも、おへその中は不潔になりやすく、いじりすぎると細菌感染を起こして臍炎になることもあります。気が付いたら叱りつけることなく、何かの遊びに誘うなど、別なものに興味を移してあげるといいでしょう。2歳くらいなら、親の言うことも分かりますから、「おへそをいじっていると、ばい菌が入ってお腹が痛くなっちゃうよ」などとくり返し言い聞かせましょう。そうは言ってもすぐにはやめられないもの。爪を切ったり、食事の前の手洗いを習慣化するなど、清潔を心がけてあげるといいですね。

2014.05.01

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病気・医療

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暗闇で過ごす体験を

家の中はもちろんですが、夜出かけても街頭やお店などのネオンに照らされている今。子どもたちも夜、明るい中で過ごすことが多くなっています。震災や災害などによる停電への備えや心構えのためにも、あえて暗闇を体験する機会を作りましょう。暗闇で過ごす経験がないため、暗さに対する不安感も少ないよう。怖がらせすぎるのはよくありませんが、暗いからこそ注意すべきことなども、伝えたいものです。キャンプ場などに行ったときに、夜、懐中電灯を持って親子で道を歩いたり。自宅の周辺でも、暗くなってから親子で歩き、注意すべき場所など確認しておきましょう。夕食後に電気を消して、ろうそくの火やランプで過ごす体験もしてみましょう。数回でも経験があるのとないのとでは、大きな差。急な停電時などの、子どもの不安感も違います。

2014.04.01

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育児

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災害後の子どもの様子

地震や災害などを体験したり、テレビで衝撃的な映像を見ると、子どもの心が不安定になり、親への依存が強くなります。赤ちゃん返りをしたり、親にまとわりついたり、ぐずったり泣きわめくこともあります。可能なら、できるだけ子どもと一緒に過ごし、ひざに乗せる、肩を抱く、手をつなぐなど、スキンシップを心がけましょう。「がんばれ」「しっかりしなさい」などの叱咤激励ではなく、「大丈夫」「守ってあげる」など、包容的な言葉がけをしましょう。子どもは何度も同じ話をすることがありますが、ちゃんと聞いて、感情を吐き出させてあげましょう。いつもと同じ生活は、子どもの心を安定させます。子ども同士遊ばせたり、絵本を読み聞かせたり、お絵かきをした……。子どもができることがあれば、お手伝いを頼むなど役割を与えましょう。

2014.04.01

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病気・医療

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お父さんの育児に…

「イクメン」という言葉が流行語になりましたが、最近では育児や家事をするお父さんも増えてきました。でも、お父さんたちは、お母さんからのダメ出しに不満を感じているようです。ウンチのおむつを替えてくれたのは良いけれど、ちゃんとお尻が拭けていない、洗ってくれたお皿に汚れが残ってる……。日々家事や育児をこなしているお母さんから見ると、お父さんのやることは、どれも中途半端に見えてしまうかも。ただ、悪い点ばかり指摘すると、お父さん自身もやる気をそがれてしまいます。人間、ほめられたり、感謝されるのはうれしいもの。お母さんから見てやって当たり前のことでも、行為に感謝し、その上でアドバイスをプラス。絵本の読み聞かせなど、お父さんの得意分野があれば、ぜひそれは積極的にお願いするといいですね。

2014.03.01

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育児

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身長が低い

赤ちゃんの身長の伸びには、個人差があります。低出生体重児(2500g未満)として産まれてきた赤ちゃんは小さめですし、遺伝による場合もあります。小さく生まれても、成長するにつれて身長体重が平均の範囲に追いつきますが、2〜3歳になっても、身長の伸びが追いつかない子が約1割。この場合はSGA性低身長症などの病気が疑われ、成人になっても、背が低いことが考えられます。SGA性低身長症の場合には、早めの診断とホルモン療法などによって治療することが可能。成長ホルモンは夜、分泌されるので、生活面でも夜更かしをせず、早寝早起きを心がけ、規則正しく生活することも大切です。適切な診断を受けるためには、母子手帳などにある成長曲線のグラフを記入することが大切。標準から著しく離れているようなら、小児科を受診しましょう。

2014.03.01

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病気・医療

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紙コップでの授乳法

災害時などに、ほ乳びんがなかったり、あっても消毒ができない場合、使い捨ての紙コップで授乳することができます。生後すぐの赤ちゃんでもできる授乳法です。紙コップに調乳したミルクを用意し、赤ちゃんの目が覚めている状態の時に、背中を支え斜め縦抱きになるような姿勢にします。ミルクが赤ちゃんの唇に軽く触れるくらい傾けます。コップを唇につく位置に保つと、赤ちゃんが自分でミルクを吸います。ポイントは、赤ちゃんの口にミルクを注ぐのではなく、赤ちゃん自身が自分で飲む体制にしてあげることです。赤ちゃんは、唇に触れたものを吸う性質があり、これを利用した授乳法です。母乳育児団体連絡協議会が「災害時の乳幼児栄養に関する指針」を出しています。いざというときあわてないために、事前に確認しておきましょう。

2014.02.01

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育児

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病気のサイン

急な高熱や吐き戻しなどは、病気とわかりやすいもの。ですが、抱っこしたり、授乳のときに肌に触れたときに、「いつもより熱いな?」と感じたり「いつもより元気がないな」と思う“親のカン”は大切。病気の始まりのサインであることもあります。特に小さな子の場合は、きげんも重要なサイン。いつもは比較的ごきげんに過ごしている子がグズグズときげんが悪いのは、病気の始まりのことも多いものです。いつもと違うと感じたら、検温はもちろん、鼻水やくしゃみ、ミルクの飲み具合、食事を普段通りに食べられているか、便の様子などを確認しておきましょう。熱は、昼間より夕方や夜は若干高めのこともありますから、普段から平熱を把握しておくことも大切です。受診の時に、普段との違いを的確に伝えることは、医師の正しい診断にも役立ちます。

2014.02.01

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病気・医療

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子ども2人乗せ自転車

小さな子どもがいると移動手段として欠かせないのが子ども乗せ自転車。平成21年に道路交通法が改正され、自転車の3人乗り(6歳未満の幼児2人同乗)が可能になりましたが、安全に利用できているでしょうか。まずは安全な自転車選び。民間の認証機関がフレームの強度や、幼児用座席の安全性など、子どもを乗せて安全に走行できるかをチェックしています。クリアした自転車には、BAAやSGなどのマークが付いていますから、自転車選びの参考にしましょう。ホームページでも、認可された自転車を確認できます。子ども用座席は、頭部まで守るハイバック形がおすすめ。子どもにはヘルメットをかぶせ、幼児用座席に座らせたら、シートベルトを着用させましょう。一時停止や安全確認など交通ルールを守って、安全な走行を心がけましょう。

2014.01.01

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育児

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しゃっくりをよくする

赤ちゃんがしゃっくりをしてなかなか止まらないと、心配になりますね。しゃっくりは何らかの刺激によって、横隔膜が痙攣するために起こるもの。刺激に敏感な赤ちゃんは、よくしゃっくりをします。しゃっくりの原因は、主に以下のようなこと。空腹時におっぱいを急にゴクゴクと飲むと、胃がふくらんで横隔膜を刺激します。おっぱいの後は背中を軽くさすって、ゲップを出させましょう。おしっこやうんちをしてお尻が濡れて冷たくなると、しゃっくりが出ることがあります。パンなど水分の少ないものを慌てて食べると、むせて、しゃっくりが出ることがあります。スープや飲み物などを取りながら、ゆったり食べるようにするといいですね。しゃっくりは、そのうち止まるので放っておいても大丈夫。気になれば、湯冷ましなど水分を与えてみましょう。

2014.01.01

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病気・医療

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おむつ替えの手順

赤ちゃんのおむつ替えをするときには、まず手が届く範囲に必要なものをそろえておくことが必要。替えの紙おむつは広げ、布おむつはそのままつけられるように、おむつカバーの上に布おむつをセットしておきます。お尻拭きは、ケースに入っているならフタを開けたり、数枚取り出しておきましょう。おむつ替えの最中におしっこしたり、うんちを飛ばしたりということもありますから、予備のおむつや、着替えも念のため用意します。おむつ替えしながら、「おしっこ出たね〜」「新しいおむつ、気持ちいいね」なんて、赤ちゃんに声をかけるといいですね。お尻が湿ったままおむつをつけるとかぶれの原因になりますから、濡れている場合はお尻を乾かしつつ、少しゆっくりめにおむつ替えをしましょう。うんちの様子は健康チェックにもなりますから、いつもと違いがないかも確認します。

2013.12.01

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育児

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溶連菌になったら

溶連菌(ようれんきん)感染症とは、細菌感染が原因で起こる病気。風邪と似た症状ですが、風邪とは全く違う病気です。突然38℃以上の高熱が出たり(37℃台のこともある)、咽頭炎や扁桃腺などのどの痛みが強くなることがあります。舌がぶつぶつしたり、体や手足、口の中に小さな赤い発疹が出ることもあります。のどが痛くなるので、食事はのどごしの良いものを与えてあげましょう。細菌感染によるものなので、抗生物質による薬物治療が大切。医師の診断を受け、処方された抗生物質を飲むと、2〜3日で発熱や痛みはよくなります。ただし、薬を自己判断でやめてしまうと、再発したり、リウマチ熱や腎炎など重い後遺症にかかってしまうことがあります。処方された薬はきちんと飲みきり、医師の指示に従って、再度、診察を受けるようにしましょう。

2013.12.01

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病気・医療

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子ども部屋は必要?

子どもが成長してくると、「子ども部屋を与えるべき?」と悩みますね。でも住宅事情などで、なかなか1部屋子どもに与えるのは難しいというご家庭も多いでしょう。部屋でなくても、部屋のコーナーを子どもスペースにしたり、棚を置いて子ども専用にしてあげるなど、子ども自身が自分で考えスペース作りができる場所を与えてあげるといいですね。自分の絵本やおもちゃを並べたり、手作りの工作を並べたり……。その一角が、自分の世界を膨らませる場所になります。あまり散らかっている場合にはアドバイスが必要ですが、並べる物や並べ方、スペースが限られるのでいる物といらない物の判断などは、基本的に子どもに任せましょう。友だちとケンカしたり、いろいろなことがあっても、自分だけのお気に入りの場所があると、心も落ち着きます。

2013.11.01

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育児

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母乳継続で虫歯が心配

歯科検診で、「母乳継続によって、虫歯になりやすくなる」と卒乳を勧められるケースがあるようです。一方、「母乳に含まれるラクトフェリンが虫歯菌の増殖を抑える」などの説も。離乳食が完了する1歳過ぎてからの口内のケアは、母乳に限らず、食生活を含めた生活習慣として考えましょう。(br>乳児期の母乳は、欲しがるときに欲しがるだけ与えるという考え方が基本ですが、離乳食完了後は、母乳は親子のスキンシップなど精神的な役割が大きくなります。厳密にする必要はありませんが、母乳をあげるタイミングもお風呂に入った後など、1日の中で決めていくといいですね。おやつやスポーツドリンクも同様ですが、要はだらだらと飲んだり食べたりし続けないことが大事。歯みがきを習慣にし、食後には水やお茶を飲んで口内を流すことを習慣にしましょう。

2013.11.01

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病気・医療

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寝かしつけが苦手

「子どもがなかなか寝てくれない」というお母さんも少なくありません。寝かせようと思っても、おもちゃで遊び続けたり、布団に入れても目がぱっちりだったり、寝ぐずりする子もいます。スムーズに寝てくれるとその後、残った家事をこなせたり、親の時間が取れますが、毎日なかなか寝てくれないと、疲れたりイライラしますね。寝る時間になったら、絵本を読み聞かせるなどして静かに過ごす、布団に入ったらできれば電気を薄暗くするなど、寝る環境作りも大切です。テレビも消しましょう。朝早く起きる、日中は身体を動かしてたくさん遊ぶ、3食規則正しく食べるリズムを作りましょう。朝ゆっくり起きて、身体を動かしていなければ、夜眠くならないのは当たり前。寝る間際に食事をしたり、おやつを食べさせては、なかなか寝付けません。

2013.10.01

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育児

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「お腹が痛い」と登園を渋る子

幼稚園や保育園に行く時間近く、急に「お腹が痛い」「頭が痛い」と言い出すことがあります。もちろん病気の可能性もありますが、登園が困難な状況のことも。これは仮病ではなく、心の重荷が身体に出てしまう症状。本当に吐き気がしたり、頭痛がしたり、微熱が出ることもあるのです。小さな子の場合は、何が負担で行かれないのか、理由を説明できなかったり、その理由自体を自覚できていない子もいます。まずは親子でゆっくりと時間を過ごし、スキンシップしたり甘えさせて、心を解放してあげましょう。「お友だちがね……」など気がかりになっていることを話してくれたら、「それはつらいよね」などと気持ちを受け止め、「どうしたらいいかな」と一緒に考えてあげましょう。場合によっては、先生にも伝えて、フォローをお願いすることも必要です。

2013.10.01

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病気・医療

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立ち会い出産の心得

最近では立ち会い出産を希望する父親もずいぶん増えてきました。産院や自治体などでは、妊娠中の講座を両親学級、ファミリー学級と言う名称にして、父親の参加を呼びかけています。父親が出席しやすいように土日の日程を組んでいる場合が多いので、できるだけ一緒に参加しましょう。講座に参加できなくても、出産時に父親が立ち会いビデオ撮影すればいいと言うものではありません。妊娠経過に関心を持ち、出産や育児について一緒に勉強したり話し合うなど、赤ちゃんを迎える心の準備を夫婦でしていく過程が大切です。出産当日は、陣痛中、話し相手になって気を紛らわせたり、腰をさするなどのサポートで、出産への不安や赤ちゃんに会える楽しみな気持ちを分かち合いましょう。出産するお母さんを思いやり、一緒に出産に向かう気持ちが大切です。

2013.09.01

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妊娠・出産

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赤ちゃんの落下に注意

生後しばらくは、寝かせたままの位置で寝ていますが、そんな時期はあっという間。赤ちゃんは次第にバタバタと手足を動かし、手足の力が強くなって、自分の身体を少しずつ移動するようになります。早い子では生後4カ月くらいから、足を蹴っているうちに、布団からずり上がったりすることもあります。ソファーや椅子などに、ちょっとの間だからと、寝かせておくのは、落下の原因になります。赤ちゃんは日々成長しています。昨日はできなくでも、今日は移動できるかも知れません。おむつ替えや、お風呂から上がったとき、少しの間でも、高さのある不安定な場所に寝かせるのは、赤ちゃんが動いて落下することもあり、とても危険です。ほんの少しの時間でも、できるだけ床に座布団やミニマットを敷くなどして、低い位置でのお世話を心がけましょう。

2013.09.01

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病気・医療

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ぐずったらおやつ?

電車で子どもがぐずると、すぐにおやつを与えるお母さんがいます。もちろんお腹がすいてぐずる事もありますが、ベビーカーに座らせられているので、ちょっと抱っこして欲しい、車内が蒸し暑くて居心地が悪いなど、おやつが欲しいわけではなく、別な理由があることの方が多いものです。おやつはあくまでも補食と、ちょっとしたお楽しみ。家でも外出先でもおやつを1日に何度も与えていると、子ども用の薄味のおやつでも1日のカロリー摂取量が多くなり、基本の食事時におなかがすかないことも。ゆっくり朝食を食べた日の午前のおやつはなしにして、午後1度おやつをあげるなど、1日の中でメリハリを持たせましょう。摂取カロリーや生活習慣面から、そして子どもの精神面からも、ぐずりの対応策としてのおやつはやめましょう。まずはぐずりの理由を考えて、応じてあげることが大切です。

2013.07.01

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育児

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乳児の虫歯

1歳前、乳歯が数本しか生えていない赤ちゃんなのに、虫歯になるケースが珍しくありません。市販の乳幼児用のイオン飲料やジュースなどばかり、飲ませてしまっていることもあるようです。離乳食が始まると果汁も飲ませますが、あくまでもメニューの一つと考えましょう。熱があるときには、イオン飲料の方がいいとされていますが、乳児期にはおっぱいやミルクでの水分補給でも、十分です。ジュースやイオン飲料には糖分が入っているものもありますから、歯みがきがまだできない赤ちゃんの場合は、飲ませた後には、白湯などを飲ませましょう。もちろん、1日1〜2回は、ガーゼで汚れを拭き取ってあげるといいですね。味のある水分ばかり与えていたために、水や麦茶を飲めない幼稚園児もいるようです。イオン飲料やジュースはほどほどを心がけましょう。

2013.07.01

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病気・医療

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おっぱいの不安

母乳で育てようと思うお母さんも増えていますが、母乳に固執してストレスになっているケースも少なくありません。特に、赤ちゃんがたびたび泣くと「母乳がたりないのでは」と義母や夫に言われたりして、さりげないその一言で、「たりないのでは」と悩んでしまうお母さんもいます。母乳に一番いいのは、ストレスをためないこと、十分に休養を取ることです。産後はお母さんの体調も戻っていく時期ですし、赤ちゃんとの生活サイクル作りも大変ですから、赤ちゃんと一緒に昼寝したり、できるだけゆったりと過ごせる環境が必要です。何でも自分だけでやろうと抱え込まず、家事はできるだけ手を抜いて、お父さんにも協力してもらいましょう。体重も徐々に増えていて、健診で指摘がなければ順調に育っている証拠。自信を持って母乳で育てましょう。

2013.06.01

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育児

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紫外線に注意を

母子手帳からは10年以上前に、日光浴をすすめる項目がなくなりました。以前は赤ちゃんの健康のために日光浴が必要だと考えられていましたが、紫外線が身体に与える影響の方が深刻だということがわかったからです。紫外線は日焼けを起こすだけでなく、皮膚の老化や皮膚がんの原因にもなると言われています。特にメラニン色素が少ない赤ちゃんが日焼けをすると、火ぶくれになってしまったり、将来皮膚がんを発症する確率が高くなるとも言われています。年間では、6〜8月がもっとも紫外線が強いと言われています。この時期、紫外線がとても強い正午前後の外出はなるべく控えましょう。外出の時には、帽子をかぶらせたり、遊ばせるときにはなるべく日陰を選ぶこと。赤ちゃん用の日焼け止めクリームなども出ていますから、上手に使いましょう。

2013.06.01

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病気・医療

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すぐに手を出す子

友だちとすぐにケンカになり、手を出してしまうわが子。「うちの子はどうして暴力的なの?」「育て方が悪かったのでは?」と思ってしまうお母さんもいると思います。もちろん手を出した行為はきちんとあやまらせることは大切。でも、トラブルには必ず原因があるはずです。「暴力する子はキライ」「あなたはダメな子」などと、子ども自身を否定するのではなく、落ち着いたところで、子どもの話を聞きましょう。相手に悪口を言われ傷ついていたり、言っても悪口をやめてくれず、つい手が出てしまったのかも知れません。「お母さんもそんなこと言われたら、怒っちゃうよ」と、まずは、子どもの気持ちを受け止めて、その上で、どのように解決すればよかったのかを子どもと相談してみましょう。いろいろなトラブルを何度も経験して、解決方法を学んでいきます。

2013.05.01

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育児

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産後うつ

出産後は、ホルモンバランスが崩れており、体調の回復期でもあり、疲れやすくなります。初めての育児への戸惑いなど、精神面でも不安定になりやすい時期。ほとんどのお母さんが気分の落ち込みを感じています。これは一時的なものですから、産後1カ月後頃には、落ち着いてくると言われています。ただし、気分の落ち込みが継続している、より強くなっている場合は、「産後うつ」を疑いましょう。産後うつは、うつ病。診療を受け、必要なら薬を処方されます。授乳中の場合、授乳を優先して、処方薬を自己判断で服用しない方もいるようですが、赤ちゃんのためにも、産後うつの回復を優先させましょう。予防には、お母さん自身が頑張りすぎない、思い詰めないことが一番ですが、そのためにはお父さん含め、周囲のサポートが重要。特に産後1カ月は周囲の協力を得て、身体と心を休めましょう。

2013.05.01

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病気・医療

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子どもを愛せない

「お母さんは、わが子が大好き」という印象がありますが、必ずしも、そのような感情を持てないお母さんもいます。子どもとの相性もありますし、手がかかる子(よく泣く、言うことを聞かないなど)の場合は自分が愛情をかけても子どもから返ってくる愛情を感じにくく、精神的につらくなることもあるでしょう。夫との不和などによってその不満やストレスが、子どもに向き、子どもを愛せない場合もあります。きょうだいのどちらかだけを愛せない場合もあります。そのような気持ちを感じたら、一人で悩まず、可能なら夫にも打ち明けて一緒に育児したり、育児支援センターや保健センター、児童相談所などで、相談してみましょう。子どもとの付き合い方のヒントを教えてくれると思います。小さな子にとって、頼れるのは親の存在だけということを忘れずに。

2013.04.01

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育児

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泣き方が違う時

いつもとちょっと泣き方が違う、いつもとちょっと様子が違う……。このような赤ちゃんの些細な変化は、お母さんだからこそ気が付くことも多いものですね。熱が出て体調が悪くなると、赤ちゃんは機嫌が悪くなり、いつもと違う泣き方をすることがあります。検温して熱を確かめてみましょう。また、いつもと違って、急に激しく泣くなどの時には、便に血が混ざっていないか、吐いたりしないかなど、ほかに変わったことがないか注意しておきます。何らかの病気の可能性があります。中耳炎の場合も耳の痛みで激しく泣く場合があります。病気などが原因で泣いている場合には、抱っこしてあげてもすぐに泣きやまなかったり、あやしたときの反応も違うものです。いつもと違ってちょっと心配だと思ったら、病院で診てもらうと安心ですね。

2013.04.01

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病気・医療

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ママ友つきあいが苦手

子どもを通してお母さん同士もお付き合いすることがありますが、付き合い方に戸惑ったり、悩んでしまう方も少なくありません。幼稚園や保育園の送り迎えの時に会ったり、時には一緒にランチしたり、お互いの家を行き来したり。仲のいいグループができてしまうと、そこからはずれないようにとできるだけ相手に合わせたり、ちょっとの言葉のやりとりや相手の態度が気になったり……。そんな日々に、精神的に疲れてしまうお母さんもいるようです。子どもが成長しても、つきあいが続く場合もありますが、別な学校に通ったり、子どもの遊び相手が変わると、次第に疎遠になる関係も少なくありません。ママ友はあくまでも、子どもを通した関係と割り切りましょう。お母さん自身、何でも話せるリラックスできる相手は、ママ友でなくてもいいのです。

2013.03.01

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育児

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成長や発達の心配

育児書と比べたり、近所の子と比べてみたり。わが子が小さめだったり、ほかの子が歩いているのに、まだ歩かないと、心配になりますね。身長や体重は母子手帳に発育曲線が書かれています。目安の帯が書かれていますから、その範囲に入っていて、わが子なりの曲線を描いていれば大丈夫。また、寝返りやはいはい、歩き始めにも、とても個人差がありますから、わが子なりの発達の様子を見ることが大切です。特に、低出生体重児(小さく生まれた赤ちゃん)の場合は、成長がゆっくりめのことも、少なくありません。自治体で行っている定期健診は、無料で受けられますから、その機会を利用して、相談してみましょう。心配なら、地域の保健所に直接相談しましょう。発達や栄養などのアドバイスや、必要であれば、適切な機関を紹介してくれます。

2013.03.01

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病気・医療

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産後の入院期間短縮

最近、出産後の入院期間を短縮する取り組みをしている医療機関が増えています。今までは通常1週間の入院でしたが、3〜6日間くらいで退院するということ。強制的に退院させられるわけではなく、自宅に戻ってから夫など親族が家事を手伝ってくれる、または地域の家事サポートなどを利用できるかなどの状況を相談・確認の上で入院期間を決めるというところが多いようです。入院期間を短縮している産院では、助産師さんが産後自宅訪問をしてアドバイスしたり、電話相談を行うなど、こまやかな対応で、産後のお母さんをサポートしているところがほとんどです。早めに自宅に戻ることで、夫とともに育児する生活のリズムを早い段階から作っていけるのが利点。夫が短期間でも育児休暇を取るなど、お母さんをサポートする体制が必要です。

2013.02.01

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妊娠・出産

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食物アレルギーの心配

赤ちゃんに湿疹が出ると、「食物アレルギーかな?」と心配するお母さんも少なくありません。「昨日の牛乳かな?」とか、「卵を食べたからかな?」と思いめぐらし、素人判断でその食物の摂取をやめるのは栄養の偏りも心配ですからよくありません。まずは赤ちゃんの身体の様子をよく観察すること。熱や咳はなく、湿疹だけか、どの部分に出ているのか、継続的に出ているのか、少し経つと薄れていくのかなど、客観的に把握しましょう。湿疹が出る前に食べた食物なども、書き出しておきましょう。まずは小児科で診てもらい、そのような情報をきちんと伝えます。アレルギーと診断され、しばらく治療しているのに湿疹の状況が改善されないなら、アレルギーの専門医に診てもらうことも検討しましょう。

2013.02.01

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病気・医療

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レッグウォーマー

寒い季節、親が寒いと赤ちゃんにも厚着をさせがちですが、室内では基本的に裸足で過ごさせても大丈夫。特によちよち歩きの赤ちゃんの場合には、床で足を滑らせてしまうこともあるので、裸足の方が安心です。最近では赤ちゃん用のおしゃれなレッグウォーマーが人気です。ひざの部分をおおっているので、ハイハイの赤ちゃんのサポーター代わりにもなり、おむつ替えも簡単です。複数の色柄をそろえて、ウェアとのコーディネイトを楽しんでいるお母さんも多いよう。ベビー洋品店などでも購入できますが、大人の靴下の足先を切り取ったり、ウェアの袖を使って、端にゴムを入れれば簡単に作れます。ワンポイントにワッペンをあしらったり、レースをつけて、ちょっとおしゃれに仕上げたりして、リサイクルを楽しんでいるお母さんも増えています。

2013.01.01

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育児

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赤ちゃんにマスク?

風邪ひきが増えている季節、赤ちゃんにマスクさせるべきでしょうか?赤ちゃんにマスクをすると呼吸しにくくなる可能性もありますから、マスクはさせなくて大丈夫。それよりも、人ごみへの外出を避けましょう。家族は、外から風邪やインフルエンザなどの菌を持ち込まないように、外出時はマスクを着用し、帰宅後はうがいや手洗いを徹底することが大切です。赤ちゃんが熱を出したり、せき込んだりしたら、体温や赤ちゃんの様子をきちんと把握することが大切です。多少熱があっても、きげんがさほど悪くなく、おっぱいやミルクを飲めれば、そんなに心配しなくても大丈夫。病院が閉まっている夜間など心配なら、救急外来を行っている病院に電話して、指示をあおぎましょう。小児救急電話相談「#8000」でも、対処法などの相談に応じてくれます。

2013.01.01

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病気・医療

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親の前ではいい子

家ではおとなしく親の言うとおりにするのに、幼稚園や保育園などでは、先生の言うことを聞かず、お友だちに手を出すなど、しょっちゅうトラブルを起こす子がいます。親の前だけいい子というのは、いい子である自分を見せようとしている現れ。子ども自身が、親に甘えきれていないケースも考えられます。言うことを聞かないと言うのは、ある意味、自分を見て欲しいという甘えの表現方法であることも。それを家以外で出しているのは、お母さんが厳しすぎたり、子どもの甘えを受け止め切れていない可能性が考えられます。欲しがる物を与えるのではなく、スキンシップしたり、話しを聞いて「そう思ったんだ」と心を受け止めたり。心をたくさん甘えさせることで、子どもの心に自信ができ、集団生活などで、社会的な行動を取れるようになっていきます。

2012.12.01

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育児

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くちびるがカサカサ

赤ちゃんの皮膚は薄いので、乾燥する季節には水分が逃げていきやすくなります。寒い季節は特に乾燥しやすいため、保湿を心がけたいものですが、身体と違って、くちびるのケアは忘れがちになることも多いようです。くちびるがカサカサになると、ひび割れたり、皮がむけてしまうことがあります。離乳食などがしみたりして食欲が落ちることもありますから、気をつけてケアしてあげましょう。はがれてきている皮は気になりますが、無理にむくのは禁物。食後は口を拭くなど清潔を心がけましょう。小児科で診てもらうと塗り薬を処方してくれます。薬局で購入する場合は赤ちゃんに使うと告げて、無香料のリップクリームを紹介してもらいましょう。口角が切れるなどの場合は、アトピーなども心配されます。早めに医師に診てもらいましょう。

2012.12.01

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病気・医療

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保育施設の選び方

子どもを保育施設に通わせようと思ったとき、どのような基準で選んだらいいのでしょうか。保育施設の選び方は、各家庭の考え方にもよりますが、厚生労働省で「よい保育施設の選び方、十か条」という以下の指針を示しています。1.まずは情報収集を。2.事前に見学を。3.見た目だけで決めないで。4.部屋の中まで入って見て。5.子どもたちの様子を見て。6.保育する人の様子を見て。7.施設の様子を見て。8.保育の方針を聞いて。9.預けはじめてからもチェックを。10.不満や疑問は率直に。私立保育園はもちろん、公立の保育園でも、園によって特色や保育の状況などが異なります。園の規模や立地条件によっても、子どもたちの日常の過ごし方が違ってきますから、直接見学に行くことが大切です。不明点があれば、地元の市区町村の保育担当の窓口に相談しましょう。

2012.11.01

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ワークライフバランス

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健診を受けるときに

赤ちゃんが産まれて1カ月後と、その後数カ月ごとに健診を受けましょう。公費で受けられる健診は、地方自治体からハガキなどでお知らせがくる場合が多いようですが、何カ月ごろに受けられるのか、確認しておくと良いですね。ハガキなどのお知らせが来たら、日時と場所を確認し、道順などを確認しておきましょう。問診票がついていたら記入しておきます。当日は、母子健康手帳はもちろん、小児科などで健診を受ける場合は、診察券や保険証も持っていきましょう。おむつやミルク、着替え、お気に入りのおもちゃもあると便利です。当日はたくさんの赤ちゃんが健診を受ける場合が多いので、スムーズに受診できるように、脱ぎ着しやすい服装を心がけましょう。心配なことがあれば、診察時に質問しましょう。当日、熱があるなどの場合は、保健所や病院などに連絡し、次回の健診日などに改めて受診しましょう。

2012.11.01

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病気・医療

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夫が育児を手伝わない

赤ちゃんと一日中向き合っているお母さんにとって、お父さんが育児や家事を手伝ってくれないと、家のことも片づかず、精神的にもストレスがたまることもあります。赤ちゃんの世話をお父さんも一緒にしたり、お母さんの気持ちを察して家事を手伝ってくれたりすればいいのですが、なかなかそうもいかないもの。そんな時には、「○○してくれる?」と具体的に伝えましょう。お父さんの方も、その時の状況や気分によって、あまりいい顔をしないかもしれませんが、言葉にしないと伝わらないことも多いものです。お父さんにもやって欲しいのに伝えずにストレスをためてしまい、お母さんがイライラすると、赤ちゃんにも伝わってしまいます。時には時間を取って、きちんと気持ちを話しましょう。そして感謝の気持ちを伝えることも大切です。

2012.10.01

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育児

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生理的体重減少

赤ちゃんが産まれるとすぐに、一時的に体重が減少します。これを、生理的体重減少と呼びます。母乳と人工栄養の場合とでは若干違いがありますがおっぱいを十分に飲めるようになるまでの少しの間、赤ちゃんの体重は減り続けます。これは、もともと水分が多い赤ちゃんが、十分に水分を取ることができず、おしっこやうんちなどで水分が出てしまうために起こる現象。通常は生後3日くらいまで減り続け、その後徐々に増えていって、生後7〜10日くらいになると、ほぼ出生時の体重まで増加します。体重の減少は出生時の体重の10〜15%程度と言われており、母乳の出が悪い場合などは、やや減りが大きくなるようです。赤ちゃんは生理的体重減少があることを前提に産まれてきていますから、体重が減っても大丈夫。体力が落ちることもありません。

2012.10.01

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病気・医療

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触らせたくないもの

家の中には、危険だから子どもに触らせたくないものや、親が大事にしていて子どもが触っては困るものがありますね。子どもが触ったり遊んだりすると困るものは、手の届かないところに隠しましょう。ものによりますが、見えるところにあると、子どもも触りたがったりして、ぐずる原因になることもあります。危険なものは、ある程度の年齢になれば言って聞かせれば触らなくなりますが、低年齢のうちは、危険なものに触れないようにするのが一番です。倒すと壊れるガラス瓶や、蒸気が出る炊飯器などは、手の届かないところに置きましょう。子どもを常に見張っていることは不可能ですし、その都度「触っちゃダメ」を繰り返しているのは、親自身のストレスにもなります。なるべく「ダメ」と言わずに子どもを家で遊ばせられるようなスペースを作りましょう。

2012.09.01

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育児

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指しゃぶりで出っ歯?

「指しゃぶりをすると出っ歯になる」とか、歯並びやかみ合わせが悪くなると心配しているおうちの方も少なくないようです。歯科医によっても説が分かれるようですが、一般的には3歳くらいまでなら、指しゃぶりによる歯並びへの影響はほとんどないようです。生まれたばかりの赤ちゃんは、口に入ったものを吸う反射を見せ、その後、自分の手を見つめたり口に入れて確かめるようになります。1歳前後からの指しゃぶりは、退屈だったり、自分の心を落ち着かせるために無意識にやっていることがほとんどです。叱ったりして無理にやめさせるのは逆効果でしょう。取り立てて指しゃぶりを責めたりせず、手を取って一緒に遊んだり、気分転換させてあげてはいかがでしょう。指が化膿するほど指しゃぶりしてしまう場合は、小児科医に相談を。

2012.09.01

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病気・医療

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きょうだいを比べない

上の子と下の子、下の子が成長してくると、きょうだいを比べて、叱ったりほめたりしまっていませんか?「お兄ちゃんはこんなにわがままじゃなかった」「お兄ちゃんと違って、もうこんなことができるなんてすごい」……。親はつい無意識にそんな言い方をしてしまっていることがあります。小さいからわからないだろうと思っても、子どもは親の言葉をちゃんと感じ取っています。ほめるのも、叱るのも、比べてするのではなく、「○○ちゃんは、△△ができて、えらいね」とか、「××してはいけません」と、子ども本人へのメッセージとして伝えましょう。比較することは心がけてやめ、親が子どもひとりひとりのいいところをきちんと見ること、そして比較せずに、直接ほめたり叱ったりすることは、子ども自身が他の子に向ける目も育んでいきます。

2012.08.01

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育児

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赤ちゃんの日焼け

以前は骨を作るのに関係するビタミンDを多くするために必要と言われていた日光浴ですが、紫外線が細胞の遺伝子を傷つけると言われ、母子手帳からも日光浴を勧める項目がなくなったほど。赤ちゃんに直射日光があたることは避けましょう。特に紫外線が強い春から夏の時期は、お昼前後の外出を避けた方が無難です。お散歩の時は帽子をかぶせたり、ベビーカーの日よけを忘れずに。UVカットの衣類やクロスもあるようなので、利用しても良いですね。もちろん、屋外ではなるべく日陰で過ごしましょう。1歳前後の赤ちゃんなら、低刺激の赤ちゃん用の日焼け止めクリームもありますから、肌に異常がなければ塗ってあげましょう。もし日焼けしてしまったら、とにかく冷やすこと。水ぶくれになるなど、心配があれば、早めに小児科を受診しましょう。

2012.08.01

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病気・医療

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友だちになじめない

公園に行っても、グループができていたり。子どもは、友だちに声をかけて仲間に加われない。お母さんも、グループに声をかけるのが苦痛……。親は、子どもに積極的になって欲しい、友だちとうまく関わって欲しいと思いますが、親自身が関わりにくいグループに、子どもも入りにくいもの。子どもが一人遊びを楽しんでいて、お母さん自身が苦痛でないなら、そこで過ごすのもいいですね。子ども自身も、ほかの子どもたちの様子をそれとなく観察しているはず。何かきっかけがあれば、すんなり仲間に入っていけることもあります。親子とも、いづらい雰囲気なら、そこから立ち去り、買い物をしたり街を探険したり別な場所に移動してはいかがでしょう。児童館など別な場所の子どもなら、打ち解けやすいかも知れません。親子で心地よい場所を見つけてみませんか。

2012.07.01

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育児

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離乳食と便の様子

離乳食を初めてから、赤ちゃんの便の回数が増えたり、少しゆるくなったりすると、「離乳食が原因かしら?」と悩まれるお母さんも多いのではないでしょうか。離乳食を始めたばかりの頃や、新しい食材を与えると、そのようになる赤ちゃんもいます。離乳食の開始時期自体が、生後5カ月より早めでなければ、便が少しやわらかくても、きげんがよく、食欲もあれば、素人判断でいきなり離乳食を中断する必要はありません。また、母乳やミルクだけを飲んでいた時期と、便の様子が変わる赤ちゃんもいます。新しい食材を使うこと、衛生にも気をつけて、食材や、量、調理法などを変えて様子を見ましょう。水のような便が、1日に数回出るようなら、離乳食以外の原因も考えられますから、小児科医に早めに診てもらいましょう。

2012.07.01

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病気・医療

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待ち時間の過ごし方

車や電車の移動中、行列に並んでいる間など、最近ではすぐに携帯ゲームをやり始める子が見られます。黙ってゲームをするよりも、親子で、友だち同士で、ちょっとしたやりとりをして待ち時間を楽しく過ごせるといいですね。頭の体操にもなり、コミュニケーション力にもつながります。言葉遊びで一番簡単なのは、しりとり。小さな子どもとでもやりとりできます。また、「動物の名前」や「お花の名前」などの制限を付けて、名前をどんどんあげていくのもいいですね。お互いの知識の交換にもなります。話しを順番につなげて、物語にしていくのもおもしろいもの。「おじいさんが歩いていました」「道に、○○が落ちていました」「そこへ……」なんて、一文ずつ交互に言って、物語を作ります。ちょっとしたアイディアで、待ち時間を過ごしてみましょう。

2012.06.01

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育児

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熱があるとき

赤ちゃんが熱を出したときに、やってはいけないのは、どのようなことでしょう。「熱があるときは、温かくして、汗をかかせるといい」という考えを持っている人もいますが、これはNG。熱の上がりぎわに、寒気がしているなら別ですが、手足や体、顔が熱くほてっている場合には、布団を掛けすぎたり、厚着させないようにします。タオルで包んだ保冷剤などで、わきの下や太股のつけ根などを冷やしてあげましょう。でも、長時間冷やしっぱなしにするのは、禁物。様子を見ながら熱が下がってきたら冷やすのをやめましょう。高熱の時に、お風呂に入れるのも控えて。お尻だけ洗ってあげるなら大丈夫です。熱がある場合は、他の症状がないかどうかも確認して、小児科に早めに受診し、家での過ごし方も聞いておくといいですね。

2012.06.01

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病気・医療

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たくさん話しかけよう

最近、赤ちゃんにどう話しかけたらいいのかわからないというお母さんがいます。「何か話しかけなければ」と気構える必要はなく、赤ちゃんのお世話をしながら、その状況を伝えながら、赤ちゃんの気持ちを言葉に表してみましょう。「おはよう」「おむつを替えよう」「お尻が気持ちよくなったね」「お散歩に行こうか」「風が気持ちいいね」と笑顔で語りかけると良いですね。危険な場面では「飛びだしたら危ないよ」「熱いから、触っちゃダメ」など、真剣な表情で伝えましょう。赤ちゃんは言葉がわからなくても、お母さんやお父さんが発する言葉を聞き、表情を見ています。赤ちゃんは、受け取ったたくさんの言葉と表情、場面をつなげ、少しずつ言葉を発するようになっていきます。生活のいろいろな場面で、言葉をかけることから、はじめてみませんか

2012.05.01

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育児

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ヒブワクチンの接種を

ヒブは、インフルエンザ菌b型という細菌のことです。名称にインフルエンザとついていますが、インフルエンザとは別のものです。ヒブは新生児期以後の髄膜炎の原因菌の第1位と言われており、死亡率が約5%、死に至らなくても、2〜3割に知能障害などの発育障害や聴力障害などの後遺症が残ると言われています。発症は0〜1歳の子が多いのが特徴で、5歳以上になると発症はほとんど無くなります。予防接種は生後2カ月からできますから、なるべく早い時期に接種しましょう。定期接種ではないため、接種は無料ではありません。接種開始時期によりますが、基本的に4回の接種が必要とされています。いろいろな予防接種を受けなくてはならず大変ですが、他のワクチンとの同時接種もできます。早めに医師に相談し、スケジュールを組みましょう。

2012.05.01

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病気・医療

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子どもを謝らせること

公園で遊んでいるときにお友だちを突き飛ばしている……。このような光景を見たら、まず、突き飛ばしているわが子を叱り、「ごめんなさいは?」と、相手に謝ることを促す対応をする場合が多いように思います。一般的な大人の理論からすると、「先に手を出した(暴力を振るった)方が悪い」となりますが、子どもの場合は、暴力ということではなく、言葉がうまく出なくて、相手にその状況をやめてもらうための行為として、突き飛ばしたり、叩いたりという行動に出てしまうことがあります。無理矢理謝らせても、自分は悪くないと思っていれば形だけになったり、無理強いされた印象だけが強く残ることもあります。まずは、「どうしたの?」と状況を聞き、自分の気持ち、相手の気持ちを整理した上で、解決の方法を相談してはいかがでしょう。

2012.04.01

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育児

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病気の子どもの保育

子どもを保育園に預けている家庭では、病気になったときにどうするかということも、悩みの種ですね。お父さんかお母さんが仕事の都合をつけて子どもと一緒に過ごすとか、おばあちゃんにみていてもらうなどの対応ができればいいのですが、どうしても都合がつかない日もあると思います。まだ少しずつではありますが、病気の子どもを保育してくれる施設なども増えてきています。病院や診療所などに、病児専門の保育施設を併設している場合、保育園などの中に病気の子どもを預かる施設を併設する場合、病児保育に対応するベビーシッターもあります。子どもは急に体調が悪くなったりしますから、日頃から情報収集しておきましょう。市区町村でも少しずつ病児保育への対応を進めているところもありますから、役所などに問い合わせてみるといいですね。

2012.04.01

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ワークライフバランス

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友だちの家で遊ぶこと

我が家とは違う友だちの家は、子どもにとってはとても楽しい場所のよう。玄関での靴の置き方から、テーブルの大きさや、テレビの場所、カーテンの色など、我が家とは違う環境がとても新鮮にうつるものです。よその子どもを迎え入れることに抵抗があるお母さんもいますが、可能なら、お互いの家を行き来させていただける関係の友だちがいるのは子どもにとっても、ありがたいこと。我が家にとって普通のことが、ほかの家では普通でなかったり、それぞれの家のルールがあることに気付くこともできて、いい社会勉強にもなります。もちろん、「家で遊べるのは○時まで」とか、「この部屋には入らない」など、守って欲しいことはきっぱりと伝え、守らせることも大切です。いつも同じ家ばかりに負担をかけず、行き来できる関係が理想です。

2012.03.01

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育児

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赤ちゃんも花粉症に

ここ数年、子どもの花粉症は増えていて、しかも低年齢化しているそうです。赤ちゃんでも花粉症になることがあるようですが、風邪とはどのように違うのでしょうか。赤ちゃんの場合は、自分から不快な症状を伝えることができませんが、鼻や目を頻繁にこするような仕草をしたり、透明な鼻水が出続ける、目が充血しているというような症状が見られたら、小児科医を受診しましょう。予防策としては、花粉を室内に持ち込まないこと。花粉が多い日は、洗濯物や布団を外に干すのを控え、外出後は玄関の前で花粉を払い落としてから家に入るようにしましょう。帰宅後は、子どもには手洗いやうがいをさせ、赤ちゃんの場合は手を拭いてあげましょう。畳やカーペットはもちろん、布団にも掃除機を念入りにかけ、床は拭き掃除が効果的と言われています。

2012.03.01

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病気・医療

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気分にムラがある子

すぐに泣いたり、ぐずったり……。気分にムラがある子がいます。その子自身の性格的な部分もあるのですが、まずは家族の生活リズムを見直してみましょう。起きる時間、寝る時間、食事の時間、お風呂の時間など、1日の基本となる時間を毎日一定にしましょう。午前中は外で元気に遊び、昼食を食べたら自宅でゆっくり過ごし、夕方、買い物がてら、また外に出かける……など。たとえば、食事も家族それぞれがテーブルにつく位置を、毎日同じ場所にしてみたり。大人もそうですが、毎日同じリズムで過ごすことは、子どもの安心感につながり、子どもの心も落ち着いてくることが多いものです。同じ繰り返しがあるからこそ、たまに夜更かししてみたり、いつもと「違うこと」をしてみると、ちょっと刺激的で楽しく感じることもあります。

2012.02.01

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育児

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妊娠中の薬の心配

妊娠中に飲んでしまった薬について、心配する妊婦さんが増えています。妊娠前に飲んでいた薬については、一部の薬を除いて基本的には心配ないと言われています。また、妊娠初期の服用を控えた方がいい薬もあるようですが、市販薬など一般の人が手に入れられる薬の場合は、赤ちゃんに影響を及ぼすものは基本的にないと言われています。妊娠中の場合は、妊娠を告げて、医師に処方してもらいましょう。心配な場合は、現物を持参するか、正式名を確認し、飲んだ回数や期間を書き出して、かかりつけの産婦人科医に、相談しましょう。薬の専門外来を設けている病院も増えてきました。産婦人科医では判断がつかない場合、医師に告げられた内容に納得いかなかったり不安な場合などは、不安を抱え込まずに、専門の窓口を利用して相談しましょう。

2012.02.01

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病気・医療

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寒い季節の着せ方

寒い季節、お母さん自身が冷えを感じやすいと、赤ちゃんにも厚着をさせてしまいがち。生後間もない赤ちゃんは体温調整が上手にできないので、大人と同じくらいの衣服の枚数でいいのですが、生後3カ月を過ぎた赤ちゃんは、新陳代謝も活発になりますから、大人より1枚少なめが目安です。汗をかいたままにしていると、あせもの原因になったり、身体を冷やして風邪の原因になることもあります。こまめに確認し、汗をかいていたら1枚脱がせて調節したり、肌着を替えましょう。室内なら、靴下ははかせなくても大丈夫です。寒い季節でも外気に触れさせることは大切です。冬の寒さを肌で感じる経験を通して、だんだん体温調節できるようになっていきます。お天気がよければ、靴下をはかせ、帽子やマフラーで冷気をさえぎって出かけてみましょう。

2012.01.01

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育児

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下痢の時のお尻ケア

寒い季節には下痢を伴う風邪が流行ることも多いもの。赤ちゃんの具合が悪いと、お母さんもお世話が大変ですが、家事を手抜きするなどして上手に体を休めながら、乗り切りましょう。下痢の時には、何度もゆるい便が出てしまいますから、とにかくこまめなおむつ替えを心がけましょう。流れた便が皮膚についていると、ただれの原因になります。可能なら1日に数回、ぬるま湯でお尻を洗ってあげたいところですが、無理ならぬるま湯でびしゃびしゃにしたコットンなどで、洗い流すように拭いてあげましょう。お尻がきれいになったら、乾いたティッシュなどで押さえるように拭き、皮膚に水分を残さないようにしてから、おむつをつけます。ただれがひどくなるようなら、お医者さんに診てもらい、軟膏などを処方してもらいましょう。

2012.01.01

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病気・医療

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電車でベビーカー

赤ちゃん連れで電車やバスに乗るとき、ベビーカーを畳まず乗車できるところも増えています。でも、乗るときには赤ちゃんの安全への配慮はもちろんのこと、周囲への気配りも忘れないようにしたいもの。朝晩のラッシュ時は混んでいて、急いでいる人も多いので、携帯に気を取られて前をよく見ずに歩いている人もいます。ベビーカーにつまずかれると、赤ちゃんも危険です。できるだけラッシュ時をさけた時間に利用しましょう。ホームの端を歩かず、ドアが閉まる間際の駆け込み乗車はさけて余裕を持って乗り込むこと、乗車後はタイヤをロックし、揺れでベビーカーが動かないようにする、赤ちゃんにはシートベルトをして転落を防止するなどしましょう。ホームへの階段の上り下りに駅員や周囲の人が手を貸してくれたら、お礼の言葉も忘れずに。

2011.12.01

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育児

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吐かせると危険なもの

赤ちゃんがちょっと目を離したすきに、危険なものを飲んだり食べたりしたら、吐かせるのが基本。でも、石油製品や酸・アルカリ性の強いものを飲んだ場合は、吐かせることで気管支に入って肺炎を起こしたり、もう一度粘膜を傷つけてしまうことがあるため、吐かせてはいけません。吐かせてはいけないものは、トイレ用洗剤、カビ取り洗剤、漂白剤、シンナー、ベンジン、灯油、ガソリン、殺虫剤、ワックス、除光液などです。吐かせてはいけないものを飲んだり食べたりしてしまった場合は、救急車を呼ぶか、急いで病院に連れて行きます。赤ちゃんは、何にでも好奇心旺盛ですから、危険なものは、赤ちゃんの手の届かない場所に厳重にしまうこと。赤ちゃんの手が届く範囲の場合は、容器を密閉し、棚などの扉を開けられない工夫が必要です。

2011.12.01

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病気・医療

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子どもとの約束

子どもと「今度の日曜日○○へ行こう」と言って、守れないときにどうしますか。まだ小さいからわからない、おやつでも買ってあげればごまかせる……なんていうのはNG。幼稚園くらいになれば、ある程度記憶力もしっかりしてきますから、特に親と一緒の楽しみな予定は、しっかりと覚えているものです。まずは、できない約束はしないこと。○日にどこへ、などと時間や場所を特定した場合は、子どもとの約束といえども優先させたいものです。どうしても無理なら、ごまかすのではなく、「急にお仕事に行かなくちゃならなくなった。ごめんね」などと、ちゃんと理由を伝え、子どもにあやまりましょう。そして、新たに次の実現可能な約束をできるといいですね。子どもを一人の人間として対等に扱う姿勢が、子どもとの信頼関係を育みます。

2011.11.01

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育児

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まずは小児科で受診

「湿疹ができたから、皮膚科に連れて行った方がいいかな?」、「目やにが出ているから眼科に連れて行くべき?」と迷うことはありませんか。でも、いきなり専門医に連れて行っても、子どもの症状を詳しく知っている先生がいるかどうかわかりません。子どもを病院に連れて行くときには、まずかかりつけの小児科へ連れて行きましょう。小児科の場合は、その名の通り子どもの病気をたくさん診察して、症状などをよく知っている先生が治療にあたっているはずです。小児科の先生が判断して専門医の治療を受けた方がいいということになれば、紹介状を書いてくれるでしょう。まず最初にかかりつけの小児科に連れて行くことで、我が子が今までにかかった病気など一通りその先生に把握してもらえることになります。以降の診察や、気になる症状を相談するときの参考にもなるでしょう。

2011.11.01

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病気・医療

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遊びのきっかけ作り

屋外で身体を動かすことを楽しめる子どもにするためには、どうしたらいいのでしょうか。子どもを公園に連れて行って「さあ遊んでおいで」と、ベンチに座ったまま、子どもの様子もあまり見ないお父さんやお母さんがいます。経験や年齢によって、子どもが自分から遊びに入っていくことができる場合はいいのですが、初めての公園や遊具、顔見知りの友だちがいない場所なら、まずは親が一緒になって子どもと遊びましょう。親子で遊んでいる様子を見て、ほかの子どもたちがマネして遊びはじめたり、遊びの輪が広がっていくこともあります。子ども自身が、遊び方やペースがつかめたら、親はちょっと離れて見守っていてもいいですね。お父さんやお母さんが、子どもを遊び場に連れて行ってあげるのはとても大切なこと。でも、連れて行って終わりではなく、遊びのきっかけ作りもしてあげましょう。

2011.10.01

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育児

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喫煙と受動喫煙

妊娠中の喫煙が赤ちゃんの発育に悪影響を及ぼすことは、知っている方も多いでしょう。ニコチンは血管を収縮する作用があるため流産や早産の確率が高まったり、お腹の赤ちゃんに十分な酸素がいかないために発育が妨げられ低出生体重児として産まれてくるというケースも少なくありません。また、お母さん自体が喫煙しなくても、お父さんからの受動喫煙によってほぼ同じような影響が指摘されています。赤ちゃん誕生後も同じこと。受動喫煙によって、乳児突然死症候群が起こりやすくなるという指摘もありますし、気管支炎や肺炎、ぜんそく、中耳炎などの要因になるとも言われています。タバコが身近にあることで、赤ちゃんがタバコを誤飲し、命に危険を及ぼすこともあります。妊娠・出産を機会に、夫婦で禁煙してはいかがでしょう。

2011.10.01

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病気・医療

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泣き虫で困る

何かあるごとに泣く子、泣かずに我慢する子、いろいろなタイプの子がいます。泣く子は甘えん坊、泣かない子は我慢強く子という見方もあるようですが、泣くのは良くない、泣かない方がいいということでもありません。むしろ、泣くということで、自分の気持ちを素直に吐き出すことができる子であるともいえるでしょう。親の方も泣いたからといって、いつも子どもの思うとおりにしてあげるのはよくないこと。子どもの思いをくんであげられるときには受け止め、でも受け入れられないときには断固とした姿勢も必要です。たとえば今日はおもちゃを買わないと約束したのに、買って欲しいとだだをこねて泣き出したり。そんな時には、「約束したから今日はダメ」ときっぱりと伝えましょう。子どもは成長と共に、泣かずに自分の思いを伝える方法を身につけていきます。

2011.09.01

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育児

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受診するときに

病院に行って診察を受けるときには、まず病気の経過や現在の様子を的確に伝えることが大切です。「どうしましたか」と聞かれて「えーっと」と考えるのではなく、受診前に伝えたい内容をまとめておきましょう。せきや鼻水、嘔吐、熱などの症状はあるのか、それは何日前からなのか、現在の熱は何度か、食事や水分は摂れているのか、きげんはどうかなど、的確に要領よく医師に伝えることで、適切に診察するための情報にもなります。診察後、医師から病気についての説明をされたら、その時には「こんなこと聞くとおかしいかな」などと遠慮せずに、わからないことは聞き返したり、質問して解決しましょう。入浴はOKか、食事で注意することはあるかなど、疑問はできるだけその場で解消します。診察後はホームケアになるので、理解して帰ることが大切です。

2011.09.01

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男の子と女の子

子どもを育てるときに、わが子の性別によって、偏った見方をしていることはありませんか。たとえば遊び方でも、「男の子なのに、おままごとばっかり」とか「女の子なのに、戦いごっこが好き」なんて嘆いたり、「男の子なのにピンク色が好きなんて」とか。また、絵本などを読んでいても、運転手さんなら男の人が描かれていることがほとんどだったり。そんな会話や情報が繰り返し子どもに与えられると、意識の中に、自然と親の見方がすり込まれてしまうこともあります。子どもの好みを疑問視せず、「なぜそれが好きなの?」と理由を聞いて会話を楽しむのもいいですね。子ども自身が考えて、ステキな答えを聞かせてくれそうです。大人が持っている無意識の先入観をなるべく植え付けないように心がけ、子ども自身の好みを認めてあげましょう。

2011.08.01

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育児

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顔や頭をひっかく

自分で顔や頭をひっかいてしまい、ひっかき傷ができたり、うっすらと血を出してしまう赤ちゃんがいます。赤ちゃんは泣いたり、眠かったりすると、顔などをかきむしってしまうことが少なくありません。赤ちゃんの爪は薄いので、爪が伸びているとひっかき傷がつきやすいので、こまめにチェックして、伸びていたら切ってあげましょう。あまり気になる場合は、ミトンを付けるという方法もあります。頭をかきむしってしまうからと帽子などをかぶせるのは、汗をかいてしまうので逆効果です。こまめに汗をぬぐってあげたり、暑い季節はシャワーで汗を流すなど、皮膚の清潔を心がけましょう。頻繁にひっかき傷ができてしまう場合は、湿疹ができていたり、肌がかさついていてかゆいなどのトラブルも考えられます。早めに小児科に受診しましょう。

2011.08.01

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仲間に入れない

公園や児童館で、友達の輪の中になかなか入ろうとしないわが子。そんな姿を見ると、「幼稚園や保育園で、みんなと仲良くやっていけるのかな」と心配になりますね。年齢や、きょうだいがいるか、同じくらいの年の子と接する機会が多いかなど、その子の状況によっても異なりますが、お母さんが「仲間に入れてもらいなさい」と無理強いしたり、「お母さんは一緒に遊ばないから、みんなと遊びなさい」などと突き放したりは逆効果です。子ども自身どんな風に声をかけたらいいのか、自分を受け入れてもらえるのかと、ドキドキしているのかもしれません。友だちの様子をじっと観察しているのかもしれません。まずは、お母さんと一緒にいっぱい遊んだり、甘えさせてあげましょう。心が元気になると、外へ向かう力がわいてくるものです。

2011.07.01

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育児

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熱があるとき

赤ちゃんが熱を出したとき、間違ったケアは、赤ちゃんの病気を長引かせてしまうこともあるので、要注意です。まず、熱が出たからと行って、すぐに解熱剤は使わないこと。熱は、体内のウイルスや細菌の活動を抑えようとする防御反応でもありますから、熱があってもきげんがいい時には、むやみに使わずに医師の指示にしたがいましょう。また、身体全体が熱いのに厚着をさせたり、布団をたくさんかけて温めすぎるのもNG。熱がこもってしまうので、タオルでくるんだ保冷剤などで、脇の下や首のまわりなどを冷やしてあげましょう。逆に顔色が悪く、手足がとても冷たいときには衣類を1枚多く着せるなど、温かくしてあげましょう。熱はこまめに計って、熱以外の赤ちゃんの様子もチェックして、早めに受診しましょう。

2011.07.01

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おっぱいの張り

最近では母乳で赤ちゃんを育てたいというお母さんも増えてきています。でも、何らかの乳房のトラブルによって、母乳をあきらめてしまうかたも少なくないようです。多くある乳房のトラブルは、乳房のしこり。乳房が張る場合は、赤ちゃんに頻繁におっぱいを飲んでもらって、水分を控えましょう。高カロリーの食事や甘いものの食べ過ぎは乳房が張る原因になりますから、授乳している時はなるべく控えます。冷えや肩こりも乳房のしこりの原因になると言われています。乳房の張りがひどいと、熱を持ったりして乳腺炎になることもあります。出産した産婦人科を受診してもいいですが、近くに助産院があれば、助産師さんに相談してみましょう。助産院で出産していない場合でも、乳房のマッサージをしてくれたり、快く相談に応じてくれます。

2011.06.01

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食べ物での窒息に注意

小さい子どもがのどに詰まらせてしまうものには、小さいいおもちゃや、部品、キャップなどがありますが、食べ物をのどに詰まらせることも少なくありません。特に離乳食期をすぎて、大人と同じようなものが食べられるようになると、「もうちゃんと噛めるから」と安心しがちですが、プチトマトやお団子、おもち、ゼリーなどをのどに詰まらせてしまうことがあります。のどに詰まってしまって呼吸が苦しそうな場合は、救急車を待っている時間はありません。急いで詰まった物を取り除きます。小さな子どもの場合はうつぶせにして、頭を低くし、手のひらで背中の真ん中を叩き、吐き出させます。掃除機などで吸い取るのも有効とされています。3歳くらいまでの時期は、食べ物は小さめに切って与えたり、大人が一緒に食べて、見守ることが大切です。

2011.06.01

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病気・医療

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お宮参り

産まれて間もない赤ちゃんが、初めて土地の氏神様にお参りしに行くのが初宮参り。子どもの誕生を神様に感謝し、すこやかな成長を祈願する古 くから伝わる行事です。日取りは地域などによっても違うようですが、生後30日前後で、男の子なら30日か31日目、女の子なら31日か32日目というのが一般的なしきたり。でも、生まれて間もない赤ちゃんですから、赤ちゃんの健康状態と、母親の体力の回復も考慮して、天気のよい日にお参りするのがいいでしょ う。赤ちゃんは祝着を掛けて、祖母が抱き、母親と一緒にお参りするというのが習わし。祖母が抱くという風習は、産後の母体への思いやりからうま れたものと言われていますが、現在では母親が抱く場合も多いようです。お参りの後は家族で食事会をするなど、祝いの膳を囲むというのが一般的です。

2011.05.01

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疲れたと言う子

幼稚園から帰ってくると、すぐに「疲れた」と言う子。帰宅後も元気に遊んでいるお友だちの様子を見ると、なぜうちの子は疲れやすのかと、心配になりますね。もちろん体調が悪い場合もありますが、「疲れた」という表現には子どもの状況によって、別な意味が含まれていることもあるもの。普段歩く機会が少なくて、幼稚園の活動などで疲れてしまう場合。幼稚園では元気に活動することができて、お昼寝して回復するなら心配ありませんが、休日などに親子で体を動かすなど、楽しい体力作りを心がけるといいですね。もう一つは、幼稚園で緊張するできごとがあったり、自分の気が向かないことを頑張っている場合や、下にきょうだいがいて甘えたい時に「疲れた」と表現する子もいます。幼稚園や家での子どもの様子をキャッチして、体や心を休めてあげましょう。

2011.05.01

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病気・医療

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災害後の子どもの様子

地震や災害などを体験したり、テレビで衝撃的な映像を見ると、子どもの心が不安定になり、親への依存が強くなります。赤ちゃん返りをしたり、親にまとわりついたり、ぐずったり泣きわめくこともあります。可能なら、できるだけ子どもと一緒に過ごし、ひざに乗せる、肩を抱く、手をつなぐなど、スキンシップを心がけましょう。「がんばれ」「しっかりしなさい」などの叱咤激励ではなく、「大丈夫」「守ってあげる」など、包容的な言葉がけをしましょう。子どもは何度も同じ話をすることがありますが、ちゃんと聞いて、感情を吐き出させてあげましょう。いつもと同じ生活は、子どもの心を安定させます。子ども同士遊ばせたり、絵本を読み聞かせたり、お絵かきをした……。子どもができることがあれば、お手伝いを頼むなど役割を与えましょう。

2011.04.01

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泣き方が違う時

いつもとちょっと泣き方が違う、いつもとちょっと様子が違う……。このような赤ちゃんの些細な変化は、お母さんだからこそ気が付くことも多いものですね。熱が出て体調が悪くなると、赤ちゃんは機嫌が悪くなり、いつもと違う泣き方をすることがあります。検温して熱を確かめてみましょう。また、いつもと違って、急に激しく泣くなどの時には、便に血が混ざっていないか、吐いたりしないかなど、ほかに変わったことがないか注意しておきます。何らかの病気の可能性があります。中耳炎の場合も耳の痛みで激しく泣く場合があります。病気などが原因で泣いている場合には、抱っこしてあげてもすぐに泣きやまなかったり、あやしたときの反応も違うものです。いつもと違ってちょっと心配だと思ったら、病院で診てもらうと安心ですね。

2011.04.01

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厳しさとやさしさ

子どもを育てるとき、お母さんはやさしい存在、お父さんは厳しい存在というイメージがありますが、これは両方でバランスが取れていればいいことです。何か悪いことをしたとしても、両方が厳しい場合、追いつめられて子どもの心が逃げ場を失ってしまうことがあります。厳しさも必要ですが、一方で、心を受け止めてくれたり、時には甘やかしてくれるやさしさも必要です。最近は核家族で暮らしている場合が多いのですが、お父さんお母さんだけでなく、おじいちゃんやおばあちゃん、近所のおじさんやおばさんなど、たくさんの大人との関わりがあると、さまざまな厳しさややさしさ、いろいろな考え方に触れることができます。心がけて複数の大人と過ごせる機会を作り、たくさんの目と、たくさんの心の中で子どもを育んでいきたいものです。

2011.03.01

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母子手帳

母子手帳とは、赤ちゃんとお母さん自身の健康を管理するために、公的な機関から交付される手帳。妊娠が確定した妊娠10週前後のころになると、産院などから「母子手帳をもらってきてください」と言われます。交付方法は自治体により若干異なり、妊娠届出書だけでいい場合もありますし、医師の妊娠証明書が必要なところもありますから、あらかじめ役所に確認しましょう。母子手帳の交付時には、妊娠中の健診を無料で受けられる受診券を渡されるので、使用方法などよく聞いておきましょう。妊娠・出産・育児についての副読本や、地域の育児情報や制度などを紹介した冊子を渡されることも。最近では、父子手帳や父親ハンドブックを配布する自治体もあります。一部の自治体のものはホームページからダウンロードが可能なので、ぜひ利用を。

2011.02.01

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アレルギーの予防

最近、何らかのアレルギーの病気になる子が増えています。さまざまな要因がありますが、住環境の変化や生活習慣なども大きな原因であると言われています。アレルギーは遺伝的に受け継がれやすいと言われていますが、アレルゲン(アレルギーの原因物質。ダニ、ホコリ、カビ、花粉、一部の食物など)を遠ざけたり、減らすことで、アレルギーの発症を予防したり、症状を和らげられると言われています。密室化した室内のハウスダストもアレルギーの原因になると言われていますから、タバコを室内で吸わない、空気の入れ換えをこまめに行う、掃除や洗濯をしてハウスダストを取り除くなど、日頃の心がけが大切。あまり早すぎる離乳食の開始は避け、生活を規則正しくして1日のリズムを作り、体調を整えることもアレルギーの予防につながります。

2011.02.01

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病気・医療

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子どもを預けるとき

デパートやホテルのベビールームに、子どもを預けるときには、どのようなことに気を付けたらいいのでしょう。その場で急に預かってくれるところもありますが、預かってくれる子どもの年齢制限や、保育者の数に対する子どもの定員もありますから、事前に予約しておく方が安心です。子どもの年齢・性別、アレルギーの有無、保育するときに気を付けて欲しい点や「なるべく○○して欲しい」などの希望があれば明確に伝え、不明なことは細かく聞いておきましょう。着替えやオムツ、粉ミルク、おやつなど当日持参するものは事前に確認し、必要な場合は記名するなどしておきます。預ける当日は、熱を計ったり、体調などを確認し、いつもと違う様子があれば、「ちょっとお腹がゆるい……」など、保育者にきちんと伝えておきましょう。

2011.01.01

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おっぱいの張り

最近では母乳で赤ちゃんを育てたいというお母さんも増えてきています。でも、何らかの乳房のトラブルによって、母乳をあきらめてしまうかたも少なくないようです。多くある乳房のトラブルは、乳房のしこり。乳房が張る場合は、赤ちゃんに頻繁におっぱいを飲んでもらって、水分を控えましょう。高カロリーの食事や甘いものの食べ過ぎは乳房が張る原因になりますから、授乳している時はなるべく控えます。冷えや肩こりも乳房のしこりの原因になると言われています。乳房の張りがひどいと、熱を持ったりして乳腺炎になることもあります。出産した産婦人科を受診してもいいですが、近くに助産院があれば、助産師さんに相談してみましょう。助産院で出産していない場合でも、乳房のマッサージをしてくれたり、快く相談に応じてくれます。

2011.01.01

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病気・医療

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お父さんだと泣く

お父さんに、お風呂に入れる役をしてもらったり、抱っこしてもらったりしても、赤ちゃんに泣かれてしまって困るということも少なくないようです。これはお父さんが仕事などで忙しく、赤ちゃんに接する機会が少ないからかもしれません。泣いてしまうからとお母さんべったりになってしまうのは、赤ちゃんにも、育児参加しようとしているお父さんにもいいことではありません。少しずつ、お父さんに慣れてもらいましょう。いきなり赤ちゃんをお父さんに抱っこさせるのではなく、まずはお母さんが抱っこしながらお父さんとおもちゃなどで一緒に遊んでみましょう。お風呂に入れる時も泣かれるなら、お風呂に入れるのはお母さん、お風呂から上がるときに受け取るのをお父さんにしてみたり、3人で一緒に入ってみたり。赤ちゃんも慣れれば、きっとお父さんのことが好きになるはずです。

2010.12.01

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育児

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タバコの誤飲

赤ちゃんはいろいろなものを口に入れるようになりますが、赤ちゃんの誤飲を品目別に見ると、最も多いのがタバコです。火のついていないタバコを食べてしまう場合も量によっては危険ですが、特に、ジュースの空き缶などを灰皿代わりにしてタバコを吸っていた場合、缶に残ったジュースにニコチンが溶け出してしまうので、赤ちゃんが間違って飲んでしまうと大変危険で、少量でも命に関わることがあります。抵抗力のない赤ちゃんには、タバコの煙自体もよくありませんから、赤ちゃんのいる部屋ではタバコを吸わない。タバコを吸ったらすぐに吸い殻を処分することなどを徹底しましょう。日本中毒情報センターには、タバコを飲み込んでしまったときの対処方法などを24時間テープで案内する「タバコ専用電話」(無料)TEL:072-726-9922があります。

2010.12.01

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上の子の育て方

下に赤ちゃんが産まれると、親はどうしても「お兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだから」と、自立を要求するような言葉をかけてしまいますよね。もちろん、年齢は下の子よりも上ですが、下の子が産まれるまではひとりっこ。親の愛情を一人だけで受けていたのに、下の子が生まれたことで、急にそれが減ってしまう寂しさも感じています。下の子にはおっぱいをあげたり、おむつを替えたり、意識しなくても何かと手をかけているものです。上の子の年齢にもよりますが、ちょっと手があいたら、思いっきり甘えさせてあげましょう。そして下の子のお世話を頼むこと。「ちょっとあやしてあげてね」「おむつ持ってきて」なんてお願いして、やってくれたらほめてあげると、上の子も赤ちゃんのお世話が楽しくなって、自然と面倒を見てくれるようになります。

2010.11.01

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低出生体重児の育て方

最近では、体重2500g以下で産まれる低出生体重児の割合が増えています。いろいろな原因が指摘されていますが、妊娠中の体重を過度にコントロールしてしまっていることも一因と言われています。妊娠中はお腹の赤ちゃんを育むために、バランスの良い食事を心がけて、適度に体重増加することが大切です。小さく産まれた赤ちゃんが退院できる目安は、2300〜2500g。退院時に特に医師の指示がなければ、通常の生活をしても大丈夫だいうことです。赤ちゃんが小さいと、病気をしやすいのではなどといろいろ心配になりますが、特別扱いする必要はありません。身体の発達は本来の出産予定日から数えた月齢、精神的な発達は実際に産まれた時からの月齢が目安になると言われています。同じ時期に産まれた赤ちゃんと比較する必要はありません。

2010.11.01

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離乳食を与える時間

生後5〜6カ月ごろ、そろそろ離乳食の開始時期ですね。最近では、早い時期から開始しない方がいいという考え方が多いので、赤ちゃんの体調がいい時期も見ながら開始しましょう。育児書などには、「毎日同じ時間にあげるように」などと書かれていることも多いのですが、ミルクを飲む時間やお昼寝の時間など、まだ生活リズムが安定していない赤ちゃんもいるでしょう。1回食の場合、お母さんの朝の家事が一段落して、少し時間が取れる朝10時頃に離乳食を与える方が多いようです。でも、10時と決めたからと言って、毎日必ず10時にあげなくても大丈夫。赤ちゃんが眠っているのに起こして離乳食を与えることはありません。離乳食をあげたいと思っている時間にいつも眠ってしまうなら、赤ちゃんが目覚めて機嫌がいい時間を見つけ、その時間に与えるといいでしょう。無理せず、毎日ほぼ同じ時間に食べさせるようになってくると、赤ちゃんの生活リズムもだんだんと整ってきます

2010.10.01

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夜、急病になったら

赤ちゃんが夜、病気になると、急いで病院に連れて行った方がいいのか迷いますね。かかりつけの小児科などが夜間診療をしている場合は受け付けに電話して相談すればいいのですが、夜間診療をしているところも多くはありません。そんな時に心強いのが、小児救急電話相談「#8000」。全ての都道府県で実施されており、全国同一短縮番号「#8000」をプッシュすると、住んでいる都道府県の相談窓口に自動転送されるシステムです。小児科の医師や看護師から、症状に応じた適切な対処の仕方や、受診する病院などのアドバイスを受けられます。多くは平日の22時か23時まで対応していますが都道府県ごとに時間帯や休日の対応が若干異なりますから、一度インターネットなどで確認しておきましょう。

2010.10.01

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かんしゃくを起こす

突然怒り出したり、泣きわめいたり……。子どもにかんしゃくを起こされると、親も大変。親を叩いたりかみついたりする子もいて、本気で子どもとやりあってしまうと、とても疲れてしまうと思います。かんしゃくは、自分の気持ちが伝わらないいらだちと、自分の意志が通らないことに対するいらだちの表れ。言葉が少しずつ出るようになり、でもまだうまく話せない1歳半から2歳半頃に多く見られます。子どもがかんしゃくを起こしたら、親は冷静を心がけて。「○○できなくて、怒ってるのね」と、何で怒っているのか、言葉で表現してあげましょう。怒り過ぎて子どもが言葉を受けとめられないなら、冷静になるまで少し待ってみましょう。「自分の意志がでてきた証拠」と、ゆとりを持って対応できると良いですね。

2010.09.01

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育児

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薬を嫌がる子ども

具合が悪いとき、せっかくお医者さんに行ってもらってきた薬なのに、子どもが飲んでくれないと困るものです。小児科では甘い味を付けたシロップを出してくれるところが多いですが、子どもによっては苦くないのに味を嫌がって飲んでくれないこともあります。でも嫌がるからと言って飲ませないと病気が早く直りませんし、嫌がるのを無理に飲ませようとすると、吐き出してしまったりします。ミルクに混ぜるのは、味が変わってミルク嫌いになる子もいるのでおすすめできません。そんな時には、粉薬にしてもらって、市販の薬専用のゼリーを利用してはいかがでしょう。粉末のものに粉薬を混ぜて水を加えるとゼリー状になるものや、最初からゼリー状になっていてそこに粉薬をくるむようにしてのませるものもあります。薬局やドラッグストアで購入できます。

2010.09.01

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水遊びをさせるとき

暑い季節、水遊びはとっても楽しいもの。あせも対策にもなるので、お母さんの余力があれば、やってあげたいものです。地域によっては、水遊び用の親水公園やジャブジャブ池などがある場合もあります。無料で利用できる場合も多いので、場所などは市町村に問い合わせたり、ご近所の先輩お母さんに聞いてみましょう。自宅でビニールプールなどが用意できない場合は、大きめの桶に水を張ってあげたり、お風呂にほんの少しお水を入れてあげるといいですね。小さなお子さんはお母さんやお父さんと一緒に遊ぶと思いますが、特に水遊びの場合は必ず大人が見守ることが大切。少ない水量でも、すべった拍子に水に顔を埋めてしまう可能性もあります。起きあがれずパニックになると、命に関わる危険もあります。家事の手を休め、ジョウロで水をかけてあげたりして、子どもと一緒に遊びましょう。

2010.08.01

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あせものより

“あせものより”とは、多発性汗腺膿瘍と呼ばれ、あせもにばい菌が入って汗が出る穴(汗腺)が化膿したもの。膿んで痛くなることがあります。皮膚の下で化膿するため、赤ちゃんの場合、頭にできると骨があるので、こぶのように見えることがあります。熱が出たり、リンパ腺が腫れることもあるので、早めに受診することが大切です。あせものよりを起こさないためには、あせもを防ぐことが大切です。子どもは汗をかくことで汗腺を発達させていきますから、汗をかかせないようにするのではなく、汗をかいた後の肌を清潔にしてあげましょう。汗をかいたら濡れタオルなどで、強くこすらないようにして、押さえるように拭きましょう。可能なら、外から帰ったら、サッとシャワーなどで汗を流したり、ぬるま湯で行水させてあげるといいですね。

2010.08.01

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絵本を読んであげよう

お母さんに絵本を読んでもらうのは、子どもにとってとても幸せな時間。ひざの上で安心しながら、お母さんのやさしい声が聞こえてくるのは、心地よいものです。始めのうちは、聞いているのか聞いていないのかわからなくても、子どもはしだいに、言葉や絵に興味を持つようになるでしょ う。また、同じ絵本でもお母さんとお父さんでは読み方が違います。お父さんが育児参加するきっかけがつかめないようなら、絵本を子どもとのコ ミュニケーションツールにするのもひとつの方法です。絵本の選び方としては、子どもの日常生活と関わりのあるものがおすすめ。まず1冊は子どもの好きな乗り物や動物などが登場するものを選んであげるといいですね。また、子どもは「もこもこ」とか「ぺろぺろ」という擬態語や擬声語のくり返しも大好きです。とても単純な絵でも、自由に発想を膨らませていくことができます。

2010.07.01

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予防接種を忘れずに

予防接種とは、感染症の原因となるウイルスや細菌から予防接種液(ワクチン)をつくり、それを身体に接種して、その病気に対する抵抗力(免疫)をつけるというもの。その病気にかかりにくくなったり、かかっても軽度ですむようになるものです。予防接種には一定の年齢になったら受けることが望ましいとされている定期(勧奨)接種と、接種するかどうかが親の判断に任されている任意接種があります。接種は、日時や場所が決まっている集団接種と、個人で病院に受けに行く個別接種があります。赤ちゃんが産まれて、生後3カ月になると、定期接種があります。ポリオ、BCG、三種混合(ジフテリア、百日ぜき、破傷風)です。集団接種の日程を優先して、個別接種を組み込み、忘れることのないように受けさせましょう。

2010.07.01

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夕暮れ泣き

赤ちゃんが2〜3カ月ごろ、夕方になると機嫌が悪くなり、2〜3時間泣きやまなくなることがあります。オムツを替えても、ミルクをあげても だめ、抱っこしてもだめ。赤ちゃんの具合が悪いのではないかと、心配になることもあるでしょう。これはいわゆる夕暮れ泣きというもの。夕暮れになると胃腸も疲れてくるので、おなかにガスがたまって泣くのではないかと言われています。また、お母さんも疲れてきて母乳の出が悪くなったり、家事などに手を取られ、ゆったりとした気持ちで接することができなくなることも原因の一つ と言われています。日中は元気で過ごしていて、熱もないようなら、夕暮れ泣きだと思って様子をみましょう。赤ちゃんがだんだん生活のパターンに慣れてくると、夕暮れ泣きも2〜3週間するうちにおさまってくるようです。

2010.06.01

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赤ちゃんの目やに

赤ちゃんは、新陳代謝が盛んですし、まぶたに皮下脂肪がたくさんついているので、逆さまつげになりやすく、目やにが多く出ることがあります。目やにが多くて、朝起きたときに片方の目がくっついていることもありますが、5カ月を過ぎる頃には、顔も少しほっそりとしてきて、目やにも自然と減ってくるようです。目やにが出ていたら、濡らしたガーゼなどで目やにをやわらかくしながら、こまめに拭きとって清潔を心がけましょう。目やにだけでなく、白目が充血していたり、まぶたが腫れていたりする場合は、結膜炎や鼻涙管から鼻腔に通じる部分が閉じてしまっている鼻涙管閉塞なども考えられます。また、機嫌が悪い、食欲がないなどの場合は風邪などの可能性も考えられますので、普段と違う様子があるなど心配なら、まず小児科で診てもらいましょう。

2010.06.01

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